これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

哀しみのアルテイシア

2015年11月05日 21時23分34秒 | エッセイ
 仕事を早く切り上げ、池袋に向かった。目指すはシネマサンシャイン。ガンダムオタクなら見逃せない、「THE ORIGINⅡ 哀しみのアルテイシア」が上映されているからだ。
 事前に、facebookで情報は仕入れてある。ディープなファンが、何枚も買ったチケットをアップしていた。この人はすべて自分ひとりで観るらしい。
 思った通り、劇場内には男性を中心とした中高年ばかりが集まっていた。
「ブルーレイとプログラムと、〇〇と××にコーラをください」
「はい、13500円になります」
 買い過ぎじゃねと思ったが、商品を受け取ったサラリーマンがうれしそうな顔をしていたので、こちらもクスッと笑いたくなる。きっと、この人はこの日をずっと楽しみに待っていたのだろう。ファン同士は、何となくわかり合える。
 上映時間は58分で、前作より短い。今回の最大の目玉は、キャスバルと同じ年で顔もそっくりな「シャア・アズナブル」という少年が出てくるところだろう。



 違っているのは瞳の色だけ。キャスバルは青だが、シャアはとび色をしている。キャラクターデザインは楽でいい。2人がどのように関わってくるかが重要なポイントである。ファーストで、シャアが仮面をつけている真の理由が見えてきた。
 しかし、キャスバルの凶暴さにはげんなりした。キレやすい子みたいな描かれ方は、よろしくないと思うのだが。
 事前情報によると、プログラムには誤植があるらしい。
 これが問題の箇所だが、最初はどこが間違っているのか気づかなかった。



 この女性は「キシリア・ザビ」という名前なのに、「キリシア・ザビ」になっている。
 ついでに、前作のパンフレットでも、「キリシア」となっていたのには驚いた。



 指摘されるまで、ずっとわからなかったかもしれない。
「人は、最初と最後の字があっていれば、間に間違いがあっても気づかないんだって」などと言われたことを思い出した。
 ラストは、「ここで終わるか!?」という絶妙のタイミングである。「哀しみのアルテイシア」というより、「哀れなアルテイシア」というタイトルのほうが正しい気がした。とはいえ、来春公開の3作目「暁の蜂起」が待ち遠しくて仕方ない。
 公開は11月13日まで。13日なら、多少は時間がとれる。
 最終日で混んでいるかもしれないが、もう一度観に行きたい。


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コメント (12)
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