けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

PSG戦、公式発表:イグアイン

2013-07-28 07:19:21 | football
ドイツ
いま仕事でドイツに来ています。こんなに物理的に近くまできたのに、ラウール@アルサッドとシャルケの親善試合、見られなかった…(フライト、移動中で)。マドリーとの試合を楽しみにしておきます。






で、こっちは見られました。
Amistosos 3
Paris Sant German 0-1 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:ベンゼマ

あんまり気にしてなかったんですが、アンチェロッティにとってはいきなりの古巣対戦。そのせいがあったかどうか、たまにファウルやぶつかり合いもありつつ、親善試合らしい和やかさもあったような気がします。そしてマドリーは、先日お披露目したばかりの、「ロイヤルブルー」のセカンドユニで登場。

試合は、全体としてはリヨン戦よりは良かったと思うんですが、今日もディフェンスがドタバタしてたなあという印象が。それでもゼロに抑えているから…あと、Dロペスがいるから…。
攻撃は…もっとゴール、取れたよね。というくらいにはチャンスはあったと思います。ベンゼマも何度か、クリスチアーノももちろん。ただ、戸惑ったような感じがまだあるような。コンフェデに出た選手たちはアメリカ遠征からチームに合流するようですが、考えたら前めの選手はいない(ヘセは別として)。てことは、既に今の時点である程度見通しが立っていると良いわけですが…どうでしょう。ディ・マリアが左にいったり、イスコとエジルとモドリッチが併用されたり、クリスチアーノが真ん中にいたり、いろいろと工夫はされているようですが、まだどれが最適とはなってないようにも思います。いろいろ試すのは、良いことだと思いますが。
個々の選手も、あるときは良さが目立ったり、しばらくすると存在が薄くなったり、ポジション取りが偏ったりかぶったり…。この試合のゴールは、少人数で一気にもっていくカウンターで、これがまだ武器として持てているのは良いかと思います。その一方で、うまく結果に結びついてなくても、細かくボールまわしてやろうという感じもあり。ま、まだ模索中か。
ポジションの位置づけがわりとはっきりしている分、良さを出しやすくなっているのか、カルバハルが相変わらず好調。アルベロアとカルバハルどっちが先発かというのが、毎試合読めないくらいの存在になってくれそうです。あと、去就が微妙なのが切ないところですが、コエントランはやっぱり出すのはもったいない。コエントラン自身がどういう気持ちでいるのかわかりませんが、マルセロと高いレベルでポジション争いを続けていってほしい、と思うんですが。

試合後マドリーに戻った選手たち、日曜にはアメリカ遠征へ出発します。
あと、ついでに。何気なく気になっていたのが、誰かイブラヒモビッチとユニ交換をするかどうかということで……ナチョ! ズラタンファンだったのか誰かに頼まれたのか、純粋に試合中のファイトをたたえ合ってのことなのかは不明ですが。ナチョか。




公式発表:イグアイン、ナポリへ移籍
「レアル・マドリードC.F.はゴンサロ・イグアインのナポリ移籍をここに発表する。クラブはチーム在籍中の選手のプロフェッショナルとしての振る舞い、貢献に感謝していることを表すとともに、新天地での活躍を期待している。」

昨日マドリーの公式で発表されました。通常は「移籍について合意に至った」程度の簡潔な文章のみの公式ですが、イグアインには、これまでの働きに対する感謝の言葉が。
第4カピタンだったし、2006/2007シーズンの終盤の優勝争いをしている中でのミラクルゴールとか(ルートが20番ユニを掲げてあげたのとか)、試合中に相手に削られたり自分がシュートミスしてカリカリしている様子とか、ゴールの後のガッツポーズがいつもイケてないのとか、腰の手術に行くときの不安そうな表情とか、遠征先でアルビオルとふざけてるのとか、リーガの優勝セレモニーでアルベロアに「ピピータ、残って!」と歌われて感極まっているのとか……ほんの1年ちょっと前か、それ。思い出すといろいろ。印象深い選手だったし、マドリディスモを十分持っている選手でした。と思います。寂しいな。