先日、小3の算数少人数のCクラスの補助に入った。
授業は、「割り算」の一回目であった。
問題は、12個の飴を一人3個ずつ分けたら、何人に分けられますか?
式は、12÷3…ここまでは、私が知っている割り算であった。
この後の計算方法が少々違っていた。
12÷3=
12÷3 一段目
6 二段目
9 三段目 答えは、4人
12 四段目
3×( )=12
三の段の「九九」を頭の中だけでは、なく視覚で確認できる形で書く事である。
今まで私は、このような形で書いている割り算の計算式を見た事がなかった。
これは、私にとっては新鮮な驚き・感動であった。
そんな割り算の話で、昨日家内が「割り算は等分割である」と言っていた。
それに対して、私は、「割り算は引き算」と言い張った。
12個の飴を3人分ける場合に、引き算は使えない…?
12個の飴を一人3個ずつ何人に分けられるか?なら、
12-3=9 一人分、
9-3=6 二人分、
6-3=3 三人分、
3-3=0 四人分、 答えは、4人。
でも、12を一回で3分割なら、12=( )×3の式であり、これは引き算ではでき難い…ようである。
それでも、
12個を一回に一つずつ、三人に分けるから、
12-3=9 一巡目、
9-3=6 二巡目、
6-3=3 三巡目、
3-3= 四巡目、 答えは、一人4個。
今少し前に、この話を家内にしたら…
割り算は割り算で引き算ではない…と言い張って、
その具体例として、四角いケーキを等分に分ける時…
「目分量・目測で等分に線引きして大きさを決めて分ける」と言った。
そこで、私は、
「確かにそのように全体を一度に等分するなら、引き算ではないだろうが…」
「それでも、一人一人が、目測して適当に切り取っていくなら、引き算だろう」と反論した。
ただし…「一人一人」の場合は必ずしも…「等分割」とは限らない、のだろうが…。
掛け算は、足し算の応用である。
それは、同じ数の足し算を、掛け算「九九」として作り、計算の簡略化をしたモノ。
割り算とは、掛け算の反対の計算。
足し算の応用が、掛け算。
足し算の反対計算が、引き算。
掛け算の反対計算が、割り算。
掛け算は足し算の応用。
割り算は、足し算の応用の反対だから、引き算の応用。
生前の楽しい想い出の筈なのに…
読んでいると…やはり淋しく悲しい…
それでも…
以前のような強烈な淋しさ・悲しみは…ないようだ…
家内とも楽しい想い出を「楽しい」
と感じられるようになり得るには…
もう少し時の経過が必要なのだろう…