これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

ハロウィンウインナーパイ

2015年11月01日 17時35分31秒 | エッセイ
 昨日はハロウィンだった。
 仮装するわけではないが、ちょっぴり変わったことをしたくなる。
「はーい、今日のおやつはハロウィン・スイーツですよ~」
 


 これは和菓子で、中にはカボチャ餡が入っている。なかなか好評だった。
 夕食も、多少は手の込んだものを作りたくなる。
 本を見て、ハロウィンの料理を調べてみた。
「よし、これなら簡単にできそう」
 私が選んだのは、ハロウィンウインナーパイである。



 市販のウインナーに、細く切った冷凍パイシートを巻きつけ、オーブントースターで焼くだけ。熱いうちに、チーズと黒ゴマで作った目をセットするのだ。これは手軽でいい。
 ところが、パイシートが曲者だった。
「あれ? 売り切れだ……」
 1軒目のスーパーにはなかった。2軒目も3軒目も棚は空っぽ。「パイシート 348円」という札だけを残して、家族旅行に出かけたような雰囲気だった。
 さて、どうしよう。
 パンプキンパイを作るわけではないので、他のもので代用できないだろうか。
 最初に浮かんできたのがパスタやうどんだった。
「でも、麺類は弾力性があるから、うまく巻きつかないかも……」
 ボツ。
 それから、野菜が候補に上がってきた。
「スライスしたジャガイモをピーラーで薄くそいで、茹でたものを巻きつけたらどうかしら」
 いいアイデアだと思ったのだが、冷蔵庫にジャガイモはなかった。代わりにあったのが大根。でも、大根とウインナーなんて組み合わせはあり得ない。
 これもボツ。
「いっそのこと、スライスチーズを細く切って、目と一緒に巻きつけてみるか……」
 苦しまぎれの策だったが、意外にうまくいった。見本とは少し違うが、ほぼ同じような料理のでき上がり。



「美味しい!」
 チーズとウインナーの相性もバッチリで、これまた好評だった。
 ついでに、カボチャのグラタンも添えて、今年のハロウィンは終了である。



 ここで一句。
 「パイシート 9月のうちに 買っておけ」
 いい教訓になりました……。


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コメント (12)
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