17/18 Liga Española 1a division Jornada 4
Real Sociedad 1-3 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール:ボルハ・マジョラル、マジョラルからのO.G.、ギャレス・ベイル
不安要素山積みで迎えたフエラのソシエダ戦。マルセロに代わってテオ、初先発のマジョラル。昨シーズン同様、レギュラーではない選手たちがジダンの起用に応えて頑張り、結果を出し、チームの勝利につなげる。無事に勝ち点3を取り、良い印象を残せました試合になりました。
マジョラル、良いですね。ストライカーらしい思い切りの良さというか、ゴールに向かう率直さというか。O.G.になった2点目のシーン、ボール扱いをし損ねて相手DFの人数が間に合い始めてしまったところで、態勢を立て直すために後ろに戻して…とかするのではなく、改めて自分で仕掛けていったところとか。1点目は、影のFWとして暗躍する(?)セルヒオ・ラモスのおかげだというところもありますが、やはりあの点が取れるポジションにいるということですね。アポエル戦で最後にノーゴールになったシーンも、クリスチアーノのクロスに合わせられるところにマジョラルがいたということが重要だったのかなと思いますし。起用された試合で点を取るという、FWの基本の仕事ができるって、それだけで素晴らしいことです(ベンゼマへの嫌味とかではなく…ベンゼマは普通のFWとは違いますからね…)。
3点目はベイルの、久しぶりに見た気がする超高速ラン(35km/h)からのゴールになりました。正直なところゴール以外の場面ではあまり存在感がなく、走ろうとしてもボールが出てこなかったり他の選手と呼吸が合わないところもあってまだまだかな、と思うところもあるのですが(普段はよくパスをくれるモドリッチとの関係も薄かったなと)、これだけの「らしい」ゴールを決められるのは何よりの復調の材料になるのではないかと思います。このゴールのシーンでは、かなり低めの位置でボールを持っていたのに、ちらっとベイルを見た次の瞬間、走っているベイルの行く先にぴったり合うパスを出したイスコもさすがでした。
ということで、次はミッドウィーク開催のベティス戦。リーガではベルナベウでは未勝利ですし、ようやく7番様が復帰しますし、勝って今後につなげていってほしいと思います。
テオの肩
ソシエダ戦の終盤に肩を強打、痛みを訴えてナチョと交代になったテオですが、現地紙の報道によると、幸い大きな怪我にはなってないようです。ジダンのことですから、ベティス戦では、リスクをとらせないという判断になるとは思いますが、離脱ということにはならなそうです。幸いというか不思議なことにというか、なぜかマルセロのサスペンションが1試合のみに軽減されましたし(マルセロがいてくれるのは助かりますが、上訴を受け入れて軽減措置してくれるなら、ラモスとかクリスチアーノとかもっとすべき判断があっただろうと)、またもちろんナチョがいてくれますし。
カルバハル、2022年まで
マルセロ、イスコに続きカルバハルの契約延長のサインが行われました。小さい頃からカンテラに所属、修行に出されたドイツで活躍してマドリーに戻り、ライバルにも勝ち、成功を掴み取ってきたカルバハル。下部組織の選手たちの目標、そういう存在にこれからもなっていってくれるだろうと思います。