この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

感慨深いものがあった『ペッパーズ・ゴースト』。

2021-11-08 21:53:42 | 読書
 伊坂幸太郎著、『ペッパーズ・ゴースト』読了。

 昔は本を読むのが好きでした。
 どれぐらい好きだったかというと、図書館通いをするぐらいには好きでした。
 最後に図書館に行ってどれぐらい経つんだろう、、、もう三、四年ぐらいにはなるんじゃないかなぁ。
 すっかり本を読まなくなってしまいました。
 なぜ本を読まなくなったのか。
 理由は単純、目が悪くなったからです。
 目が悪くなったというか、近視が進んだというか、老眼になったというか、、、まぁ全部一緒ですが。
 目が悪くなって本が読めないというなら、眼鏡をすればいいんじゃないの?という人もいるでしょう。
 もっともだと思います。
 でも出来れば眼鏡はしたくないんですよ。
 自分は世の中には二種類の人間がいると思っています
 それは眼鏡が似合う人と似合わない人です。
 どう考えても自分は後者なんですよね。
 眼鏡が似合う人が心底羨ましい…。
 というぐらいならコンタクトレンズにすれば?という人もいるでしょう。
 もっともだと思います。
 でもコンタクトレンズはもっと嫌なんです。
 我が儘でゴメンなさい。。。
 そんなわけで本は、特に小説は、めったに買わなくなりました。
 贔屓の作家の新刊を買うぐらいで、、、それも果たして読み終えることが出来るのだろうかと恐る恐る買います。
 『ペッパーズ・ゴースト』を買うときも今の自分にこんな分厚いハードカバーを最後のページまで読むことが出来るのだろうか、と疑問でした。
 そして読み終えた時、感慨深いものがありましたね。
 まだ自分にもハードカバーを最後まで読む力が残っていたか、と。
 ・・・・・・・。
 『ペッパーズ・ゴースト』の内容、関係ないやん!

 いや、面白かったですよ、『ペッバーズ・ゴースト』。
 ただ作者の集大成的作品というほどではなかったかな。
 作者が一番脂の乗っていたころは、伏線回収の巧みさ、ドンデン返しの鮮やかさに驚愕したものだけどね。
 まぁでも面白かったので、あと最後まで読むことが出来たので満足です。

 若者よ、本は若いうちに読め!!
コメント (2)
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