けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

シーズン3人目

2017-09-10 18:53:08 | football

17/18 Liga Española 1a division Jornada 3
Real Madrid C.F. 1-1 Levante

マドリーのゴール:ルーカス・バスケス

マルセロとテオの併用、ジョレンテ先発、ベイルはベンチでベンゼマとアセンシオ、バスケス。ローテーションをやり過ぎたのか、決定機を決められる人は誰?問題なのか。またも勝ち点2を失った試合となってしまいました。しかもベルナベウっていうのがね。インターナショナルウィークに余裕があったはずのベンゼマが前半のうちに負傷交代。代わって入ったベイルが、いくつかあったチャンスのどれかを決めていれば、の展開。前のアタッカーの力不足もありますが、連携が悪く漫然と試合が進んでいくだけ…と感じる場面も多々ありました。
マルセロとテオの同時起用は、最初はテオの方が後ろだったように見えましたが、失点したことで最終ラインは従来通りが良いと判断したんでしょうか。その後は、マルセロが積極的にテオを縦に動かして、テオも持ち前のスピードを生かして…とそこだけ見れば良いのですが、テオには上がった後のアイディアがなく、クロスの精度はまだまだ。またこの状況はつまりマルセロが普段通りに攻撃に貢献できないということでもあって、悪循環になってしまった気がします。中盤ジョレンテの先発にも期待したのですが、ボールを捌いているだけで精一杯の感がありました。まあでも、ローテーションやり過ぎだろうといったところで、モドリッチやカゼミロを休ませられたのは良かったとも思うし、ジョレンテだってどこかで使っていかなければとも思うし…。
あとは、やはり油断、集中力の欠如がなかったとは言えないんじゃないかと。そもそも失点しなければ、なんだかんだで1点は取れるチーム、勝てるわけです。もちろん、マドリーがウノゼロのチームでないというのは重々承知ですが…。

マルセロの退場は、瞬間キレたのか不幸な偶然だったのか。マルセロは特殊なDFで従来ファウルも警告も少ないんですが(累積がないシーズンもあったと思う)…。相手の背中を蹴った印象も悪く、1試合では済まないという見方もあります。代役は、この試合の感じでは、申し訳ないけどテオよりはナチョに任せたいかなあ。しかし、今シーズン始まってからほんの数試合でクリスチアーノ、ラモス、マルセロとカピタン3人が退場コンプリートって。理不尽に感じられるレフェリングもありましたが、ちょっと如何なものか…。

開幕直後の試合がパッとしなかったり引き分けになったりするのは、わりと例年よくあることでもありますが、でもベルナベウ連続引き分けで試合の後味も印象が悪い。次はレアル・ソシエダのアノエタです。マルセロ出場停止。ベンゼマは詳細はまだわかりませんが、数週間の離脱の見込み。クリスチアーノもまだあと1試合出られない。開幕早々に、あと一枚アタッカー補強しなくて良いの?という危惧が現実になってしまったようです。ま、いないものは仕方ない。マジョラルはいささか頼りないとしても、試合に出ればそれなりに点は決めているし、ゴール前で力む感じもあまりないので、良いボールを入れられれば結果出してくれるかも。前向きに期待したい。それか、ゴール前でチャンスに冷静という点からいえば、ラウールに現役復帰を打診……。やっぱりクリスチアーノ・デペンデンシアなんでしょうか。

次のCLは、クリスチアーノもマルセロも出られます。チームが上向き気分になれるような結果となるよう、期待しています。