これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

ジョンソンタウンでいただきまーす!

2015年11月12日 20時49分43秒 | エッセイ
 入間のコストコで娘と買い物をしたあとは、ジョンソンタウンに向かう。
 以前、ブロ友さんの記事に「ロコモコが美味しい」と書かれていたので、探してみた。
「ここかな。メニューにロコモコって書いてある」
「でも、平日のみだって」
「ダメじゃん」



 すっかりロコモコモードになった娘は、別に店を見つけようとして歩き出した。
「ここは?」
「聞いてみよう。すみませーん」



 結果は同じで、土日はロコモコを作らないという返答である。
「でもさ、ここのランチはよさそうな気がする」
 私の嗅覚は「入れ」と告げている。実のところ、ハンバーガーを食べたかったので、ハンバーグランチにした。



「じゃあ、ミキはバジルチキンにする」



 予想通り、メチャクチャ美味しい。スープも絶品だし、サラダもハンバーグも申し分なし。料理のクオリティはかなり高かった。
 気をよくして店を出たら、雑貨店でおみやげを見る。アメリカっぽいものだけでなく、アジア的なものやブリティッシュなものも売られていた。
 私が気に入ったのは、MADE IN UKのショートブレッドである。



 ワンちゃんが可愛いだけでなく、バターをたっぷり使っていてコクがあり、いい味だ。
 幹線道路に出たら、狭山茶のお店を発見した。
「いらっしゃいませ。ただいま、お茶をいれますね」
 店内で飲んだお茶は、口当たりがまろやかで、誰とでも打ち解けられる女の子のようだった。
「いかがですか。こちらは秋のお茶です」
「うーん、もっと香りが強くて、尖った味のお茶はありませんか」
 私はハッキリとした味が好きなのだ。
「そうですね、好き嫌いは分かれますが、こちらはいかがでしょう」



 これにも嗅覚が働き、買うことを即決した。のちほど、飲んでみたら、渋みと苦みのバランスが期待通りで大満足。ぜひ、おススメしたい。
 30分ほど歩いたせいか、甘いものが欲しくなった。実は、お茶屋さんでソフトクリームを食べたのだが、もっとこってり系のものがいい。
「おやつ食べたい」
「は? お腹いっぱいだけど」
 娘は呆れていたが、私は食後のデザートを求めてカフェを探した。
「あ、クレープ。ここにしよう」
 ケーキもいいけれど、私はクレープがことのほか好きである。
「生クリームとあずきとイチゴのクレープください」
 ジャジャーン!



 これも花マルの味。膨らみからわかるように、あずきもイチゴも生クリームも、たっぷり入っている。黄金色の皮の中で、美味しいものがゴロゴロ集まっているのがうれしい。あっという間に平らげた。
 土曜日の昼下がりとあって、家族連れやペット連れ、若いカップルに老夫婦などが楽しそうに街中を歩いていた。どの顔も微笑み、幸せそうに会話を続ける。ここにいると、平日の喧騒や多忙さを忘れてしまいそうだ。
「ジョンソンタウンって好きかも」
「ミキも。今度はロコモコが食べられる日に来ようよ」
「そうだね」
 平日で来られる日となると、12月か1月。仕事の合間を縫って、時間を作ってみたい。
 食い意地は人を行動的にさせる。
 それとも、私だけ?


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 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
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コメント (12)
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