第三話の題名は以下である。
迷惑な国
ーLeave Only Footsteps!ー
ー歩みだけを残しなさいー
【キノの旅】第3話 感想まとめ『迷惑な国』
1. https://pokemon-with.com/MAG/kino-no-tabi-03
STORY|あらすじ
キノがハンモックで一休みしていると、突然地面が揺れた。揺れは次第に大きくなり、巨大な灰色の城壁が現れる。動く国の姿に驚愕するキノとエルメス。キノが試しに手を振ってみると、動く国はキノに入国するかと尋ねてきた。応じたキノたちは歓迎され、常に移動しつづける動く国で数日を過ごすが
以上がネット上の「あらすじ」である。
以下は、私が感動(感情が動かされた言葉)である。
終わり近く、約20数分経過後の登場人物同士の台詞である。
~~~~台詞の引用~~~~~
これだけの力があれば、他国を攻め滅ぼすのも、
征服して支配下に置くのも、簡単でしょうね。
まあ~それは、そうなんですけど…
私達は、そんな生活を望みません。
今でも十分幸せですし、
世界中を敵に回すのも愚かな事ですし…
ただ…昨日みたいな事は、まれにありますけどね。
それでも移動は続けるの?
ええ~どんな人間でも、どんな国でも、
ある程度他人や他国に迷惑を掛けながら存在しているものですよ。
………………
あの国は、これからどこへ行くんだろうな?
さあ~ね!
でも、これはハッキリしている。数百日後には、
キノがライフル構えているところが壁画になるわ!
それは、チョッと恥ずかしいかな…
迷惑?
それ程でもないかな…
~~~~引用終了~~~~
私の感想は以下である。
力ある「迷惑な国」は、闘わず征服せず、
ただただ前へ先へ移動し続ける、のみ。
彼らの国は、旅人達の国、旅する国、なのだろう。
人の幸せ、人間の幸せとは?
支配者になる事。
国の大統領になる事。
会社の社長になる事。
亭主関白になる事。
「幸せって」なんなのだろう…
「人生は旅である」とは、誰かの台詞にあった。
「人生は冒険である」も、そうである。