火曜日のトレーニング
今週2日目のトレーニング。レアなことに今日はメディア向けのトレーニング公開日とのことで、Youtubeでは、レアル・マドリーTVの練習中継が見られました。まだ見られるかな。
月曜に室内別メ調整だった中から、ディエゴ・ロペス、バラン、ディ・マリアが全体練習に復帰しました。クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ベイルは、未だ個別メニュー。とりあえずロナウドは、ピッチでランニング等していたようですが。バランが問題ないようで、そこはほっとしていますが、ペペのニュースがない……。アンチェロッティのプレスカンファレンスでは、
〇ベイルとクリスチアーノはプレイできる
▼ぺぺとベンゼマは、今日の時点では、No
「彼ら2名はどうなるかわからない。私は楽観的にも悲観的にもならない。今の時点では、彼らはプレイできないだろうということ。最終的に決断を下すことになるだろう。このファイナルに向けて、彼ら2人の件だけが、唯一の問題だ。もしぺぺが間に合わなければ、バランが彼のポジションに入る。」
ペペ……。
選手たちのインタビューもたくさん出ています。全員分はさすがに無理ですが、何人か、いけるところまで。
クリスチアーノ・ロナウド
----------------------------------------
フィジカルの状態
「素晴らしい感触だ。試合には、100%に戻れると思うよ。」
リスク
「ファイナルを逃したいと思う人なんていない。望まれてきたファイナル、2年にわたって求めてきたファイナルだ。重要なものだ。でももし体が許さないなら、世界の終わりにはならない。でも出場するつもりだ。十分に自信があるし、満足してもいる。」
負傷してシーズンを終わる
「そういうこともある。トップレベルの選手が多くのトレーニングと試合をこなしてきたんだ。時には体がネガティブな反応を示すこともある。残念なことに僕は問題を抱えてしまったが、それはよくあることだ。どんな選手も問題を抱えている。ビッグプレイヤーたちも負傷していた。重要なのは、僕自身が感じていることだ。」
重要な試合
「とても重要なものだ。こういった試合のために僕たちはシーズンの間トレーニングを積んできたのだし、僕は嬉しく思っている。望むのは、僕たちが頂点に立つこと、そしてファンが僕たちと共にあること。それからポルトガルの人たちも。僕には彼らが必要だ。」
アトレチコは、彼らが本命だと言っている
「彼らが、自分たちが本命だと言っている? そうだな、ピッチの上でどうなるか見ていこう。」
----------------------------------------
本日33歳の誕生日、イケル・カシージャス
----------------------------------------
メディア向け公開日
「今日はいつもとは違うけど、こういうのが毎年あると良いかもね。」
土曜日に向けて誕生日プレゼント
「土曜日は特別なプレゼントと言えるだろう。僕たちは偉大な相手と対戦する。チャンピオンズ・リーグを勝ちたい、でもとりわけ、マドリディスモのためにね。僕たちはかつて、またどのチャンピオンズ・リーグでも、それに値する存在だ。以前のことはほとんど覚えていないほど長い時間がたった。2度チャンピオンズを獲ったけど、僕は19歳、21歳だった。格別な経験になるけど、僕はその時よりも熱い思いを感じている。」
カップを掲げること
「特別な時になるだろうね。2つのタイトルを獲れるのは本当に素晴らしいことだし、そうなればと願っている。」
特別なこの週をどう過ごすか
「他の週と違うとは思わないことだ。でも、僕たちは試合に向けて良い形で準備をしている。特にファンの皆が祝うことができ、シーズンの最高潮にいられるよう願っている。」
マドリディスモへのメッセージ
「僕たちが成し遂げてきたことに誇りを感じてほしいと望んでいる。素晴らしいショーになることを願っているし、皆が一緒になって喜べること、それが僕たちが望んでいることだ。」
カップを掲げるのをイメージする
「この20日間、想像してきた。夢を見て、そう思うことができる。でも現実は、アトレチコが非常に強い相手であること、とても難しい試合になるだろうということ。小さなディテールがある。」
可能性は
「僕たちには、CLを獲得する50%の可能性がある。僕たちは、多くの可能性がある2つのチームで、よりうまくやった方がタイトルを手にする。」
クリスチアーノが100%ではないと思うか
「まだ日があるし、クリスチアーノがチームを助けたいと思う渇望も、彼の素晴らしい働きも分かっている。確実に僕らを助けてくれる。」
----------------------------------------
月曜の昼食
----------------------------------------
月曜日のシウダ・デポルティーバは、いつもと違う日だった。選手たちは朝バルデベバスにやってきて、朝食をとりトレーニングをする。しかしトレーニングと理学療法士のベッドの上でのストレッチの後、駐車場に向かい車をスタートさせる選手はいなかった。
カルロ・アンチェロッティは、バルデベバスのレアル・マドリーの施設で、昼食会を企画したのだ。イタリア人監督は、ファイナルに向けたこの週最初のトレーニングの日を、こうして準備したのだ。ピッチの中で…そして外で。
コーチ陣が目指したのは、この12年間で最も重要な週に、チームの一体感を高めることだった。アンチェロッティが望んでいるのは、チーム内に良いハーモニーをもたらし、また冗談を交わすことがリラックスを促し、これらが選手たちの間のつながりを強めるということだ。
チームはこの1週間をいつも以上に共に過ごすことだろう。なぜならこの日以降、マスコミ対応などで多くの選手がシウダ・デポルティーバで多くの時間を過ごし、木曜の午後には、バルデベバスでのトレーニングを終えてリスボンに向かうことになるからだ。コンセントレーションを行い、ポルトガルの首都にあるチボリ・ホテルで、2晩を共に過ごすことになる。
バルデベバスでのこうした昼食会は異例のことだ。コーチングスタッフたちは、通常は毎日のランチをここのダイニング・ルームで摂るが。しかし今回の機会は良いものだ。カルロはすでに3回の欧州カップファイナルを経験し、選手たちの一体感が要だと理解している。
アンチェロッティは、この種の集まりの力を信じている。シーズンを通じて、既に食事会を企画していた。選手たち同様、バルデベバスの職員たちも呼んで。ある夜には、彼自身が全員を招待した。選手たち間でも、何度も集まりが開かれている。しかしバルデベバスの外、街でも指折りのレストランでのことだった。カピタンの1人であるセルヒオ・ラモスも、チームメイトとの食事会を何度も開催している。
----------------------------------------
負傷から、62日:MARCAの記事
----------------------------------------
ヘセもリスボンでプレイする。グラン・カナリア出身のヘセは、土曜日のファイナルでは、試合前にはチームに付き添って彼らを元気づけ、そして、シベーレスでタイトルを掲げる願いを抱いていることだろう。
彼は試合のある土曜日にリスボンに移動し、その「3日目」のトレーニングに間に合うようにするだろう。チーム自体は木曜の午後にリスボンに移動して、試合後の土曜日の明け方まで、戻ってこないためだ。プランに変更がなければ、ヘセはこれまでそうしていたように木曜と金曜はダブルセッションのトレーニングを実施し、土曜の午前中に移動することになるだろう。
ヘセの登場は、チームの仲間たちへの精神的な後押しを意味する。膝の靱帯断裂とその後の感染症の影響で、ヘセは今シーズンのビッグゲームにはこれまでいっさい帯同できなかった。彼は、メスタージャでのコパのファイナルと、その後に続いたお祝いでの、唯一の欠席者だった。しかしアンチェロッティはヘセのことを忘れないでいた。選手たちに見せられるように、彼に(メッセージの?)動画を作ってくれるよう頼んだほどだ。またロッカールームでは、ヘセが優勝の喜びを分かち合えるように、セルヒオ・ラモスがビデオ通話で彼に連絡を取った。
このマドリーの20番が、ファイナルを前に、チームの仲間たちに言葉をかけたいと思うのは、驚くことではない。わずか数か月で、ヘセはロッカールームからの愛情を手にしていた。特にイケル・カシージャスやセルヒオ・ラモス、クリスチアーノ・ロナウドといった中心選手たちから。彼らは愛情をこめて、ヘセを「Bichito(小さな虫)」というニックネームで呼んでいる。
バルデベバスとカナリア諸島
当初は、ヘセは手術を受けたアウグスブルクのクリニックで、リハビリを行う可能性も考えていた(既に回復したケディラ、現在はビクトル・バルデスもリハビリをしている)。しかし最終的に、何度か検査に出向く必要はあるが、ヘセはバルデベバスに残ることを決めた。
2週間前に地元のカナリア諸島で10日間を過ごしたヘセは1秒たりとも無駄にしたり、朝も夜も、シウダ・デポルティーバでの約束を欠かすことは望んでいない。昨日もそうだった。炎症は完全に収まっている。今は、膝の反応、体重を取り戻して筋肉を維持すること、そして忍耐強くあることが求められている。
そのため、ヘセはこの夏の大部分をバルデベバスで過ごすことになるだろう。ケディラが、彼にとっての最高のお手本になる。このドイツ人は軍隊式の鍛錬を課され、そして既にピッチに戻っている。ケディラが膝を痛めてから6か月以内、25週間146日でのことだった。ワールドカップに間に合って、かつ1か月の余裕ができた。
息抜き…影と共に
ヘセは、夏の間の何日かはカナリア諸島に帰り、親しい人たちに囲まれ、気分を入れ替えるだろう。多くのリハビリに耐えた後で、海岸や海で、自身がグラン・カナリアの人間だと感じられるように。そこでは、過去数週間、ヘセがカナリア諸島に帰っていた間も一緒だった、常に彼が信頼するフィジオが付き添うことになるだろう。彼の名前はカルロス、ロッカールームではチャーリーと呼ばれている。
彼が戻ってくる日について考えるのはまだ早すぎるだろう。今は、ヘセは毎日のことに集中していくだけだ。そしてその中には、今度の土曜日のリスボンでの、マドリーがデシマを勝ち取る日も入っている。
----------------------------------------