けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ベンゼマとバランの負傷

2012-12-14 07:08:46 | football
ベンゼマとバラン
ベンゼマの負傷は、足首の軽度の捻挫。週末のリーガの試合(日曜19時、エスパニョール戦)への出場は疑わしい状況。
現在イグアインの復帰が遅れていて、ただもちろん出場を無理させるわけにはいきませんので、また2人とも欠く状態になってしまいそうです。ASなどは、まずはクリスチアーノを「9番」とする予測をしていますが、モウもモラタを使わなかった反省をするなら、頭からモラタで行ってほしいな。ベルナベウですし。
同じく負傷してセルタ戦を終えたバランですが、筋肉の違和感を抱えたまま、最後20分間ほどはあまり動かないFWとしてプレイしていました。どの程度の問題なのか、エスパニョール戦に間に合うのかは不明ですが、コエントランも帰ってきて、ナチョもカルバーリョもいるし、ディフェンスラインは比較的余裕がある状態なので、無理しなくてもいいかと思います。


ベンゼマのパンツ
ここのところ、イケルのLa Sextaでのインタビューが何パートかに別れて報道されていますが、マドリーのロッカールーム、プライベートについて話した回から。
「ベンゼマのパンツ(下着の)は魅力的だね。つい見てしまうよ。色とりどりで、白いロッカールームでは見落とせないんだ。とにかくカリムは、下着のファッションについては勇敢なヤツだね。」
「クリスチアーノとペペ、ファビオ(コエントラン)は、長い時間一緒に過ごしているね。ポルトガル代表に行ってるから、より仲が良いんだ。」
「イグアインとディ・マリアは、スペイン人たちと混ざり合ってるね。エジルとケディラ、それからベンゼマも、最初は大変そうだった。でもセルヒオがエジルといっぱい話している。」
「(イケルがメロンと呼ばれること)子供のころ、頭が大きかったからね。エジルはよく"besugo"(目の大きいサカナ…)と呼ばれているけど、もちろん愛情をこめてだよ。」
「エジルは、プレスカンファレンスでも何が話されているかはだいたいわかっている。でも彼はシャイで、ちょっとしか話さない。僕はいつもそれでうるさく彼に言うんだ。」
「(仮定の話&冗談で)クリスチアーノとバカンスに…行くよ。もちろん、彼が支払ってくれたら。」

Celta 2-1 Real Madrid

2012-12-13 22:46:26 | football
12/13 Copa del Rey Octavos (Ida)
Celta de Vigo 2-1 Real Madrid. C.F.

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド


モウリーニョの試合後プレスカンファレンス
バランについて。負傷か、作戦か?
バランはチャンピオンだ。負傷していたのにピッチに残り、負傷していなかった何人かの選手達以上の仕事をこなしたのだから。最後はセンターフォワードの仕事をしてもらった。なぜなら、もうダッシュやディフェンスとしての仕事ができなくなっていたから。モラタを外したのは(ベンチ外)、私自身の決断。それが良いことも悪いこともある。そして今日は、まずい決断をしてしまった。おそらく、モラタはベンチにいるべきだったのだろう。私が交替をしたのは、我々が負けていたからで、より攻撃的に変えていきたかったのだ。

選手達にがっかりしたか?
当然だ。私をがっかりさせた選手達がいる。だが、私が選手1人1人に意見を言うだろうという予測は、君(質問したジャーナリスト)はしていないだろうね。モラタについて誰が質問したかは思い出せない。だが君に賛成する。モラタは、まだ若くて、荒削りで、大志を抱いている、最高だ。だが彼がもっと良いのは、ミスを犯そうとすることだ。多くを求めず、この試合でプレイしたがらないような選手よりもはるかに良いことだと思う。今日は寒く、雨が降っていた。我々は同じ試合を、同じような目で見ていたと思う。君達は監督の決断を批判するが、しかしおそらく、常に責任を負うのは監督だけではないだろう。私は自分の責任を負い続けるが、それ以外はない。

ベンゼマの負傷
足首に何かあったと思うが、どういう問題なのかは聞いていない。

セルタ・デ・ビーゴ
私は気に入っている。彼らがこの試合を勝つに値したと思うし、この結果は試合内容に則したものだ。彼らは2ゴールを挙げるほど多くのことをしたわけでもなく、我々の1ゴールもそうだ。おそらく、1-0で終わる試合だっただろう。だが彼らは思いがけず2点目を挙げ、それが我々のリアクションを引き出した。しかし彼らの方がピッチでは優れていた。私は、引き続きマドリーの方が優勢だと見ているし、我々が勝つだろうと考えたい。リーガの試合でなく今日負けた方が良かった。これはコパの試合で、我々に希望がある。しかし彼らも可能性をもってプレイすることだろう。

勝ちぬけの可能性
我々の勝ち抜けには、あらゆる可能性がある。4-0や5-0で勝利する必要はない。4-2や2-0、1-0で勝つことだ。歴史的な逆転を演じる必要はない、ただ勝つことだし、我々は勝てると考えている。しかしセルタが、彼らの全戦力でプレイしてくるだろうということもわかっている。我々は勝てると考えているし、ここで勝つよりも、我々のスタジアムにとってより感動的なものとなるだろう。この結果を我々はひっくり返さねばならない。引き続き私は、我々がこのラウンドを勝ち抜けることができると考えている。
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出勤準備で後半は満足に見られなかったので、残り30分ほどを見直しました。バラン、本当に後半28分にカジェホンとポジションを入れ替わってますね。確かにセンターFWになった後でも、たいして動けていないので……本来であれば、変えてあげたい状況だったんでしょう。試合終了後、パコ・エレーラ監督と挨拶した後、モウリーニョが真っ先にバランを労っていたのには、理由があったということか。
マドリーのゴールは、アロンソの縦パスにクリスチアーノが抜けて…と、それまで苦労していたのが信じられないくらい、シンプルな攻めが決まったもの。この連携も、ある意味マドリーの飛び道具みたいなものか。この1点があるとないとでは、第2戦の気持ちの持ちようがだいぶ違うでしょうし、そういう意味では大きなゴールでした。ベンゼマも負傷交代した状況で、こんな時でもちゃんと結果をしだしてくれるのは、やっぱり大きい。


マルセロ
すべてが順調。マルセロは、バルデベバスへ往診したオランダ人のファン・ダイク医師から承認を得た。手術以来1ヶ月待ち望んだギプスが外されるとすぐに、ファン・ダイク医師は骨折箇所が完全に治癒していることを確認するため、マドリーを訪れた。
結果はポジティブなもので、彼の回復は予定どおりだ。マルセロは、ブラジル代表のトレーニングで右脚中足骨を骨折し、10月21日にアムステルダムで手術を受けていた。
当初の予測では、3ヶ月の離脱だった。回復過程の半分まできて、すべてが順調であることがわかっている。マルセロ自身が最近、彼の上機嫌ぶりを示していた。「すぐに戻ってくるよ」と、彼はソーシャルネットワークで伝えた。
マルセロは連日バルデベバスで、午前と午後のセッションをプールと理学療法士との間を行ったりきたりして、トレーニングしている。これが彼のリハビリの基本となっている。
彼は、できるだけ早くコンディションが整うのを待っている。原則として、マルセロの考えは、1月末には戦力となることだ。1月中旬にはチームのトレーニングに戻れること、そしてそこからモウリーニョの召集に入り、多少の出場時間を楽しむことから始めるだろう。彼のプランは、2月に再開するチャンピオンズ・リーグで、完全にフィットした状態になるというものだ。
マルセロは、重要な試合がやがてやってくることを十分わかっている。休暇の間もブラジルに戻ることは考えていない。彼はマドリーに残って、リハビリの過程を遂行し続けるだろう。

サルガド

2012-12-13 00:17:23 | football
セルタ戦の前だからなのか、ASにサルガドのちょっと長めのインタビュー記事。どうも今のマドリーには辛辣なようですが(まあ仕方ないか)、移籍当時の話、デル・ボスケへの敬愛、今のセルタ、マドリーについての批評、将来は…?と、いろいろな話題が少しずつ。
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Q:ドバイではどうしていますか?
A:ブラックバーンを出たのは経営的な問題のためで、彼らはベテラン選手達を削らなければならなかった。選択肢はあったが、スペインでプレイしたいと思わなかった。そして家族のことを考えて、子供たちの教育のために海外で続けることにした。それでドバイを選んだ。監督のコースは、既にアイルランドで修了しているよ。アル・ジャジーラと契約したし、ドバイ・スポーツ・シティのディレクターにもなった。この1月から始まったプロジェクトで、6歳から16歳の子供達のアカデミーがあるんだ。

Q:あなたのキャリアについて話しましょう。どのような形でセルタに加入したのでしょうか。
A:私は13歳だったよ。コジャ(Coya)の近所の貧しい家庭の出身だった。セルタのレジェンドでペペ・ビジャールという人がいて、ビクトリアというチームでプレイしていた私に連絡してくれたんだ。彼はいろいろ尽くしてくれた。いつも居酒屋にやって来て、私の父に私を信頼するようにさせたんだ。

Q:プリメーラでのデビュー戦を覚えていますか?
A:マドリーとの試合だったよ。1995年1月22日、サンチアゴ・ベルナベウ。19歳だった…。

Q:それは大変な…
A:それで、3-0のデビューだよ! イエロとブージョは私に対してヒートアップしていたね。私は15分間出場して、右のインテリオールでプレイした。私はただ走っているだけだったよ。遅れていって(タックルが?)ブージョと衝突し、それからイエロともぶつかった。それで最後には彼らと喧嘩になった。「俺たちはここで3-0なのに、お前はそんなプレイをして…失せろ!」(って感じのことを言われたようです。ちょっとここ、全然違うかも。すいません)

Q:マドリーへの移籍がどうだったか覚えていますか?
A:あれはセルタにとって素晴らしいシーズンだった。驚異的なチームだったよ。私は代表デビューもしたし、11月からは欧州中からオファーが集まってきた。でも私はマドリーに行きたいと思っていた。待って…待って…でも何もなし。違約金は20億ペセタで、ディフェンダーにしては高すぎる金額だった。それが、私がバカンスに出かける日、バカンスに行く飛行機のステップに足をかけたところで、代理人のカルバハル(おなじみの)から電話がかかってきた。「彼らは支払ったぞ!」とね。

Q:マケレレと一緒でしたか? (マケレレもセルタにいました)
A:いや、彼は1年後だ。義理の父に尋ねられて、私は彼を推薦した。
(サルガドの奥さんは、サンス元会長の娘)

Q:そう、あなたの義理の父親になるのに、そう長くはかからなかった。違いますか?
A:3ヶ月で、もう今の妻と一緒になっていたね。

Q:人々は、あなたを「賢い」と言っていたでしょう。
A:私にとっては良いことではなかった。その夏に(翌夏?)、義理の父は選挙で敗れた。さらに悪いことに、誰も私を信じてくれなかった。それで、フロレンティーノ(ペレス)と個人的に話をしなければならなかった。

Q:何と言ったんですか?
A:会長、あなたは私のことを知らないし、私もそうです。でも周囲が何と言っていても、私はマドリーを出て行きません。私は誰に所属しているのでもない、ただマドリーに所属しているのです、と。それで、契約延長にまで至った。

Q:ローゼンボリ戦でトリビュートを受けるまでに至りました(マドリーからの移籍が決まり、ベルナベウ杯ローゼンボリ戦でお別れセレモニー)。ラウルがそうした扱いを受けていないのをどう考えますか?
A:それは、その人、その時期、物事がどう動いているかの問題でもある。いつかは彼に相応しいものがあると確信しているよ。

Q:なぜ移籍したのでしょうか?
A:移籍を決める前にはずいぶんと泣いたものだ。決断を下す2日前には、夜中ずっと。マドリーは私にプレッシャーをかけなかった。相互に決めたことだ。マドリーを離れるというステップを取るのは、辛いものだ。このチームは私の血の中に流れている。

Q:モウリーニョによるセルタの経営はどうですか?(このモウリーニョはセルタの現会長)
A:最も難しい部分は既に過ぎた。経済的な面を安定させることだ。セグンダでの厳しいシーズンが合って、経済面の努力がなされた。今は、他のスポーツクラブに比べると、その状況はずっと良くなっているし健全だ。

Q:ではスポーツ面では?
A:パコ・エレーラ監督とは、この夏にたくさん話をした。指揮している選手のうち14人は、初めてのプリメーラだ。これはハンディキャップになる。しかしそれが、ファンが自分達のチームのアイデンティティとして捉える部分だ。セルタは再び手本となっている。イアゴ・アスパス、オウビーニャ、アレックス、その他の選手達も多くのものをもたらすだろう。そして、常にボールタッチをしていく、セルタの歴史的なフットボールスタイルを維持していく。セグンダでもそのスタイルをしていたんだ。

Q:セルタの一部を購入するというオファーを受けていた、あるいはそう望んだというのは本当ですか?
A:そういうのはちょっとプライベートなことだから…

Q:ではイエス?
A:セルタは、第一にはパコ・エレーラだが、昇格した後、彼らと共にプレイするという図を描いてくれた。フットボールをするという考えに私は誘惑された。ファンにとってもすばらしいことだろうと。しかし私は別の難しい決断をしなければならなかった。

Q:では、マドリーの話をしましょう。モウリーニョの下でアイデンティティが失われているのでしょうか?(このモウリーニョはモウリーニョ)
A:モウリーニョは難しい時に素晴らしい仕事をしている。しかしこのシーズンが終われば、マドリディスタのアイデンティティと共に、将来のプロジェクトについて考えなければならないだろう。モウリーニョがマドリーと契約した時、彼は誰にも嘘をついていなかった。誰もが彼のアイデンティティや彼の仕事のやり方を知っていたんだ。私はモウリーニョへの不満はゼロパーセントだ。彼は、バルセロナが優勢になっている難しい時期にやって来て、グアルディオラの時代を終わらせることができた。リーガも獲った。それが求められたことだ。それから、フットボールのやり方、スタイルがある。

Q:イメージの話を。「ギャラクティコ」という言葉が、マドリーに害となったのでしょうか?
A:それが害であった時期はあったね。間違った判断がなされた…

Q:例えば?
A:そう…デル・ボスケの前か後かということだ。彼が出て行った後の最初の年、出て行ったことがチームにとって厳しいことであった上、我々には本当に運もなかった。3月までは、こんなに順調なシーズンは経験がないと思っていた。3冠すら容易に達成できそうだった。

Q:何が起きたのでしょうか?
A:私から言えば、フィジカルよりもメンタルの問題だった。すべてに勝たねばならなかったのに、国王杯では延長の末サラゴサに敗れた。それに続いて、チャンピオンズでの敗退。4-2で勝ってからモナコに行ったのにだ。それが我々を殺した。そこから、我々は勝てなくなった。

Q:デル・ボスケの何がそうスペシャルなんでしょうか?
A:彼は、最も難しいマドリーのロッカールームに、うまく対処していた。それは彼がロッカールームを放任していたからというのではなくて、彼のおかげで素晴らしいロッカールームになっていたんだ。彼は決してロープで締め付けるようなことはしなかった。デル・ボスケのロッカールーム内外での行動から、彼に対して敬意が払われていた。お互いに敬意があった。取締るルールなどなしに、何をするべきで何をしないかがわかっていたんだ。そして、それぞれの個人的な生活の状況も理解していた。ロナウド、ジズー、フィーゴ、ラウル。それぞれに変わった個性があったけれど、彼はすべてをノーマルなこととして捉えていた。

Q:彼が去って、マドリーが崩壊するのに何が変わったのでしょうか?
A:いいかい、デル・ボスケがいる時は、悪い結果でも選手達に影響はなかった。プレスカンファレンスでも何も起こらなかったからだ。そこからは、誰もが静かに出て行った、マスコミでさえだ。誰もがすっかり落ち着いていた。ファンまでも、ベルナベウにいって話すのはフットボールのことだけだった。

Q:教えてください、時には怒り狂っていたように見えましたが。
A:おい、デル・ボスケだって興奮するよ。ユーモアもあった、本当にもうめちゃくちゃな…

Q:教えてください…
A:だめだめ…できないね。でも彼は本当に良いユーモアを持っていたよ。

Q:彼がいなくなって何が変わったのでしょう?
A:クラブは、イメージのレベルで、急激な変化を求めたんだ。最も要求されたのはロッカールームだ。そして新しい監督がやってくると、彼らは急激な変化を、厳しいやり方で実行しようとした。それはロッカールームとの衝突につながった。それにビセンテは、違いを作り出すやり方をわかっていた。彼は、ロナウドには何をして、私にはそうしないということをわかっていた。同時に私もそれを理解していた。彼は、私たちに同じように敬意を持って扱ってくれたけれど、異なる種類の貢献をする他の選手達には、もう少し自由を与えていたんだ。

Q:フロレンティーノが、すべての力を1人の人間に集めていこうとしていると思っていましたか?
A:それは違うように思う。フロレンティーノは、すべてをコントロールすることができる人間だ。そして、彼は非常にすばらしいことをしてきたし、人間である以上、過ちも犯してきた。そしてその過ちを正そうとしていた。フロレンティーノは、厳しい時期を終わらせるための切り札として、モウリーニョを選んだんだ。彼はそのことに責任があるし、それだけの力がある。ただ、スペインにおけるフットボール、特にマドリーでは、そのとおりには行かない。イングランドではそうでも、ここではそういかない。別の文化、構造があるんだ。それが、マドリーで衝突になっている。大きな力が、モウリーニョに与えられた。そして今、それを正すのが難しい。流れを変えるのは難しいものだ。私には驚きだったよ。モウリーニョが、マドリーで一番の力を持つ監督であるということが。

Q:今モウリーニョは、彼の助けになる人物を探していて、イエロのことを検討しているそうです。あなたは志願を申し出ますか?
A:(笑って)私はいつでも正面きって言うよ。私は、マドリーが望むものすべてに対して、私を必要とするならいつでも、申し出るよ。

Q:これはまた、はっきりした申し出ですね!
A:私から申し出たんじゃなく、あなたが聞いたからだよ。私の電話は、いつでもマドリーのために開けてある。モウリーニョにでも、レアル・マドリーの誰からであってもね。私は誰かに属しているのではなく、マドリーに属しているんだ。何のためであれ電話してくれば、私はここにいるよ。

Q:将来の候補(会長?)にと乞われたことは?
A:まったくない。

Q:マドリーにはイエロやラウルのような人がくることになると思いますか?
A:そう思う。そうだろう? マドリーには、以前在籍していた重要な選手たちによって動かされる将来がある。それが誰なのか、いつそうなるのかは知らない。長年にわたって在籍した人たちは、重要なことができるだろう。

Q:会長になることを夢見たりしましたか?
A:会長はないよ。でも確実に何かごちゃごちゃしたところに首を突っ込むだろう。ロッカールームかピッチに関連した仕事でね。フロントにいて、でもピッチに近いところにいられるような役目とか。私はフットボールが好きだから。
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また増えた

国王杯:セルタ戦、召集選手

2012-12-12 00:26:29 | football
セルタ戦、召集選手
GK:イケル、アダン、ヘスス
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、カルバーリョ、アルベロア、ナチョ
MF:ケディラ、カカ、エジル、シャビ・アロンソ、エッシェン、モドリッチ、カジェホン、ディ・マリア
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、モラタ

水曜22時キックオフの国王杯セルタ戦1stレグの召集選手、20名。プリメーラのチームとの対戦ということで、召集リスト上ではターンオーバーもなく、カスティージャからの召集もなし。いつもどおりのメンバーで行くのか、たとえばエッシェンを出したり多少入れ替えがあるのかは、試合開始1時間前(スタメン発表)までわかりません。
負傷欠場は、マルセロ、アルビオル、イグアインの3人。月曜から全体トレーニングに復帰しているコエントランは、火曜日も全体と一緒だったようですが、万全を期してか召集からは外されました。



おまけ的に。MARCAは、月曜のトレーニングでコエントランとフィジコのルイ・ファリアとの間で言い争いがあった、という記事を載せています。月曜日、全体練習に合流したばかりのコエントランは、バジャドリ戦で先発した選手たちと一緒の負荷の少ないメニューを実施。しかしそれが終わった後、コエントランはその他の選手たちがやっている5対5のミニゲームにも参加。トレーニングを見ていたドクターたちに断ってからだったそうですが、フィジコのルイ・ファリアはこれに納得せず。ドクターに反論し、コエントランにも説明を求め…ていたところで、次第に言い争いが激しくなり、コエントランは見るからに怒りをためた様子でロッカールームに帰って行ったとか。
個人的には、ここはルイ・ファリアの肩を持ちたい感じ。ナチョでもアルベロアでも、さらにはカジェホンでも左ラテラルでいけることはわかりましたが、マルセロがまだしばらくかかる状況で、コエントランがこんなところで焦って出て長期の怪我になったらどうするつもりなのかと。
ところでこの一連の流れの中で、モウリーニョはいったいどこで何を見て(して)いたのか疑問。


チャリティ当日までの間に、全選手にこのTシャツを着せる(もしくは持たせる)計画なのか……。


Corazón, Carácter y Pasión

2012-12-11 00:37:08 | football
月曜のトレーニング
グッドニュースはコエントランの全体練習への復帰。土曜のバジャドリ―戦で先発/長時間プレイした選手たちと一緒の、軽めのリカバリーメニューに参加したようです。早ければ水曜の国王杯、無理しないとしても、週末のエスパニョール戦で復帰できるかと思います。

というところで気になるのが、本日(12月10日)が誕生日の、イグアイン。予測より、復帰が遅れています。右脚ハムストリングを痛めたのが、11月6日のチャンピオンズリーグ、ドルトムント戦。その時点では、全治3~4週間とされていました。なんとなく、選手というものは予想より早く復帰する印象があるのですが、イグアインの場合は既に1か月超。そして今日もピッチに出ていたとか、そういう感じのニュースもなし。一時期、ピッチに出てランニングまで戻っていたことがあったようですが(MARCA情報)、その後はまた姿が見えなくなり……。
負傷についてまったく詳しい知識があるわけではないですが、あの試合、イグアインに交代するFWはベンチには不在で(ベンゼマ負傷、モラタも召集外)無理をしたのか、イグアインは負傷しつつHTまでピッチにいて……っていうの、よくなかったんだろうなあ。
ベンゼマも、かなりフルに使われていていっぱいいっぱいという感じですが、まだ怪しい状況のイグアインを無理に戻すのもナンセンス。年明け、さらに2月以降にCLが再開されてまたカレンダーが厳しくなるころに、万全の状態でいてくれればいいのかもしれません。


イグアインも?



『Sergio Ramos. Corazón, Carácter y Pasión』

告知通り、セルヒオ・ラモスの書籍のプレゼンテーションが、ペレス会長も隣席のもと、ベルナベウで行われました。このプレゼンテーションの場には、チームメイトも何人か出席。したのが、イケル、ペペ、ケディラ、エジル、クリスチアーノ・ロナウド、モラタの6名。なぜこういう取り合わせなのかはまったく不明ですが、とりあえずラモスの人徳ってことで。
ちなみに、何やら不仲が噂されるフロレンティーノ・ペレスとクリスチアーノ・ロナウドですが、至極穏やかな雰囲気だったそうで。


冬のプレシーズン

2012-12-10 07:17:43 | football
冬のプレシーズン
8日付ですが、MARCAから
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ジョゼ・モウリーニョは、12月の終わりの頃と1月の最初の州を、シーズン終盤までもつように選手たちのバッテリーをチャージするミニ・プレシーズンとするつもりでいる。
これは、モウリーニョが、トレーニングに戻るのを早めた理由のひとつだ。モウは、選手たちが見せたシーズンスタートに満足しておらず、これが、クリスマス休暇後の最初の日からフルにいくであろう理由となる。リーガではバルサに大きな後れを取り、また1月は国王杯を4試合戦う可能性があり、モウリーニョは彼の選手たちに、シーズン当初のようなつまづきもなく、最初の試合に取り組むことを望んでいる。
マドリーの選手たちは、12月23日日曜に休暇に入るだろう。そして、28日の夜に復帰することになる。モウリーニョは29日には、バルデベバスのピッチに選手たちを集める。モウリーニョは7日間のトレーニングセッションを計画している。1日は休養を与えると予測されるが、7日間のうちどこかがダブルセッションになる可能性もある。そして、モウリーニョが全選手たちと7日間トレーニングできるのは、7月以来初めてのこととなるのだ。
モウリーニョには、この数か月の間、トレーニングや試合の準備に向けた時間がほとんど取れなかったことが苦い思いとなっている。3日ごとに試合があり、代表戦が4回あった。モウは、2日続けて選手たちをトレーニングできていないのだ。このため今は、休暇を短くしてこのクリスマス期間を利用する以外に選択肢はない。
(2日続けたトレーニングができてない、という箇所は「え?」とひっかかりますが…何か訳し間違えてるのかも。もしくは、試合に出た選手のリカバリートレーニングを、試合の翌日と翌々日、2日間やっているため、週2回ずつ試合やっていると、全選手合わせて何かすることがほとんどできないということなのかな、と)。

目標はチャンピオンズ
選手たちはこの監督の決断を嬉しくは思わないだろうが、しかしモウは、11ポイントの差がついている現状、チームのフィジカル、戦術を最大限まで上げていくのに、この時期を利用するのは選択の余地はないと理解させるだろう。またモウリーニョは、このクリスマス休暇後には、マルセロを除く全選手を指揮下に置けることを期待している。マルセロはこの時期を、リハビリに励むために利用するだろう。
レアル・マドリーの選手たちは、何日か多く休める方が嬉しかっただろうが、このトレーニングが非常に良いものとなるであろうことにも気づいている。セビージャで敗れた後、多くの選手たちが、この夏にアメリカで行われたプレシーズンのトレーニングについて、声を潜めて話していたものだ。
チームは、夏のトレーニングが不十分なものだったと考えており、モウリーニョは、要求の多い1月を乗り切ることに加え、一番の目的としては、チャンピオンズが佳境になる4月、5月にチームを上げていくため、このミニプレシーズンをうまく組織する。昨シーズンにバイエルンと戦った時のように、チームのフィジカルレベルが低下することを望んでいないのだ。
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告知1
月曜日、セルヒオ・ラモスの本『Sergio Ramos. Corazón, Carácter y Pasión』のプレゼンテーションが、サンチアゴ・ベルナベウのパルコで行われるそうです。


告知2
今年も、カシージャス主催の「Partido x la ilusión」が行われます。正式なプレゼンテーションは14日にベルナベウで行うそうですが、すでにイケルがFBで告知したり、マドリー公式でもインタビューを載せたり。12月23日に、コンサートとチャリティマッチ(たぶんインドア)が行われます。
上の記事からいくと、休暇に入った日になりますね。チームメイトの参加表明(?)も既に…?


マヒコ・エジル

2012-12-09 11:27:51 | football

12/13 Liga Espanola 1a division Jornada 15
Real Valladorid 2-3 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:ベンゼマ(12)、エジル(44、71)

画像

相変わらず苦手なフエラの試合でなかなかペースがつかめず、しかも同じ右からのCKで同じ選手に失点を食らって……ひどい試合だったとは思います。が、全体としては面白かった、という感想が先にきてしまう。もちろん、こんな試合でも、ちゃんと勝ち点3拾って帰ってこれたというのがあるからですが、試合開始直後からカーサのバジャドリに勢いがあり、一体感のある速いプレスで苦しめられる…というリーガらしい展開とか。苦戦している中での選手たちの頑張りとか、任された仕事を全うしていこうという意思とか、思い通りにいかないところでの感情の爆発とか(良し悪しはありますが)、ちょっと泥臭い試合でもあったけどそういうの全体が楽しかったです。まあでも、セットプレーが苦手なのが相変わらず改善できてないし、中盤飛ばして前へボール蹴りこんで…というのも時々あるけどあまり効果的じゃないし、できたらカーサだろうがフエラだろうが、もっと安定した試合をしてほしい……。


まずはとにかくエジル。今日は90分通して良かったと思います。前半の、バジャドリの早く寄せてくるプレッシャーがきつくて、マドリーの思い通りにならない時間帯もけっこうありましたが、そんな時間帯でもエジルにはボールが通ることが多かったと思いますし、やっぱりボールの扱いはうまいから、持たせておいて良い、という感じでしょうか。今までと周りの面子もほとんど変わらないのに、何で今日よかったのか…やっぱりエジル自身のコンディションの問題だったのかな。ゴールはもちろん、どちらもゴラッソで、どちらも非常に重要なもの。できたら前半で追いついておきたいな…と思っていたら、あのロスタイム直前のゴール。最後はちょっとコロコロになりましたが、ベンゼマとの細かいパス交換で崩して決めたトータルで考えれば、十分にゴラッソ。勝ち越しになったFKのシーンは、当然蹴りそうなクリスチアーノに、セルヒオ・ラモス、エジルと最近FKを決めた選手。エジルが蹴るのも予想していただろうけど、守る方は誰なのか決めかねていたかもしれません。エジルのFKは、スピードがそんなにないぶん、よくコントロールされてゴールの上隅へ。ほっとしました。
そんなエジルには、グティさんがTwitterで「エジルを見るのが楽しいのは真実だ、ボールを持つ天才、限りないクオリティ」(最後の部分は大文字)と絶賛。

面白かったのは、やはりディフェンスラインを中心とした選手交代。特に1人目、2人目の交代の時は、そのたびに「えっ!?」と思わされました。
1人目の交代はHT明け、ディ・マリアを投入するのに、ナチョを外しました。そしてカジェホンが左ラテラルへ。モウリーニョのメッセージは「勝ち越せ」ですよね、きっと。先発したナチョは、特に問題のない仕事ぶりだったと思います。ただ、やはり左サイドの攻撃での貢献というと、まだ他の選手と合わなかったり、上がる機会もそれほど多くなかった。とにかく前も後ろも、点を取ることにより貢献できる選手たち、そういう布陣に置き換えていった感じがしました。
いきなり左ラテラルになったカジェホンですが、攻撃への貢献はそれほどなかったかもしれませんが(時間帯によっては、ディ・マリアと協働して守ったり、上がったりもしてました)、結局は90分通して与えられた仕事をこなしていきました。ディフェンス能力どうこうよりも、使命を全うしようとする意思が意味があったんじゃないかと思います。これがモウリーニョがカジェホンをお気に入りにしているところなんでしょう。前半でも、バジャドリのディフェンスがボールを回そうとしたところにカジェホンが突進していったことでミスが生まれ、ベンゼマのゴールのアシストになりました。カジェホンの存在が生きた試合だったとも言えるかもしれません。
早い段階で勝ち越せていたら、カジェホンを下げてバランを投入だったのではと思いますが、なかなか勝ち越せず。後半15分過ぎに交代で入ったのはモドリッチで、下がったのはアルベロア。これもまた驚いた。右サイドはバジャドリの攻撃もけっこう厳しいところだったのに、そこで守っているアルベロアを下げてしまうのかと。どうするのかと思ったら、ラモスが右に行き、ピボーテからシャビ・アロンソが下がってきてセントラルへ。ピボーテにケディラとモドリッチ。これもメッセージは「いいから早く勝ち越せ」って感じでしょうか。アロンソをセントラルとは思いもしませんでしたが、考えたら普段からセントラルやラテラルのカバーも熱心にやっているアロンソ、こうなっても問題ないんですね。面白かった。
その後エジルの勝ち越しFKが決まり、最後はバランを投入。交代はベンゼマでした。ベンゼマは、1点目直前のプレイやFKを取ったファウルであちこち痛そうにしていたので、この試合で初めて、驚かなかった交代でした。バランは右のラテラルを担当し、セルヒオ・ラモスは再びセントラルへ。安定した並びに戻して、試合コンプリートとなりました。
驚くような交代で、もしかしたらうまくいかなくて急造のディフェンスを破られる可能性もあったかもしれません。でも、選手の配置転換の理由を考えながら試合を見て、最後は腑に落ちる結果となる、というのもまた楽しかったです。あくまでも勝ったから言えることですが……。

でもちょっとカード多かった(という印象だったんですが、確認したらディ・マリア、エジル、クリスチアーノでした。あれ、ディフェンスの方は誰ももらってないんでしたっけ)。あとライン関係の審判のまずさにイライラさせられたのも。ラモスのゴールはオンサイドだし、相手にあたって出ているのにマドリーボールにならないシーンがいくつか(逆もあった)。無事に勝てたからよかったですが、あれで勝ち点落とすようなことになっていたら、また大荒れになってたはず……。


バジャドリ戦は20時

2012-12-08 04:36:56 | football
バジャドリ戦、召集選手
GK:イケル、アダン、ヘスス
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、カルバーリョ、ナチョ、アルベロア
MF:エッシェン、ケディラ、カカ、エジル、シャビ・アロンソ、モドリッチ、カジェホン、ディ・マリア
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、モラタ

負傷欠場:イグアイン、コエントラン、マルセロ、アルビオル

コエントランが負傷で召集外、ピッチでランニング程度はできているものの、完全に別メです。とはいえ、同じように筋肉系の負傷のイグアインが、どこかに消えてしまったようになっているのに比べれば、ランニングができているのは軽傷の証なんでしょう。来週末くらいには復帰できるんじゃないでしょうか。
またも左ラテラル不在となってしまいましたが、今回は、アルベロアは元気。ということで、ASなどは、セルヒオ・ラモス、バラン、ペペ、アルベロアの最終ラインを予想。右アルベロアで左ナチョでも良いとは思いますが、たぶん前者かな…。
エッシェンが久しぶりに復帰。中盤は揃ったということで、ここしばらくトップチームに帯同していたホセ・ロドリゲスは、カスティージャにご返却となりました。
試合は12月8日土曜日、最近多かった22時ではなく、2時間早い20時キックオフ。


ナチョ・フェルナンデス:マドリディスタのカピタンの魂
その幼い顔立ちは、ピッチの中、外での彼の成熟した様子とは対照的なものだ。ナチョ・フェルナンデス(1990年マドリー生)は、レアル・マドリーのカンテラーノたちの中での流行のような存在になっている。今シーズン、既に国王杯アルコジャーノ戦の2戦と、チャンピオンズリーグアヤックス戦で、先発出場を果たした。どの試合も上々の出来だった。
ナチョのレアル・マドリーの歴史は、10年以上前、アレビンのチームに加わった時に始まった。ナチョの気持ちは、この2年間の夏(特に今年の夏)に、リーガのプリメーラのチームから届いた魅力ある多くのオファーを断り、彼のチームと考えられる場所でのポジションのために戦い続けることを選んだとおりだ。
彼の成熟さを最もよく示すのが、モウリーニョとトリルとの対立の間で、落ち着いていることだ。彼は論争の中心にあった。モウリーニョが、カスティージャでナチョが起用されるポジションについて、トリルを攻撃したからだ。まったく気分を損ねることなく、彼は自身のトレーニングと、彼の夢の実現に向けて戦うことに集中していた(そして、モウの下ではディフェンスのすべてのポジションでトレーニングをした)。
彼の人生で最もスペシャルな日のうちの1日は、間違いなく、彼がトップチームで初めて戦った日だろう。それは2011年4月、メスタージャで、レアル・マドリーが国王杯を勝ち取ったばかりのことで、勝者を称えるパシージョが作られ、ナチョは登場した。ナチョは、モウリーニョがあらかじめ話してくれるまで、それが信じられなかった。その瞬間の前には、ある人物が「この子」を保護する責任を負っていた。アイトール・カランカだ。「普通の試合だよ、ただ人がもっと多いんだ。」と彼は言った。
ナチョにとって、もう1日特別な日があったのは、アルコジャーノ戦の第1戦だ。彼は、カスティージャに所属する弟のアレックスと共にプレイしたのだ。この2人はこれ以上ないほど仲が良く、彼らがバルデベバスに一緒にやって来て一緒に帰っていくのを見るのは、驚くことではない。さらにアレックスは、兄の欧州でのデビュー戦を、ベルナベウでサポートする機会を逃そうとはしなかった。
ナチョは、白の偉大な伝統であるカピタンの魂を持っている。昨シーズン、サラビアやファン・カルロス、フランリコといった重要な選手たちが移籍して、カスティージャが沈滞ムードでスタートした後、彼はロッカールームで前に進み出た。チームの選手達の友情の強さは、彼らの昇格に重要な要素であった。
彼は現在INEFの学生で、自身の夢、白のトップチームに定着することに向かって歩みを進めている。彼はラテラルでもセントラルでも気にしない、ただプレイすることだ。最近見せた素晴らしいパフォーマンスが、そう信じることを助ける。勝利することとマドリディスモ、それは失われることはないはずだ。

五分の一

2012-12-06 07:07:19 | football
CL勝ち抜け(1位、2位の順)
グループA:PSG、ポルト
グループB:シャルケ、アーセナル
グループC:マラガ、ミラン
グループD:ドルトムント、レアル・マドリー
グループE:ユヴェントス、シャクタール・ドネツク
グループF:バイエルン・ミュンヘン、バレンシア
グループG:バルセロナ、セルティック
グループH:マンチェスターU、ガラタサライ

マドリーが当たる可能性があるのが、PSG、シャルケ、ユーヴェ、バイエルン、マンU。抽選は12月20日。
……だから1位で抜けておけと…ということにならないように心底願っています。




次はバジャドリ戦に向けて
次の試合も土曜日、休みなくトレーニングです。相変わらず寒そうです。映像見ると、風も強いみたいで。
アヤックス先に先発した選手の大部分(コエントランとベンゼマを除く)、長時間プレイした選手(つまりペペ)は、リカバリーメニュー。GKはGK、その他の選手たちは、カスティージャからファビーニョと、引き続きホセ・ロドリゲスも混ぜて、みっちりウォーミングアップのトレーニングをした後、ボールを使ったトレーニング、シュート練習などしたようです。
アレルギーの治療から復帰したエッシェンは、まだ別メですが、この日からボールを使ったトレーニングをスタートさせたようです。問題なければ週末の召集には入るかも。
コエントランの負傷の程度はまだ不明。ベンゼマは、室内での調整だったようですが、何かフィジカルの問題があるわけではないと思います。
イグアインは、予想よりちょっとかかってますね…当初は、ダービー復帰を目指してらるなんて話もありましたが。ま、無理しても仕方ないか。スペインもずいぶん寒そうですし、特に週末試合があるバジャドリは寒さで有名だった気が…。誰と言わず、筋肉系には十分気をつけてほしいです。


食事
CLが終わってひと段落…だからかどうか、選手やスタッフの一部が集まって食事会をしました。という様子が、セルヒオ・ラモスをはじめ、参加した選手たちのTwitterやFBに。参加した選手は、エッシェン、モドリッチ、ケディラ、エジル、ペペ、バラン、ナチョ、とセルヒオ・ラモスで、お店は良く登場するアサドール・ドノスティアラ。全員集合というわけにはいかなかったようですが(クリスチアーノは王宮で国立スポーツ顕彰の授賞式に出ていたり、イケルは子供たちとのスポンサーイベントがあったり)。
ちなみに食事後の小さな出来事としては、エジルの車が動かなくなって(バッテリーがあがったらしい)モドリッチとバランに同乗して帰ることになったり、セルヒオ・ラモスのポルシェがナチョのアウディQ7と接触したり(ちゃんとスポンサー車乗ってるナチョは偉い。修理もしてもらえるといいね…)。

最年少デビュー

2012-12-05 07:21:14 | football
12/13 UEFA Champions League
Real Madrid C.F. 4-1 Ajax

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(13)、カジェホン(28、88)、カカ(49)

画像

GK:アダン
DF:ナチョ、バラン、カルバーリョ、コエントラン(22、ペペ)
MF:ケディラ、モドリッチ、カカ(71、ホセ・ロドリゲス)、カジェホン
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ(79、モラタ)

3点目が入ったあとは一気にペースを落として緩くなってしまいましたが、そこまでの試合運びはとても良かったと思います。特に前半の、モドリッチからのパスで2つのゴール。モドリッチは、誰と一緒に出場するかとか、前線に誰がいるかとかそういう相性関係もあるかもしれませんが、やっぱり少しずつ良さが出せるようになっているんじゃないでしょうか。
最初のチャンスをきっちり決めるクリスチアーノ、2ゴールを決めてかつ、90分間走りまくったカジェホン、自分のゴールはなくてもベンゼマもボールをキープしたり運んだりパスさばいたり、良い仕事してました。カカも、後半は疲れてきたようですが、キレてました。
最終ラインは、コエントランが早々に離脱した後はペペが入り、ナチョは右から左、バランが右に…と、急造な感じ。まあこれは仕方ないですね。コエントランの状況は、見た感じそんなに長くかかる感じはないと思いますが、それでも週末のバジャドリ戦は無理だろうなあ…またもラテラル問題が再発してしまいました。今日の感じだとナチョを左でも良いだろうし、またラモスを右にアルベロアを左に…と、対処はできるとは思いますが。

今日の試合で、ナチョ、モラタ、ホセ・ロドリゲスの3人がCLデビュー。ホセ・ロドリゲスの17歳354日でのデビューは、マドリー史上最年少だそうです(ラウルは18歳と2か月17日、イケルは18歳3か月26日でデビュー)。ホセはちょっとミスも連発してましたが、落ち着いてやれているのは、それだけでも良いことだと思います。モウリーニョとやたらと和やかなのは何だったんだろう。
モラタは、右サイドを切り抜けてのアシスト、うまいなあ。一仕事はしましたが、でも最後のあれは…せめてシュートを打ってほしかったな。

試合開始からカカが付けていたキャプテンマークが、カカ交代時にカルバーリョからアダンへ渡り…というところで、モウリーニョから「アダン、違う」と指示が。確かに、カピタンが在籍期間式のマドリーでは、着けるべきなのはペペ。モウリーニョ、ずいぶん細かいところまで気が回る。






メスト・エジル
今日は出場機会はありませんでしたが、こんな記事をみつけたので。
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レアル・マドリーのドイツ人は、自分自身と監督であるジョゼ・モウリーニョとの関係を心配してはいない。しかし、チームでタイトルを取ることをが必要だ。

「モウリーニョかエジルか、という話じゃない。タイトルだよ。できるだけたくさん取るんだ。」と、エジルは、ドイツKicker誌のインタビューで話した。
土曜日にアトレチコとのダービーで2ゴール目となる得点を決めたエジルは、この数週間、意に沿わない試合で控えとなったことでモウリーニョとの関係が冷えこんでいるかということについて、はっきり話すのを避けた。
「それはいつでも僕たちがロッカールームの中で話すことだ。」と彼は言った。

エジルは数週間に渡って、スペインメディアの批判の対象となっていた。しかしそれは、たいしてエジルを悩ませない。
「僕は、誰かに何かを証明するためにフットボールをしているんじゃない。楽しめるから、フットボールをしているんだ。フットボールはいつでも僕の趣味だったし、今は僕の専門の仕事になっている。毎日楽しんでいるもの、ということだよ。」
「レアル・マドリーでの最初の1年は、信じられないほど成長して、コパ・デル・レイを勝ち取った。2年目は、リーガで優勝した。ここには非常に高いレベルの基準がある。皆はいつも最高のパフォーマンスを期待する。普通のプレイでは不十分なんだ。」
「メディアが僕について何か言うのは気にしていない。それは間違った基準だ。僕にとって重要なのは、監督が僕をどう見るかということ。」
「もし僕が、皆が言うように力がないというなら、レアル・マドリーでこのポジションを受けることはなかったし、監督が僕をピッチでの戦力ともしないだろう。」

エジルにとって、同様に重要なのは、ファンの意見だ。「僕がマドリーの街を歩くと、ファンがどういうふうに僕に接してくれるのかが感じられる。良い感触だよ、彼らの信頼を感じられるのだから。」「ファンは、僕がレアル・マドリーのために、試合で何をしているかちゃんとわかっている、それが僕には誇らしい。」
「ここにいて幸せだ。ファンは、僕には問題がないということを示してくれる。でもむしろ僕たちの問題は、シーズンのスタートが良くなかったこと、バルセロナの後ろにいるということだ。」 それでも事態を変えられるという自信を見せた。「シーズンはとても長いものだよ。」
このインタビューでは、エジルは「完璧主義者」として描写されている。自身がピッチの上で何を示せるかをわかっているのだ。したがって、試合の中では、自身の力の「100%」を出したいと常に望んでいる。
しかし、それがいつでも可能ではないということにも気づいている。「うまくいく日もあるし、悪い日もある。でも、失敗から学ぼうとしているんだ。」
エジルは現在24歳、スペインの首都にすっかりなじんだと話し、他のクラブからのオファーの可能性が噂されるような推測には、まったく興味を感じていない。「僕には2016年までの契約がある。ここにいて、タイトルを勝ち取っていきたいと思っているんだ。」
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アヤックス戦、召集選手

2012-12-04 01:21:01 | football
アヤックス戦、召集選手
GK:アダン、ヘスス
DF:バラン、ペペ、コエントラン、カルバーリョ、ナチョ
MF:ケディラ、カカ、エジル、モドリッチ、カジェホン、ディ・マリア、チェリシェフ、ホセ・ロドリゲス
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、モラタ

これで18人、そのまま全員がベンチ入りです。
今日のトレーニング後、CL前日恒例の記者会見でモウリーニョは、アダン、ナチョ、クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、ケディラ、コエントランが先発することを発表。また、モラタやチェリシェフ、ホセ・ロドリゲスといった選手たちが、ベンチスタートであるが、出場機会を得るであろう、といったことについても言及しています。どんな先発11人になるのか、カンテラーノたちの出場機会も含め、楽しみです。
ついでに言うと、セルヒオ・ラモス、シャビ・アロンソがこれ以上の警告を受けないよう明日の試合に出場させないこと、アルベロアがサスペンションで出場できないこと等、この辺りは前日に出ていたASの記事と同じ。

本日のトレーニングの様子。南欧州の寒さは続いているようで、選手たちはネックウォーマー兼ニットキャップ的なもので防寒をしつつトレーニング。ですが今日の公式のトレーニング映像の中で、たぶん唯一防寒具的なものを付けていないのは、デニス・チェリシェフだけなのではないかと…これは、さすがと言うべきか。






エッシェン
チェルシーでの治療(?)も終わり、月曜から全体練習に合流しました。アヤックス戦の召集には入っていませんが、近いうちに復帰できるかな。
で、

30歳の誕生日おめでとう。


勝ち抜けが決まった後で

2012-12-03 20:35:13 | football
今日のニュースが出てくる前に、昨日のニュースを先に。

セルヒオ・ラモス、シャビ・アロンソ、アルベロアは出場しない?
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モウリーニョは、アヤックスとの試合でいくつかの変更を取り入れる予定だ。ラモスとアロンソは起用しないだろう。どちらもあとイエローカード1枚でサスペンションになり、もしそうなると、決勝トーナメントの第1戦で出場できなくなる。バランとモドリッチが、それぞれのポジションを埋める。
同様に、アルベロアも出場しない。シティ戦で退場になり、1試合のサスペンションとなるためだ。さらにアルベロアは、アトレチコ戦で背中を打撲、昨日(日曜)はトレーニングできなかった(ファルカオと競って背中から落下した場面でしょうか)。彼のポジションを埋めるのはナチョだろう。モウがこのポジションで何度か起用したアルビオルもまた負傷しているためだ。ディフェンスラインの残りは、ペペとコエントランになるだろう。
GKも、モウリーニョは変更するだろう。既に国王杯のアルコジャーノ戦で出場しているアダンが、カシージャスに休養を与えることになる。同様に、ディ・マリアとエジルもローテーションで、それぞれカジェホンとカカが代わって出るだろう。クリスチアーノは出場するようだが、フランク・デ・ブールのチームと対峙する9番を務めるのが、ベンゼマかモラタかはまだわからない。
休養を取る選手や出場できない選手達がいる中で、モウリーニョは昨日のトレーニングで、ファビーニョ、ホセ・ロドリゲス、そしてチェリシェフを呼んだ。チェリシェフは、マドリーがUEFAに提出した選手リストに掲載済みのため、召集に入るだろう。
ホセ・ロドリゲスとファビーニョの場合は事情が異なる。どちらもリストBに登録されていないが、UEFAは、いくつかの要件を満たした選手を召集に入れることを許可している。第1に、生まれが1991年1月1日以降であることで、2人ともこの要件は満たしている。第2に、15歳の誕生日以降、継続して2年以上、当該クラブに所属していること。この点については、この夏に加入したばかりのファビーニョは外れる。しかしホセ・ロドリゲスはこれも満たしており、リストB登録となれば召集されるだろう。このためには、試合日の24時間前までに手続きをしなければならない。
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今日(月曜日)のトレーニングでも、ホセ・ロドリゲスとデニス・チェリシェフはトップチームと一緒だったそうです。この2人は召集に入りそう。


マルセロ
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グローボエスポルテのインタビューで、マルセロは「レアル・マドリーのチームメイトたちと、1月には一緒にトレーニングに戻れるようにしたいよ。本当に恐ろしかった。(怪我をして)最初の数日間は足の感覚がまったくなかったから。僕の足は震えていて、すごく嫌な気持ちだった。でも少しずつ良くなっているよ」と話した。
マルセロは、10月14日、ブラジル代表のトレーニング中に足先を骨折した。いくつかの検査の後、ファン・ダイク医師の執刀を受け、成功した。
マルセロは、モチベーションや自信をわずかも失うことがない。「僕は、僕自身が今も世界最高の左サイドバックだと信じている。そう信じないといけない。自分自身を信じ続けることで、これまで以上にもっと強い意思を持ってサイドのポジションに戻るんだ。またプレイしたくてたまらないんだ。」
できるだけ早くピッチに戻ろうと試みている時、マルセロは特に、彼のアイドルの1人のことを考える。「僕はいつもロベルト・カルロスを見ていた。レアル・マドリーでは、彼と6ヶ月間一緒に過ごせて、彼は僕にたくさんのことを教えてくれた。彼は僕にとって、素晴らしい基準点になってるし、彼みたいになりたいと思っている。今でさえも、彼に会うとなると、僕は緊張してしまうんだ。」
もしすべてが順調なら、マルセロは今年の終わりには、あるいは2013年の初め頃には、再びプレイできるかもしれない。そして2月までには完全にフィットすることを狙っている。再びチャンピオンズ・リーグがレアル・マドリーにとって大きな位置を占める、ノックアウトラウンドが始まる時だ。
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コエントランでも良いんですけど、十分なんですけど、でもあの元気いっぱいのマルセロがピッチにいないのが、本当にさみしいです。マルセロが自分のInstagramに載せる画像が、ピッチでプレイしている時の画像だったりすると、早く戻りたいんだろうな、プレイしたいんだろうな…と切ない気持ちになってしまう。
(ラウルのゴールを祝福している画像を載せて、「僕は息子に、このレジェンドと一緒にプレイしたんだよと言うことができる」というコメントを載せたのには、じーんとしてしまった)
今回のインタビュー、「自分が世界一だと思う」なんて傲慢にも聞こえてしまうけど、そう言うことで自分を奮い立たせている、自分を信じていくんだという強い気持ちを感じます。マルセロらしい奔放なプレイが、早く見たいです。

…しばらく見れなくなることで、こんなにさみしくなるとは思わなかったな。

ダービー勝利

2012-12-02 08:40:19 | football




12/13 Liga Espanola 1a division Jornada 14
Real Madrid C.F. 2-0 Atletico Madrid

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、メスト・エジル

画像

おはようございます、良い朝ですね。

戦前のチームの勢いの差とか、ファルカオが活躍してマドリーをけちょんけちょんにするだろう的な某WOWOWの直前番宣とか(そういう扱いにはもう慣れた)、そもそも順位は白い方が下ですし、いろいろマドリーファン的には辛い気分で迎えたデルビーでしたが、結果は完勝。いや、特に前半はだいぶ苦しくて思い通りにならない時間帯もあったので完勝とは言わないかもしれませんが、それぞれがやれる仕事をきっちりこなしてそれが結果につながったんじゃないかな、と。そういう意味で良い試合でした。これが毎試合毎試合、どんな試合でもやれるようになればいいんだけどなー。

正直なところ前半の、特に始まってしばらくの間は、マドリーは思ったような形で試合を進められず、リアクションで動いている印象でした。攻撃でもベンゼマやエジルが目立たず、というか彼らが目立つような攻撃も作れない、うまくボールがつなげない感じ。そんな中で、やっぱりクリスチアーノの先制点は大きかった。チームが落ち着けるきっかけになったと思いますし、アトレチコも自分たちが優位かなと思っていたところに、あんなFKで失点してしまっては、多少気持ちも落ちるだろうし。しかしあの場面であのFKはすごい。もっと頻繁に決まれば、と思わないでもないですが、でもすごい。「決まると良いな…でもしばらく決めてないから無理だろうな…でもここで決まったら……きたー!!やっぱりクリスチアーノだ!!」って感じで、短い時間にひとりやきもき歓喜してました。決まった後のイケルの「はー…なにアレ」って顔が面白かった。
クリスチアーノはこの試合良かったですね。しばらく元気のない感じがしてましたが、FKが決まったのは試合にとっても大きかったけど、本人にとっても大きかったんでしょう。そのあとのプレイには余裕が出ていたように感じましたし、それが2点目につながったのかなと。ゴールチャンスに、ベンゼマに縦にボールを出してやり、上手く通らなかったら今度は右に飛び出していくエジルにきちんとパス。エジルもなんとかコントロールして2点目! その後の、カウンターからエジルのパスをポストにブチ当てるとか、まだ運が掴みきれてない感じもしますが…ま、ご愛嬌。

ゴールが重要な意味を持つのは当たり前なんですが、1点目も2点目も今のマドリーには大きな意味があったと思います。特に先週のあの試合の後では。そして2点目は、ゴールした本人、エジルにとっても大きかった。今シーズンはイマイチなパフォーマンスのことが多く、国王杯もひどかったと言っていいと思います。パフォーマンスが上がり切らないうえに波がある状態で、起用のされ方に不安もあり、エジル自身も辛い状況だったと思いますが、それでもちゃんと良い仕事ができる。ゴールという結果につながったのも大きいですし、アトレチコ相手の重要な試合で、前半はちょっと厳しかったですが、後半は良いパフォーマンスができた。続けてください、これ。

攻撃とは別に目立っていたのがディフェンス陣の仕事、ジエゴ・コスタ&ファルカオとのやり合い。ファルカオ怖いファルカオ怖いと言われていて、まずはここを抑えること。セントラルの2人で、決定的な仕事はほとんどさせてなかったと思います。前半の、イケルがニアでセーブにいったシーンくらいで、他はほとんどシュートも打たせてなかったんじゃないでしょうか。ラモスが、ジエゴ・コスタに小突かれてやりあってヒートアップしてましたが、ヒートアップしたぶん、絶対守ってやるっていう良い方向にいったのかも。ラテラルも、アルベロアはいつもどおり守る方は問題なく、攻め上がりも何度かあってエリア近辺での動きもあり。コエントランも、WOWOWで言われてましたが、必死でやってるのになかなか決定機につながらないのは残念…でも、あれだけ上がって押し込むことで、サイドでは優位に立てたんじゃないかと思います。


その他のこと
金曜土曜と外出していたので直前情報がほとんど追えなかったんですが、今回のダービーはいろいろ面白いネタがあったんですね。というニュースを拾って。

遅刻
コンセントレーションのホテルに移動するための集合時間に、クリスチアーノ、ペペ、コエントラン、カカ、アルベロアが遅刻してしまい、モウリーニョの指示でチームバスに置いて行かれたとのこと。遅刻の理由は交通渋滞だったそうで、そこはちょっとかわいそうですが、あとで罰金かも…。
5人は結局、アルベロアの運転する車に乗り合わせて、ホテル・ミラシエラ・スイーツに向かったんだそうです。車中の様子が見てみたかった。

17歳:
火曜日の国王杯で好パフォーマンスだったホセ・ロドリゲスが、今週中はトレーニングがずっと一緒で、そのまま召集リスト入り。試合では結局ロスタイムに出場して、ボールにも触れずで終わってしまいましたが……。国王杯では私みたいなド素人が見ても、あー良さそうだなあ、と思える選手だったので、今後も期待したいです。


ASにちょこっとだけ載っていた記事ですが、ベルナベウのパルコの控室に勤務していた警護犬のメルリンが、今日の試合を最後にお役目を辞して引退するとのこと。

有言実行
国王杯では試合中に、モウリーニョを応援する歌(Ultra Sur)に、アンチモウリーニョのファンがブーイングで応戦、という状態だったのですが、これを受けてモウリーニョは、試合前日のプレスカンファレンスで、21時20分に自分がピッチに出るから、ブーイングしたい人はその時に好きなだけやればいい、試合中は選手を応援してくれ、と発言。というのを試合前、実際にやってしまったという話。映像は、放送の中でもあったと思いますが、ピッチに出て約2分その場にとどまっていたそうです。ただしその時間帯にスタジアムに来ていたのは、悪名もありつつ最も熱心なUltra Surが多く、ブーイングしたのもアトレチコファンだったそうで、最後は拍手と「ジョゼ・モウリーニョ!ジョゼ・モウリーニョ!」の歌声に送られてトンネルに下がることに。