この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

正直面白くないと思った名作映画について語ってみる。

2017-09-07 21:35:07 | 旧作映画
 先日、【名作とされる古い映画を観て「面白くない」と感じるのはごく自然な反応だ 】というネット記事を紹介しました。
 自分がこの記事を支持するのは、結局のところ自分自身が古い名作映画を見て「面白くない」と思ったことが一度ならずあるから、でしょうか。
 今日は自分が面白くないと思った名作映画を何本か紹介したいと思います。

 まずは難解なことで知られるSF映画『2001年宇宙の旅』。
 数年前、お正月休みの深夜に放映されていたのを録画したのですが、途中でダレて、結局最後まで見ることはありませんでした。
 なので作品を正当に評価することは出来ませんが、まぁ最後まで見なかったということは面白くないと思ったのと同義といってよいでしょう。
 最後まで見たらこの評価は変わるのかな?

 お次はオールスターキャスト映画として知られる『大脱走』。リバイバル上映で観ました。
 自分は『大脱走』というタイトルから、ドイツ軍捕虜収容所から連合軍兵士が奇想天外な方法で脱走するお話なのかと思っていました。
 が、違うんですよ。
 この『大脱走』、連合軍兵士が脱走することはするのですが、それがことごとく失敗するというお話なのです。
 観ていてビックリしました。当然カタルシスはゼロ。
 史実を元にしている映画なので仕方ないのかもしれませんが、もう少し脱走を成功させてあげてもいいんじゃないか?と思いました。
 まぁそれだと名作映画にはならなかったかもしれませんが。笑。

 映画史上最も恐ろしいと言われるカルト映画『悪魔のいけにえ』は知人からDVDを借りました。
 これも見ていてビックリしましたね。あまりの怖く無さに。現代のホラー映画に慣れているせいか、ひどくかったるかったです。
 自分は見る前にこの映画に出てくる若者たちは土地勘のない土地に迷い込んで殺人鬼に殺されていくのかと思っていました。
 これもやっぱり違うんですよね。
 若者たちのうちの1人がこの土地の出身という設定なのです。
 とすると、その若者は殺人鬼一家のことを知っていたのか?
 知っていて殺されたのであればあまりに無防備だし、知らなかったとすれば、あんな頭のおかしな一家が近所に住んでいて知らないというのはおかしいし、どちらにしても感心はしないけど。
 まぁそんな些末なことが気になるのは自分ぐらいなんでしょうけれど。笑。

 そんな感じで古い映画を見て「面白い!」と思ったことがあまりない自分です。
 これから先、面白いと思える名作映画に出会うことはあるのかな?
コメント (4)
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