けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

長い冬休みだったなー

2017-12-31 10:09:04 | football






クラブワールドカップからこちら、皆様いかがお過ごしでしょうか。 何か があった後クリスマス休暇に入っていた選手たちは、30日夕方に再集合しトレーニングを再開しました。この時期恒例(だった気がする)公開練習です。ついライブで見てしまいました(日本時間では午前1時から2時過ぎ)。年末年始暇という方は、ロンドだけではなく紅白戦まで通しで見られる貴重な機会ということでどうぞ。



選手たちがランニングを始めてしばらくして「1人いないな…」と気づきました。何かと気になるベンゼマがいません。バカンスから帰りたくなくなったのか…と一瞬疑いましたが、負傷があり別メニューだったそうです。右脚ハムストリングの負傷で2〜3週間離脱の見込み。
紅白戦は、オレンジビブスチームの方が優勢な感じがありましたが、ビブス無しチームもモドリッチとマルセロがゴラッソを決めて、2−2で終了。ちゃんとPK戦までやり(3人制?)、ナバスがイスコを止め、最後はクリスチアーノが決めてオレンジビブスチームが勝ち。紅白戦でも、負けた方がちょっと悔しそうなのはさすがプロってところでしょうか。
トレーニング後は、集まったファンにボールをプレゼントしたりサインしたりファンサービス。マジョラルやバスケスが真面目にサインし続けてたのが印象的でした、カンテラ上がりの教育なのかな(とはいえ、ヴァランも最後まで残って丁寧にやってたので、まあ個人の性格とその時の気分の問題なのかも)。


何か
1週間以上経って、もう記憶の奥に埋もれさせかけてるところではありますが。前半は良かったんですよね。マドリーが優勢だったと思います。何度でも言われることだけど、決めるべきところを決めておくべきだった。優勢とはいえ、そう何度もチャンスが巡って来るわけではないのだから。優勢だったのに、後半に入って先に失点をしてしまったこと。あの1失点目で勝敗が決したのかなと、後からならなんとでもいえますが、そうなのかなと思います。相手が立て直して来ることは想定できただろうに、後手に回ってしまったこと。目の前の危険因子を捨てて、マンマークの相手を追っていったコバチッチの判断がどうだったのか。あとは個人的には、イスコが最後まで起用されなかったこと。カウンター主体のマドリーで、イスコが異分子なのは確かで、いない方がスムーズに回っているように見えるのは確か。だけど、ボールの配給が単純化して簡単に読まれるようになっていくのを見ていると、いないことのデメリットも大いにあるのだと思います。合わないからイスコは不要、という単純な話ではないだろうし、毎回カウンタースピード勝負で試合が進められるわけではない。なかなか起用されず宝の持ち腐れになりそうな新加入選手たちの起用も含め、試合のバリエーションを増やしていけたらいいなと思います。
終わりよければすべてよし、にはならなかった2017年でしたが、何度も「Campeones! Campeones!」を聞き喜びに浸れたのも2017年。「点が取れる人が取れない」、「カウンター勝負ならいいけど・・・」、「けが人が多い」と問題山積でもありますが、若い選手を増やして将来の発展にも意識が向いていること、その若手にはまだまだ手が届かない頼もしいベテラン選手たちがいること、今のマドリーは物足りなさもありつつ良いチーム作りを目指していると感じています。もう少し良い方向へ転がっていく、そんな2018年になると良いなと思っています。

どんどん記事の感覚が間延びしている当ブログですが、これからも気分次第で(!!)のんびり続けていきたいと思います。今年もお世話になりました。良いお年をお迎え下さい。