ジョージ・ミラー監督、アニヤ・テイラー=ジョイ主演、『マッドマックス フュリオサ』、6/1、ユナイテッド・シネマトリアス久山にて鑑賞(映画サービスデーにつき鑑賞料金1300円)。2024年26本目.。
さて、映画のハシゴもこの『マッドマックス フュリオサ』でラストです。
朝の9:15から夜の23:41まで、一日に6本、我ながらよく観たなぁと思います。
ちなみに九州では一日に6本観るのが最大ですが、オールナイト上映のある東京では一日9本観ることも可能なのだとか(こちら)。
いやー、絶対やってみたくない企画ですね。笑。
あ、そうそう、初めて一日5本映画を観た時は本当に死ぬほどきつかったんですけど、今回は結構さくっと6本観ることが出来ました。
単純に体調の問題だったのかもしれません。
個人的にスピンオフってそんなに嫌いじゃありません。
あのキャラにはこんな過去があったのかとか、あのアイテムにはこんな由来があったのかとか、そんなオリジナルシリーズとの繋がりを感じるのが好きなんですよね。
でも『マッドマックス フュリオサ』ってそんなに上手く『マッドマックス 怒りのデス・ロード』と繋がっているとは思えなかったなぁ。
まず納得いかなかったのが、ディメンタス将軍に捕まったフェリオサが彼女自身の生まれ故郷でもある『実りの地』の場所を知っているにもかかわらず、将軍からそのことについて一切問われることないってことでしょうか。
彼女の母親はそのために将軍から拷問を受け、責め殺されてるんですよ。
それなのに同じく「実りの地」の場所を知るフェリオサが将軍からそのことについて一切問われず、お姫様扱いされるのは腑に落ちないというか。
自分が将軍だったら、母親にしたのと同じことを彼女にもするけどね(←鬼畜)。
というか、娘を人質に取っているんだから、母親に対して「娘を殺されたくなければ『実りの地』の場所を言え」ぐらいのことは言うと思うんだけどなぁ。
そういったシーンが一切ないのって物語としてすごく変だと思いました。
あと、フェリオサといえば左手の義手が特徴ですよね。
フェリオサがどういった経緯であの義手を装着するようになったのか、あの義手を製作したのは誰なのか、興味を持って見ていたんですけど、驚くなかれ、義手を製作したのは彼女自身でした。
しかも片手で。
それまで義手製作するようなスキルを匂わせないというのもどうかと思いますが、仮にそういったスキルを隠し持っていたとしても、片手で義手を製作するのは絶対に無理だと思いました。
序盤で納得いかず、終盤で絶対に無理だと思ったので、必然的に本作への評価は低くなるんですけど、全体的に見てもあんまり感心しなかったかな。
本作は『マッドマックス』シリーズのスピンオフなので、当然『マッドマックス』的な演出はされているんですけど、ぶっちゃけ何一つ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を越えるものがなかったですよね。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』はもっとハチャメチャでぶっ飛んでいた気がします。
それが本作の一番の問題かもしれません。
お気に入り度★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
さて、映画のハシゴもこの『マッドマックス フュリオサ』でラストです。
朝の9:15から夜の23:41まで、一日に6本、我ながらよく観たなぁと思います。
ちなみに九州では一日に6本観るのが最大ですが、オールナイト上映のある東京では一日9本観ることも可能なのだとか(こちら)。
いやー、絶対やってみたくない企画ですね。笑。
あ、そうそう、初めて一日5本映画を観た時は本当に死ぬほどきつかったんですけど、今回は結構さくっと6本観ることが出来ました。
単純に体調の問題だったのかもしれません。
個人的にスピンオフってそんなに嫌いじゃありません。
あのキャラにはこんな過去があったのかとか、あのアイテムにはこんな由来があったのかとか、そんなオリジナルシリーズとの繋がりを感じるのが好きなんですよね。
でも『マッドマックス フュリオサ』ってそんなに上手く『マッドマックス 怒りのデス・ロード』と繋がっているとは思えなかったなぁ。
まず納得いかなかったのが、ディメンタス将軍に捕まったフェリオサが彼女自身の生まれ故郷でもある『実りの地』の場所を知っているにもかかわらず、将軍からそのことについて一切問われることないってことでしょうか。
彼女の母親はそのために将軍から拷問を受け、責め殺されてるんですよ。
それなのに同じく「実りの地」の場所を知るフェリオサが将軍からそのことについて一切問われず、お姫様扱いされるのは腑に落ちないというか。
自分が将軍だったら、母親にしたのと同じことを彼女にもするけどね(←鬼畜)。
というか、娘を人質に取っているんだから、母親に対して「娘を殺されたくなければ『実りの地』の場所を言え」ぐらいのことは言うと思うんだけどなぁ。
そういったシーンが一切ないのって物語としてすごく変だと思いました。
あと、フェリオサといえば左手の義手が特徴ですよね。
フェリオサがどういった経緯であの義手を装着するようになったのか、あの義手を製作したのは誰なのか、興味を持って見ていたんですけど、驚くなかれ、義手を製作したのは彼女自身でした。
しかも片手で。
それまで義手製作するようなスキルを匂わせないというのもどうかと思いますが、仮にそういったスキルを隠し持っていたとしても、片手で義手を製作するのは絶対に無理だと思いました。
序盤で納得いかず、終盤で絶対に無理だと思ったので、必然的に本作への評価は低くなるんですけど、全体的に見てもあんまり感心しなかったかな。
本作は『マッドマックス』シリーズのスピンオフなので、当然『マッドマックス』的な演出はされているんですけど、ぶっちゃけ何一つ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を越えるものがなかったですよね。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』はもっとハチャメチャでぶっ飛んでいた気がします。
それが本作の一番の問題かもしれません。
お気に入り度★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
ただ、この映画、このシリーズを知らず、この映画だけ見れば、そこそこのアクション映画だと思います。
前作「怒りのデスロード」と比べると、アラが目立つのは否めません。
「フェリオサ」が駄作というより、「怒りのデスロード」が傑作ということでしょう。
『マットマックス フェリオサ』も決して悪くはないのだけれど、『怒りのデスロード』の前日譚だからそれに繋げなくちゃいけないし、またそれ以上のものを期待すると「あれ?」って感じになるのだと思います。
人の期待に応えるのって難しいです。