紅白の水引、タデの仲間、ほんに小さい花です。

2022-09-06 00:21:07 | 花や風景など
猫の額のような裏庭で、細い茎に小さく咲く花を見っけ。
(生えた状態では写真に撮れないほど小さい
以前から生えているのは知ってましたが、あえてジッと見ていなかったのです。

水引(ミズヒキ)」というタデ科イヌタデ属で晩夏から秋にかけて咲くみたい。
我が家ではあまり目立つ存在ではなく…
そういえばハハんちでは林立してるように見えたなぁ…
写真を撮るついでにご機嫌伺いしておこうと出かけました。
ほぼ毎日のように顔を合わせていますが、
花を愛でつつ元気かどうかをチェックするのもワタシの役目かなと。
 「有象無象(ウゾウムゾウ)」状態。
子どもの頃ココは小さな池でした、そこを埋め立てなんでもかんでも植えている…
というか勝手に生えている。
ワタシは雑草のジャングルと呼んでいますが、ハハにとっては宝物がいっぱい、らしい。
この歳になっていろいろ勉強させてもらってるので、まっいいか

さて、例の「ミズヒキ」、茎一本。
 

よく見てみて、こんな状況です。
  
わかりませんねぇ、「花一輪」おそらく1~2mmほどです。
横にして撮ってますが、確かに一輪で「紅白」なので『水引』と呼ばれる由縁?
上から見たら「赤」、下から見れば「白」、、、
花言葉は「慶事

 花弁に見えるのは「ガク」らしい

 
↑ 咲き終わった花はこんなんです。
白く「ちょろん」と出てるのは「めしべ」だって。
熟すと乾いた実になり「ひっつき虫」になるコですよ。

これらの本でお勉強いたしました…
 「牧野日本植物図鑑(学生版)

 「美しき小さな雑草の花図鑑
≪細い茎に紅白の花がまばらにつきます。
 細くて長い穂が、上から見ると赤く、下からだと白く見えるのを、
 祝い事に結ぶ紅白の水引にたとえました。
 なんでそう見えるのかしらと小さな花をよく見ると、
 上半分が赤、下半分が白のツートンカラーなのでした。
 白いおしべもかわいいアクセントを添えています。
 花びら状の萼は4枚ですがおしべは4隅と中央に計5本
 めしべの先は2つに分かれて、花が終わるとかぎ針になり、
 ひっつきむしの実の旅をバックアップします。≫

小さすぎて、マジマジ見たことなかったのですが、
意外と可愛い花でした、さすが「タデ科」。
本格的な秋になるとあちこちでいろんな種類が咲きますよ、
楽しみ~~

ではまた

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