まさに「エル・ブランコ」の名前のとおり。ベルナベウが真っ白です。ここまで積もったのを見るのは初めてかも。
幸いなことに、今週末の試合はマジョルカ島です。ユニが雪迷彩状態で皆さんどこにいるかわかりません、ってな感じのマドリーも見てみたかったですけど。
ということはつまり
「わ~、ベルナベウが真っ白だ~」
ということは、もちろん真っ白なのがベルナベウだけだというのではなく、マドリー市内を含む辺り一体が真っ白なわけです。もちろんバルデベバスも、
エル・ブランコ。
結局ファンデ・ラモスは、本日11時からのトレーニングを中止にしました。交通に影響が出ていたり、そもそも雪に慣れていない人たちが運転して良いような状況じゃないわけです。それでも選手たちは全力を尽くしてトレーニングに集合。来るのを諦めて途中で自宅に引き返したのが、イケル、セルヒオ・ラモス、エインセ、ガゴ、ファンデルファールト、スナイデル、パレホの7人。他の選手たちが来たってことの方がびっくりですが。休んじゃうよ、普通。
きちんと出勤したラウルやミゲル・トーレスはピッチの様子を見に出てきたそうですが、結局トレーニングは中止が決定。何人かの選手はできるだけ早く自宅に帰ろうと努力し、それ以外は室内で調整。その後、若いのの何人か(=ミゲル・トーレス、パランカ、ハビ・ガルシア、ドレンテ)は、雪合戦……。
日曜の試合はマジョルカ島だから大丈夫、と思ってましたが、このままじゃ飛行機が飛ばないかもしれない…。今節アトレチコはビセンテ・カルデロンで試合ですが、大丈夫なのかな。それに、マドリーでこんな積雪では、他の地域ではもっとひどいところもあるかもしれません。ヌマンシア(ソリア)とかオサスナ(パンプローナ)、ヒホン、サンタンデール辺りは、なんか本格的に寒そう……。
パランカとハビ・ガルシア。
と、ミゲル・トーレス(=パランカの足下にある物体)。埋葬されたようです。選手たちの映像はこちら(MARCATV)で。いい年して、小学生か犬ころのように雪の中を駆けずり回るマドリーの選手たちと、「練習すんのかよ…」とでも言いたげに表情が落ち込んでいるアトレチコの選手たち。そしてヌマンシアのスタジアムでは、10cmの積雪。日曜日17時までになんとかなるのだろうか。
マドリーの選手たち、さらにプラン変更
雪で金曜日のトレーニングがキャンセルになり、マジョルカ戦に備えるのは土曜日午前のトレーニング。のはずでしたが、土曜日にもまだ雪が降る可能性もあるようで、トレーニングも含めいろいろなスケジュールが変更になりました。
当初は、土曜日11時からトレーニング、その後ファンデ・ラモスのプレスカンファレンス、夜19時にバラハス空港を出発してパルマ・デ・マジョルカに向かう予定でした。それが、土曜日午前のトレーニングもキャンセル、ファンデのプレスカンファレンスは予定通りで、選手たちはバルデベバスで一緒に昼食を摂った後、15時にバラハス空港を出発。18時より、マジョルカにて非公開で試合前最後のトレーニングを行う、ということだそうです。確かに雪を掻き分けたドロドロのピッチ上でトレーニングするより良いかも。