けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

仮定の話はしない。

2005-07-29 05:09:25 | football
MARCAより。2ヶ月ぶりにルイス・フィーゴがマスコミに対して語りました。

プレシーズンがスタートして状況はどう変化していますか?オプションとしてプレイするか、それとも日に日にここではスタメンになることはないと知るか。
私はフットボールをすることについて考え続けている。このチームでプレイするだけのコンディションを自分が備えていると信じている。イメージし、プレイすることを考えながら練習する。私が決めるわけではない。私がする唯一のことは、努力を続け可能な限りベストのことをするだけだ。誰がプレイするかは監督が決めることだ。

レアル・マドリーを離れることは辛いものでしょうか?
仮定の話はしない。私の考えはフットボールをすることだ。今私はこのクラブにとってより良いものを探している。今は個人的な立場としては複雑な状況にある。しかし私はこのクラブにとってベストなことをするつもりだし、少なくともクラブが私に求めることをするつもりだと思っている。私は、私にはこのチームでプレイするだけのコンディションが備わっているという考えに従っている。もし私がそうできないとしたら、それは彼らがそうしているということだ。私は同じやり方でやっている。

ルイス・フィーゴのような選手、あるいは同じレベルの選手にとって、ベンチに座っているのは良いことではないと考えているのですか?
プロフェッショナルであるなら誰でもプレイすることを望むし、人がそう考えるのは論理的なことだ。私はクラブに、彼らが私を主要な戦力として考慮していないなら、私に伝えてほしいと思う。それでも私は、自分がプレイするだけのコンディションを備えていると信じているのだから、プレイすることを考えて練習を続けている。

ルシェンブルゴとの関係は改善されていますか?
それは他の人の興味を引く必要のないことだ。この関係は監督と選手、というものだ。関係は良くなっている。しかしそれは私にとって重要な問題ではない。

チームの仲間たちは残るようにと言ったりするのでしょうか?
そうだね。私は彼らと5年の間付き合っている。私たちの間には親愛の気持ちと友情が存在している。だからそういったことを彼らが言ってくれるのは論理的なことだ。5年も一緒だった後に離れるのは容易なことではない。彼らはクラブと私に注意を払ってくれている。最も良い解決法を見つける必要がある。私はプレイしたいということを考え続けている。私の一番の理想はここでプレイすること、だから私は6年間の契約にサインしたのだ。しかしもし監督の構想から外れたり私がほとんどプレイできないのなら、私の将来の解決方法を見つける必要が出てくるだろう。

インテル・ミラノについての話が出ていますが。
たくさんの話があるね。

しかしあなたの代理人はミラノに行ったようですが…
選択肢の一つに過ぎない。私はこのクラブにとってベストなものを見つけたい。

何年も私たちはルイス・フィーゴの状況と、衰えていないのにプレイ時間を与えられずベンチに追い込まれているのに、そのプロフェッショナリズムが示す教訓を思い出すでしょう。違いますか?(この質問、よくわかりません)
私の考えはここでプレイするということのままだ。なぜなら私はそれができるし、そのために私は自分を最大の常態にまで持っていかなければならない。私の義務はできる限りベストなやり方で自分の仕事をすること、そして監督の決定を難しくすることだ。この5年間で私に与えてくれたことで、本当にレアル・マドリーには感謝している。レアル・マドリーのおかげで私は成長した。私をサポートしてくれた人にも恩義がある。私を信じてくれる多くの人たちがいる。私は彼らをだますことはできない。私は誰にも私のプロフェッショナリズムに疑いを持たせることはできない。だから私は、私が所属するクラブにとって良いことを知り、さらにベストであることをし続ける。

恨みなどなく、マドリディスタとしてここを去るつもりである、その通りでしょうか?
レアル・マドリーにとってベストなものを望む。まるでクラブから出て行ってしまったかのようなことは私は考えない。多くのことが書かれている。しかしこの2ヶ月間、私は誰とも移籍問題について語っていない。だから確かなことは、私がそうやって去るという話は私にとって驚きであるということだ。私は、クラブの内部についても外部についても、もっとも良い結果を望んでいる。明らかに私はマドリディスタだ。

マドリーではないスペインのほかのチームであなたのプレイを見ることはできないのでしょうか?
それは私への意見かな?(笑い出す)

つまりレアル・マドリーのライバルへの移籍を望まないとなれば、それは私にとってニュースだと思ったからです。違いますか?
レアル・マドリーは私が選ぶベストの選択肢となるだろう。スペインでの移籍も選択肢としてあるが、しかしそれは難しいだろう。

私は確信しているのです。ここを離れたとして、あなたがベルナベウに戻ってくることは、カンプノウへ戻ることと同じにはならないのでは、と。(ここもよくわからない)
それだけはないだろうね(さらに笑う)。私は人々が私に好意を持ち、私の努力に価値を見出してくれたとわかっている。私にとって最も重要なことは、もっとも複雑な時期に人々が私のことを好ましく思ってくれていることだ。私は包み込まれていると感じているよ。私は常に努力を惜しまない。しかし人々はそれを理解してくれている。

レアル・マドリーがフィーゴに対して以上のものを与えられるのは誰でしょう?(ここが一番わからなかったところ)
コメントはできない。私は非常に落ち着いていることに気づき始めている。レアル・マドリーは非常に多くのものを私に与えてくれた。私はとても感謝している。

常に名声の重要性について話していますね?
そうだ。繰り返そう。それは私がここに来た理由のひとつだった。そして私はミスを犯してはいない。ここは世界の中で最も偉大なクラブだ。

次のインタビューはミラノでしょうか?
また意見かな(再び笑う)。私は2006年の6月30日まではレアル・マドリーの選手であり続ける。違うか?

残留するというように考えを変えさせるものは何でしょうか?10月になったらすべてが変化するかもしれないとは考えませんか?
私がこの奇妙で複雑な状況を引き起こした原因ではない。私はこの状況を好んではいない。私は自分にとってできるだけベストな状態に慣れようとし、そしてこの状況を変化させようと練習し続けている。もし何が起こるかわかっているなら、ここを離れているだろう。

私はマドリーの選手だ。そして私はそうあり続けようとする。しかし……


どのくらいフィーゴがピッチの中にいるのを見られるでしょうか?
2年だ。明らかに、2年間はまだ高いレベルでプレイできるとわかっている。そしてその後も見られるかもしれない。

W杯も今は目標の一つでしょうか?
当然だ。私は代表に戻り、そこでワールドカップを獲得するために戦っている。

ではもし今シーズン最終的にレアル・マドリーを離れることになったら、フィーゴはどのように感じるのでしょうか?
辛い思いで立ち去ることになるだろう。しかしそれはまだ仮定に過ぎない。