けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

QF終了

2014-07-06 08:11:01 | football
準々決勝4試合が終わり、マドリーからの勝ち抜けは3人、実質2人。ファイナルには必ず誰か(の国)が出場できることに。


アルゼンチン 1-0 ベルギー
ディ・マリアのアシスト(結果的に)からのイグアインのゴールがそのまま決勝点に。

ディ・マリアは、前半30分で右大腿部を痛め、交代に。精密な診断はまだのようですが、肉離れで今大会の残りの試合への出場は難しい見込み。Adios al Mundialという見出しが見られます。
これが本当なら、ものすごく残念というか悔しいというか…。ゴールこそなかなか決まらなくても、(マスコミが何はともあれメッシ大活躍と騒いでいても)、アルゼンチンの攻撃を創り出し活性化していたのはディ・マリア。もっと良い評価を受けるに値する、もっと上の舞台に値するはずなのに。
このバッドニュースをひっくり返すような、検査結果が出てきてくれれば、と思います。



ドイツ 1-0 フランス
ケディラには悪いけれど、フランスに肩入れして見ていたので(ユニフォームも買ってしまいました、今大会のフランス代表のユニやポロシャツはどれもかっこいい)、個人的にはとても残念な結果に。比較的早い時間のドイツの先制点、フランスも少し気が緩んでいたような瞬間で、おまけに最後についていたのはバラン…。ドイツはそこが試合巧者というのか、うまくいなしつつ1-0のまま試合を終わらせた感じでした。ベンゼマも、あと一歩二歩。相手がノイヤーだろうが、決めておくべきだったところもあったと思います。
でも、前回大会の悪評、プレーオフからぎりぎりのエントリー、若い選手も多かった中でのフランス代表が、ここまで来れたことは、今後の楽しみにもなりそうです。ベンゼマとバラン、どちらもチームの中心選手として頑張っていたのも、マドリーファン的には嬉しかったです。デシャン、続けてくれるかな。




ブラジル 2-1 コロンビア
ブラジル代表のマルセロは、マドリーにいる時ほどの奔放さはやや影をひそめ、その代わりに大人というか、バランスを見るような慎重さ落ち着きがあるような気がします……気のせいかな。でも今シーズンはマドリーでも、上がるのを自重したり、マルセロも成長しているんだと思います。
終了間際のネイマールの負傷の場面で、最初ファウルが流されてブラジルが一気に攻撃に上がっていく中、マルセロがネイマールの傍を離れなかったシーンなども、仲間への愛情というか忠誠心というか、責任感を感じます。

さらに、マルセロ自身にも辛いニュースが。5日、骨髄腫を患い肺炎を併発していたお祖父さんが、亡くなったという報せが届いたとのこと。スコラーリは、マルセロにチームを離れてリオに戻り、家族の傍にいて葬儀に出席する許可を与えたものの、マルセロはチームと共にいることを決断したそうです。
※マルセロのお爺ちゃんは、サッカーと楽しいことの狭間で悩んでいた15歳のマルセロに道を示してくれた人、なんだそうです(参考:5/16日に載せた短いインタビュー)。




Animo, Don Di Stefano
そしてディ・ステファノが、心臓発作で病院に運ばれ、危篤状態だというニュースも。何度か危機的状況がありながら、回復してきた人です。デシマを見て満足じゃなく、まだまだ良い結果を目にし続けていってほしい。