けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

言い訳なし

2012-12-17 05:11:25 | football
12/13 Liga Espanola 1a division Jornada 16
Real Madrid C.F. 2-2 Espanyol

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、コエントラン

何かもう、呆れた。何か良かったとこ見つけて擁護しようとか、そういう気が全く起きません、これ。失点の仕方もひどい。ボールロストが多いモドリッチが起点で、センターバック2人が振り切られて、最初の失点。危ない場面を何度か作られた挙句、またもセットプレーから2失点目。失点もひどいけど、攻める方もひどい。前半の数あるチャンスを逃し続け…たのは、まあ運もあるから仕方ないし前半中に追いつけたのは良かった。けど、後半の勝ち越してからの力の抜きっぷりは何あれ。次の点取りに行こうという意思はあったのか。ディマリアが入って良い流れもあったのに、モラタが入ってまた新しい動きも作れただろうに。そのまま流せば終わるだろうとでも思ってたんだろうか。緩慢に30分余りを過ごした後に追いつかれて、そこから慌てたところでどうなるわけでもなく。
もう、こんなんでデシマとか言ってる場合か。

明日は恒例のクリスマスランチだそうです。勝っていったら楽しかっただろうに。


ASからモウリーニョの試合後プレスカンファレンスの内容概括。
--------------------------
試合について
クリスチアーノ・ロナウドは良いプレイをしたが、他のチームメイトはそうではなかった。今、選手たちの姿勢は良くなってきている。我々にはいくらかの落ち着きと運が欠けていた。選手たちの努力から言えば、我々は勝利に値した。明らかなチャンスにミスを犯していた。私には、選手たちへの批判はない。

スポーツ面以外のこと
そうしたことは常に存在するが、影響を与えるものではない。チームはいつものように良くはない。結果なしでは同じ喜びを届けることはできない。今日のチャンスがあれば、他のシーズンでは、我々は3ゴール、4,5ゴールと挙げていたものだ。対戦相手も我々にはほとんどゴールできないものだ。

チーム
彼らが私と共にあると考えている。

リーガ
事実上不可能なものだ。10ポイント差が13ポイント差になり得る。このレベルでは大きすぎる。昨シーズン、我々は2月あるいは3月の時点で10ポイントのリードがあり、この差を維持してフィニッシュした(一時、だいぶ迫られたような…)。しかし、もしわれわれがリーガでの戦いを向上させられれば、コパやチャンピオンズでも上手く向上していけるはずだ。

特殊な時
私は、こういった状況に陥ったことがない。これだけ多くの勝ち点を落とし、チームがこれほど目標から離れた状況になるというのは。私にとっては新しいことだ。しかし、劇的にとらえはしない。ただ、私の人生の1ステージとしてとらえる。できる限り最高の状況でこのシーズンを終えるだけの力を失ってはいない。到達するべきタイトルがあり、そのために戦う。リーガは不可能だと思う。しかし常に気品を持って勝利に挑戦するのみだ。

モドリッチの交代
3日間でフル出場2試合というのは問題になる。私は再度彼を先発で使ったが、彼の答えはベストではないというものだ。しかし彼を休ませるのは痛手だった。交代に値するほどではなかったのだから。しかし私は、サイドで多くのチャンスを作ってくれるだろうと信じてディ・マリアを送りだし、実際そうなった。

セットプレーからの失点
答えたくない。スポーツ・ジャーナリストは、私が話をしなくても、解説できる力があるだろう。

モラルの回復
1つのチームは、個々のメンバー1人ずつから成る。彼らには、奮い立たせねばならない、プロフェッショナルとしての尊厳と大志がある。我々は目標から大きく離れ多すぎる試合を落としている。しかし、他にも目標はある。マドリーが要求するものは、すべての試合で戦うということ。安っぽい哲学などはない。
--------------------------
このさいリーガの勝ち点差がどうかとか、11ポイント差だろうが13ポイント差だろうが、もういいです。
いい試合ができるはずなのに、それぞれの長所が見せられるはずなのに、それができていない。噛み合わせが悪くて、歯がゆい試合ばかり続けてしまう。そこがどうにかならんのか、と思うわけです。




コエントラン、貴重なゴールだったのに……