この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚。

2013-02-15 23:37:04 | ゲーム
 最近ちょっと驚いたことがあって、それは何かというとマイミクのachiさんがスーファミの『タクティクス・オウガ』というゲームをプレイしていることをツイッターで知ったことです。
 『タクティクス・オウガ』!!!
 自分は生粋のスーファミ原理主義者です。
 ゲームハードはスーファミこそが最高だと信じて疑っていません。
 もちろんスーファミには通信機能はないですし、写真と見紛うようなグラフィックなどは望むべくもありません。
 でも純粋にゲームを楽しむだけであればゲームハードはスーファミの機能で充分と考えています。そしてすべてのスーファミソフトの中で至高のソフトは二本だけとも。
 その一本が現在もプレイ中の『風来のシレン』です。
 自分はこれ以上面白いテレビゲームがあるとは思っていません。
 もう十年以上プレイしていて、未だに飽きる気配がまったくない。たぶん一生飽きることはないと思います。
 まさに「キング・オブ・ゲーム」、至高のゲームです(あくまで自分にとって、です)。
 
 その至高のゲームに唯一対抗しうる(と思っている)のが『タクティクス・オウガ』なんです。
 確かに純粋にテレビゲームのゲーム性だけでいえば『風来のシレン』こそが至高のゲームなんですが、テレビゲームにはゲーム性以外の要素もあるじゃないですか。例えばシナリオであり、キャラクターであり、ヴィジュアルであり、音楽であったりするのですが。
 そういった総合的なものも含めれば、『タクティクス・オウガ』は『風来のシレン』にも対抗しうると思うのです。

 記事のタイトルである「駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚」というのは『タクティクス・オウガ』のカオス・ルート第三章の章題です。
 どんな章題やねん!!って思いますよね。センス良すぎ。
 章題一つとっても『タクティクス・オウガ』がフツーのゲームじゃないことが伺えます。

 先ほどカオス・ルートと書きましたが、このゲームには三つのルートがあります。
 ルート分岐において選択が迫られるのですが、その選択が超ハードなんですよ。
 バルマムッサという町でプレイヤーに強いられる選択は、町の人たちの虐殺に加担するかどうか、なんです。
 そんなの加担できるか!という選択肢を選ぶと上述のカオス・ルートに行っちゃうわけですが、別のルートを選択しても虐殺が起きないわけではないのです。
 それどころか虐殺者の汚名を着せられちゃう。笑。
 どこまでいってもハードなんですよね。

 ハードなのはストーリーだけでなく、難易度もこれまた超ハード。
 中盤を過ぎればある程度戦力と装備が整って結構攻略も簡単なんですが、序盤は本当にきつい。
 カオス・ルート選択後のバルマムッサの町での戦いはこれまでの仲間と戦うわけですから、戦力が乏しいことこの上ない。
 何度リセットボタンを押したことやら。笑。

 そんないろんな意味でハードな『タクティクス・オウガ』ですが、どんなゲームでも極める達人はいるもので、通常10人チーム編成であるのに(それでも相当きつい)、世の中には何と何と5人チームでプレイするツワモノもいるんですよね。う~ん、すごすぎ。でも究極的には一人プレイも出来るらしいですけど。あんたらまともじゃない!!

 ちなみに3つのルートとというのはカオス、ロウ、ニュートラルの3つです。
 何だかんだ偉そうに語っといて『タクティクス・オウガ』、カオス・ルートしか攻略したことないんですけどね。
 いつかニュートラル・ルートにチャレンジしてニバス先生と対面したいです。笑。

 最後にニコニコ動画の『タクティクス・オウガ』BGM『FortuneTeller2』のページをリンクさせときますね。こちら。ニコ動に登録してあるという方は一度聞いてみて下さい。
コメント (4)
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