けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

without BBC-D

2014-05-12 22:30:49 | football
Dはディ・マリアのD。

試合、全部見ないで記事書いてもいいですかね。錦織vsラファの試合にだいぶ注意が向いてましたが、失点シーンは見逃しませんでしたし……。
失点の仕方、負け方からいって、最悪でした。ポカで失点したことが最悪というのではなく、ヨロヨロのここ数試合をゴール連発でどうにかひっぱっていたラモスのミス、シーズン前半に負傷から復帰して以来チームを立て直し、前節の不甲斐ない戦い方に憤りを示していたアロンソのミス。よりによってこのタイミングでこの2人がやるか……と、本当に最悪のめぐり合わせという感じでした。
大幅な選手の入れ替えで仕方ないと言えば仕方ないですが、出ている選手たちすら「こんな状況だから仕方ない」と思っていたかのようにも感じられる粘りの足りなさ、前への強い推進力のなさに、見てる方も期待の持ちようがなかったです。解説の安永も言ってましたが、負傷者が多いとはいえ、コンディションが多少不良でも通常の試合なら出場していたであろう状態の選手も休ませる方針だったのだろうと思います。そういう意味では、出場する選手たちのメンタルコンディション作りにも、最初から失敗していたんじゃないか。前線で身体を張れない、多少強引でもシュートに持って行けばいいところを消極的になって誰かに渡してしまう……。シーズン中のうまくいかない試合では、「あと一歩が足りない…」と思うことがよくあるんですが、この試合はそんなレベルにもなかったんじゃないでしょうか。
結果論でもありますが、この最悪の1週間、3試合。あれを勝っていれば、あともう1点が積み重ねられていれば……どうなってたんでしょうね。もったいないの一言に尽きるシーズンの終わり方になってしまいました。

CLファイナルを見据えての温存だのなんだのいってますが、こんなチーム状態が、あと2週間のうちに持ち直せるんだろうか。負傷者は全員帰ってこれるだろうか。


あんなGKにとってはノーチャンスの失点場面を2つも作られて。ディエゴ・ロペス、かわいそうでした。

・・・19人

2014-05-11 18:20:08 | football
セルタ戦、召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:セルヒオ・ラモス、アルベロア、コエントラン、マルセロ、ナチョ
MF:ベイル、シャビ・アロンソ、モドリッチ、カゼミロ、ケディラ、イスコ、イジャラ、ブルギ
FW:モラタ、ウィリアン・ホセ、ラウル・デ・トマス

負傷欠場:ヘセ、ペペ、バラン、カルバハル、ディ・マリア、クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ

リーガ残り2試合、フエラのセルタ戦。フエラなのに試合当日に発表の召集リスト。昨日のアンチェロッティのプレスカンファレンスからわかっていた欠場選手に、ベンゼマが加わりました。MARCAによると、バイエルン戦2nd-legから左膝の痛みを引きずっていて、ここ数試合も痛みがあるままだった、CLファイナルを見据えてリスクを冒さないことにした、んだそうです。確かに昨日のトレーニング画像見ても、膝にテーピングしてる……。

ディフェンスラインの選手不足ばっかり心配してましたが、FWの召集はトップチームではモラタのみ、カスティージャからウィリアン・ホセとラウル・デ・トマスが追加に。モラタは、前節クリスチアーノと早々に代わって出場して、かなり長時間プレイしていましたがゴールが決められずチームは引き分け……。リーガは実質諦めた状態ですが、だからって負けていいわけではないし、来シーズンどうなるかはまったくわかりませんが結果を出すことは個人としても必要なはず。がんばれ。
前線は、ベイル、イスコ、モラタって感じになるのかな。機能するかどうかが怖いところですが、珍しい組み合わせでもあるので、そういう意味では楽しみとも言えなくもない……。
試合は本日19時、日本時間だと午前2時ですが、WOWOWの放送は午前4時からです(どーでもいいカードになったようです)。


セルタ戦前日

2014-05-10 19:51:42 | football



欠場選手が多い
アンチェロッティの前日会見より、
・クリスチアーノ・ロナウドはプレイしない、100%ではないから。
・バラン、ペペ、ディ・マリア、カルバハルも出場しない
・アルベロア、ケディラは確実にプレイするだろう。ただし先発かどうかはわからない。
・ケディラの状態は素晴らしい。もう何の問題もないし、プレイするのを待ちきれない状態。


アルベロアとケディラが先発かどうかはわからないそうですが、カルバハルがいなくて、バランもぺぺも欠場なら、先発になるでしょうね。今日のトレーニングにはラモスが復帰したそうで、セントラルはラモスとナチョ。カスティージャも降格圏抜けだしに重要な試合なんですが、ジョレンテとあと誰か、借りてこないことには。
→土曜のジローナvsカスティージャの試合で、ジョレンテ君が頭部を負傷(肘打されたらしい)。病院で様子を見ているとのことで、セルタ戦に借りるのは無理になってしまいました。ただ、負傷自体は大きなものではないようでそれは良かったです……。

ぺぺは2週間

2014-05-10 12:16:45 | football
ぺぺの負傷
バジャドリ―戦を負傷して終えたペペについては、9日に左脚ヒラメ筋(ふくらはぎ)にグレード1の損傷、と診断が下りました。公式には出ていませんが、スペイン各紙は2週間程度の離脱と見ています。2週間というと、CLファイナルにギリギリ間に合うかどうか。もっとも筋損傷でグレード1なら、たいていの選手が2週間かからずに復帰している印象なので、まあ大丈夫だろうと思っています。


ディフェンスが
金曜日、試合2日前のトレーニング。ベイルは全体練習に合流、筋肉疲労を訴えていたクリスチアーノ・ロナウドも、一部全体練習を行っています。一方で室内での調整は、セルヒオ・ラモス、ペペ、バラン、カルバハル、ディ・マリア。土曜日のトレーニングには復帰してくる選手もいるでしょうが、何かディフェンス陣が心許なくなってきているような。バランはバジャドリ―戦当日に召集から外れました。再び膝に違和感が出たのではという記事を見かけましたが……どうなんだろう。日曜までにはラモスが復活するとして、セントラルはラモスとナチョ。右は、カルバハルもどうなんだろう。アルベロアがミニゲームができるくらいには回復しているので、まったく右をやる人がいないということにはならないと思いますが。


En el corazón de la Copa(ページ内のVER VIDEOより)
マドリー公式が、コパ・ファイナルの特集映像をUpしてくれました。54分間…長いだけのことはあって、マドリー出発からバレンシアへの到着、ホテル内での様子、試合後のロッカールーム、帰途のバス内からシベーレスでの祝杯まで。移動中やホテル内等の選手の素に近い表情とか、ホテルの中庭で軽く身体を動かしているのとか、普段かなりガードのかたいマドリーにしては(第2次カペッロの頃から厳しくなった気がする)、よく頑張った方だと思います。
リラックスタイム中の選手の様子、アンチェロッティの思い出話を聞く面々(選手はコエントランとクリスチアーノとラモスしかいないけど)なんて、普段見る機会がないので、面白かったです。でもみんな、仕方ないけど(わかるけど)スマホ依存すぎ……。










テニスの季節
この時期恒例の、選手たちのテニス観戦。ムチュア・マドリード・オープンの試合(特にラファ・ナダルの試合)は、マドリー、アトレチコの選手たちがVIP席に日々姿を現す社交場になっている感があります。金曜日のナダルvsベルドリッチの試合には、イケル、ベイル、アルベロア、フィリペ・ルイスにアルダ・トゥラン、なぜかファルカオ(家がまだマドリーにあったりするのかな)…。


これは木曜。


なんでこんな撮られ方をしちゃったんだろう……。

翌日

2014-05-08 20:49:17 | football
ディ・マリア、重症ではない
昨夜の試合を負傷して終わったアンヘル・ディ・マリアは、今日いくつかの検査を受け、筋断裂の可能性は否定された。鼠蹊部上部の筋肉、恥骨筋の浮腫で、筋断裂ではない。リスボンでのファイナルには間に合うとみられる。週末のセルタ戦は欠場、最終節のエスパニョール戦は回復次第だろう。非常に痛がっていた腰の個所についても、理学療法士の手によってケアがされている。


ヘセ、回復は順調
8日、ヘセがTwitterに、「ビーチでトレーニングしてから、リハビリしているところ。回復は順調だ。」と画像を載せていました。しばらくは地元、ラス・パルマスに戻って、リハビリを続けてるようです。6日付のMARCA
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ヘセ・ロドリゲスは、彼が負った負傷、膝の前十字靭帯の断裂からのリハビリを続けるため、グランカナリア島のラス・パルマスに移動した。彼は今後数日間、生まれ故郷のラス・パルマスで、日々のリハビリワークをつづけてくれる、信頼している理学療法士と共に過ごす予定。
ヘセは、彼の身に起こった最悪の事態に重要なサポートをしてくれる家族と共に過ごすことだろう。しかしカナリア諸島でのバカンスということではない。彼の予定は、U-21代表も夏のトレーニングに利用していたビーチで、リハビリセッションを行うことだ。目的は、感染症を基本的に克服した膝を、少しずつ強化していくことだ。
クラブ側は、このことに満足している。彼らは、ヘセが感染症の恐怖とドイツで多くの日を過ごした後で、家族に囲まれ、生まれ故郷で何日かを過ごし、今後厳しいものになるであろう残りのリハビリを行っていくために、エネルギーを補充することは良いものになるはずだと考えている。
実際のところ、ドイツに戻って、再発することなしにそこでリハビリを継続する可能性も排除していない。ケディラが手術後にヘッシングパークのクリニックに移って、24時間のリハビリに集中していたように、ヘセも、アウグスブルグに移って執刀した医師の管理を受ける可能性もあった。
ヘセが公の場に再び姿を現したのは、10日前のレアル・マドリー・バスケットボールチームの試合でのこと、同じようにチームメイトのことを非常に気に賭けているセルヒオ・ラモスに伴われていた。彼は痩せてしまっていたことから、今後の別の課題は、体重を取り戻し、筋肉を付け直すことになる。

最初の再発(感染症)を乗り越えたヘセは、より生き生きしている。膝の感染症後のリハビリは厳しいものではあるが、マドリーに戻ってきて、チームメイトと連絡をしあえるようになったことが、良いものとなった。ロッカールームは、コパのファイナルの場面で見られたように、彼と共にあるし、そして何より重要なのは、彼の膝が良い反応をしていることだ。
ヘセは、トップチームに上がってから8か月、彼が重要な存在となったロッカールームでもピッチでも、共に過ごしてきた仲間たちから愛情と敬意を受けている。アンチェロッティも示談も、彼の回復を非常に気に賭けている。カルロは、来シーズンのスタートに彼を戦力とできることを願っている。
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また1ポイントだけ

2014-05-08 06:49:23 | football

13/14 Liga Espanola 1a division Jornada 32
Valladolid 1-1 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:セルヒオ・ラモスの直接FK

数字上は可能性がありますが、リーガはほぼ終戦。疲労等あったんだとは思いますが、とにかく全部勝たなければいけなかったのにそれができなかった。大事なところで躓いてきた今シーズンのリーガを反映した結果なのかもしれません。残念ですが。
CLファイナルに向けた準備ができるとも言えますが、こんな試合やっていて、ファイナルなんて戦えるのか……。しかもこの2試合、良い形でゴールが決まってない。というかここのところ、ラモスかクリスチアーノしかゴールしてないような気がするんですが。

負傷者情報
前半わずか8分で交代したクリスチアーノ・ロナウドは、左脚ハムストリングに違和感、筋肉の疲労を感じたためとのこと。前日のトレーニングで、アンチェロッティと話していた箇所でしょうか。とりあえず深刻なものではないようです。
試合終了間際に痛んでいたディ・マリア、ボールに足を届かせようと無理をして、内転筋を痛めたようです。
またぺぺも筋肉(脹脛?)の痛みを訴えているとのこと。


セルヒオ・ラモス
この4試合で5ゴール、ついに子供も誕生し、絶好調のラモス。それだけに、試合自体で喜べる結果になってほしかったですが…。


バジャドリ戦に向けて

2014-05-06 20:25:04 | football

バジャドリ戦に向けて
本日火曜日のトレーニング、モドリッチが全体練習に復帰したものの、ベイルはコンディション不良で室内調整、カルバハルも試合蓄積の問題(と、お祖父さんが亡くなったことも含めて)で特別なリカバリープログラムを実施。アンチェロッティはプレスカンファレンスで、この2人の欠場を明言。アルベロアももう少しかかりそうですし、右ラテラルはナチョでしょうか。
またセルヒオ・ラモスは、家庭の事情で、他の選手たちより早い時間に個人でトレーニングを済ませたとのこと。そろそろ生まれるのかな…。

その他、アンチェロッティのプレスカンファレンスから。
チームの状態
「クリスチアーノは良い状態だ、少し疲れてはいるが。トレーニングの一部というだけだ(火曜のトレーニング中、クリスチアーノが腿裏を指しながら、アンチェロッティと会話している様子があったそうで、そのことを記者に指摘されたのでは)。彼はバジャドリで起用できる状態だ。カルバハルは違和感があり欠場。ベイルも打撲を負っているので欠場する。」

とにかく重要な試合なのだ
「バジャドリ戦で敗れるようなことがあれば、リーガも失うことになるだろう。明日は我々のベストを尽くす。それが基本だ。」
「明日の試合はファイナル。相手はプリメーラに生き残るために戦っているチームなのだ。」
「我々の目標はリーガの残る3試合すべてに勝つこと。それが、我々がチャンピオンになるための唯一の選択肢だ。」
「我々はまだ勝てるのだと信じていなければいけない。明日の試合は難しいものになるだろう、しかし我々は戦い続けていく。」
「明日の試合はとても重要なものになる。なぜなら、我々はリーガを勝ち取るために戦っているし、彼らは降格を避けるために戦っているのだから。」

イジャラメンディ
「バレンシア戦では良くなかったが、何も変更はない。シーズン終了までに、まだプレイする機会はある。明日のバジャドリ戦では、モドリッチとどちらにするか決定しなければいけない。イジャラは、シャビ・アロンソのポジションでならもっと快適にやれるのだろう。でも、我々は今、ファイナルに照準を合わせてはいない。」

ケディラ
「起用できる状態で、バジャドリでプレイするかもしれない。もしハードにプレイすることがなかったら、木曜に彼とアルベロアのために、軽い試合(ミニゲーム?)をするだろう。」


召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、コエントラン、マルセロ、ナチョ
MF:ケディラ、シャビ・アロンソ、カゼミロ、モドリッチ、ディ・マリア、イスコ、イジャラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、モラタ

試合は、5月7日(水)21時、エスタディオ・ホセ・ソリージャにて。

1ポイントだけ

2014-05-05 19:13:38 | football

13/14 Liga Espanola 1a division Jornada 36
Real Madrid C.F. 2-2 Valencia

マドリーのゴール:セルヒオ・ラモス、クリスチアーノ・ロナウド

(オンタイムで見られなかったのでだいぶ遅くなりました)
土曜のバルサ引き分け&日曜のアトレチコ敗戦に、ぐっと期待が盛り上がったマドリーでしたが、必須であったはずの勝ち点3を逃してしまいました。しかも自分たちが悪い、としか言いようがない。
いやもう、残念です。バイエルンに勝ってCLファイナル進出、ファイナルに向けてチームを高めていき、かつリーガの希望を最後まで維持していくためには、この試合は勢いをそのまま示すような形にしないといけなかった。勝たなければいけなかったはず。それが、火曜の試合の反動なのか選手入れ替えのせいか、攻撃も守備も緩かった。
モドリッチは召集外、ぺぺは最終的にベンチ外となって、最終ラインはカルバハル、バラン、ラモス、マルセロ、中盤はシャビ・アロンソとイスコにイジャラ。前のBBCはいつも通り。立ち上がりは悪くなかったと思います。前半15分くらいまでは、良い感じにチャンスが作れて自分たちの時間だった。でもそこで、押し切るほどの迫力とか勢いみたいなのは感じられず。ゴールはそのうち決まるだろうみたいな雰囲気のまま、なんとなく時間が過ぎていくにつれて、うまく回っていないところが顕著になっていった、というような感じがしました。1点でも前半のうちに入っていたら、「悪いなりに勝てた」くらいの試合にはなっていたんじゃないかな。でも、「悪いなりに勝てた」にするためには、前半終了間近にセットプレーから失点なんてことはあってはいけない…。セットプレーだから、思わぬ形でというか、運次第なところもあると思いますが、あそこもなんでかなあ…バラン、付いていたのになんで打たれたかな。後半頭から、前半あまり良くなかったイジャラを交代してディ・マリアが出場しましたが、だからといって劇的に良くなったようには感じなかったですが。クロスの狙いが甘かったり、パスが合わなくて、じれったい時間が過ぎていく……。
結果としては、後半にラモスがこの3試合で4点目(何かもうすごいですね、ラモス)となるゴールを決めて、1-1。数分後にパレホの(うまいなあパレホ…)ゴールで1-2。少々絶望しかけたロスタイムに、クリスチアーノのバックヒールが決まって(あのゴラッソが決まるなら前半のうちのどれかも決めてほしかった…)、どうにか2-2。0ではなく1にできたことは最低限の許せる結果だったと思いますが、勝ち点1より3の方が良いに決まってる……。
ビッグマッチの後によくある何かふんわりした感じが、バイエルン戦に出た選手の中にも、ここでチャンスをもらえた選手にもあったこと、もう少しどうにかできたのに試合時間を無駄に使ってしまった感があり、とても残念です。イジャラは、CLファイナルに(たぶん)出られないアロンソの代わりということで期待されていたと思いますが、ちょっとこれはどうかなあ…という不安が残ってしまいました。もしかしたら、アロンソを出さず、アロンソの代わりであるはずの底で試用するべきなのかもしれませんが、リーガもまだ捨てられていないだけに、実験は怖いんだろうなあ。あと、モドリッチ重要。ディ・マリアも重要。
で、ケディラも使えなかった……。



残り
他チームより1試合消化が少ないマドリーの日程は以下の通りです。
5月7日(水)21時 32節バジャドリ(F)
5月11日(日)19時 37節セルタ(F)※全チーム同時開催
5月18日(日)未定 38節エスパニョール(C)
(5月24日(土)CLファイナル)

気になるアトレチコ、バルサの日程も含めての勝ち点計算は、MARCAの計算機が便利でわかりやすいです。アトレチコとバルサの37節の結果次第で多少変わるところもありますが、何にせよ、マドリーは残り3つ全勝すること。フエラ連戦が心配ですし、今朝のバレンシアにベルナベウで勝てなかったことを考えると勝ち点の皮算用なんてできませんが、とにかく勝て、ぜんぶ勝て、です。

バレンシア戦、召集選手

2014-05-03 20:53:53 | football

バレンシア戦、召集選手
GK:イケル、ディエゴ・ロペス、ヘスス
DF:バラン、ペペ、セルヒオ・ラモス、コエントラン、マルセロ、カルバハル、ナチョ
MF:ベイル、シャビ・アロンソ、カゼミロ、ディ・マリア、ケディラ、イスコ、イジャラ
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、モラタ

負傷欠場:ヘセ、モドリッチ、アルベロア

金曜、土曜と、別メが続いたモドリッチ、どこに問題があるのかははっきりしていませんが、この試合は欠場することに。軽い違和感程度で済んでいればいいなと思います。
そして遂に、ケディラが復帰! アンチェロッティは試合前日プレスカンファレンスで、ケディラのベンチスタートを明言しています。


アンチェロッティのプレスカンファレンスより。

リーガでのGK起用について(CLファイナルまでの試合勘維持のため、カシージャスを以降先発にという声が出ている)
「決めている。明日はディエゴ・ロペスがプレイし、水曜(延期されたリーガ34節バジャドリー戦)はカシージャス。その後、セルタ戦ではディエゴ・ロペスがプレイし、エスパニョール戦ではカシージャスがプレイする。私は彼らと話し、2人ともこのことに同意した。私がこう決めたのは、今月のうちにカシージャスがプレイする必要があるからだ。この試合(ファイナル)に向けて準備をするのに、1ヶ月プレイからは慣れるのは良いことではないだろう。」

CLファイナルでシャビ・アロンソに代わるのは
「最も自然にいくならイジャラメンディだろう。イジャラはこのポジションでトレーニングをしているし、そこでプレイするのに慣れているのだから。もし何も変更がなければ、シャビ・アロンソのポジションに名乗りを上げるのは、イジャラメンディだ。」

モドリッチの負傷
「双子筋への打撲のため、モドリッチは起用できない。そしてケディラが起用可能な状態だ。他の選手は皆問題ない、シャビ・アロンソが本来のポジションで出場するだろう。」

ケディラについて
「もし起用可能と言ったなら、それはプレイできるということを意味する。彼は素晴らしい回復を見せ、良い状態であるし、明らかにプレイする必要がある。しかし、ゆっくりとだ。もしプレイ可能なら、出場するだろう。」
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おまけ:ラウルの今後
今シーズンでアル・サッドとの契約が終了するラウルは、今後はアメリカで現役生活を続行するだろう、という記事がASに出てました。行き先はN.Y.コスモスとのこと。
マドリーを出てから、ドイツ、そしてカタールへと移って、もう4年ですか。欧州フットボールのメインの流れからは慣れて時間が経って、さすがにもういつ引退すると言われても驚かないくらいにはなってきたんですが…というか、だからこそまだアメリカで続けるだろうと聞くと、逆に驚くというか。いつマドリーに帰って来てくれてもいいんだけどなあ……。まあカタールでは、選手として過ごしつつフットボールのマネジメントやコーチングの世界にも足を踏み入れ始めて、アメリカで選手生活を続けるのも、英語力とかまた違うスポーツビジネスの世界を経験する、引退後の将来を思い描いてのメリットもあり、子供たちの教育とかそういうことも考えているのかな……ちなみにラウルには、6人めの子供ができるそうです。

往生際悪く

2014-05-02 18:15:21 | football
ダメモトでも、最後まであきらめず……AS
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マドリーは、メッセージを示した。「我々はシャビのイエローカードに対して最後まで抗告する」と。法律部門は現在、シュヴァインシュタイガーへのタックルに対してプロエンカ主審が示したカードの無効に向けて動いている。UEFAの懲罰委員会は、オーストリア人のThomas Partizが会長でスペイン人の委員はいないが、抗告を受けた上で、カードの累積によるサスペンションを1試合とするだろう(3枚でサスペンション、以降は2枚で)。最近の判例はマドリーに取って楽観的なものではない。バレンシアのパコ・アルカセルに対するセビージャとのELセミファイナル1st-legで出されたカードは、クラブ側がセビージャのGKベトから接触しようとした証拠のビデオを提出したにもかかわらず、取り消されなかった。
この抗告が成功しなかった場合には、マドリーは上訴委員会(会長は元LFPのチェアマンであったペドロ・トマス)に申し立てを行うだろう。その次のステップは、もしマドリーが「最後まで」有効な上告ができるなら、CAS(スポーツ裁判所)まで行くこともあるだろう。
シャビがこの大会で最初に警告を受けたのは0-2のコペンハーゲン戦、2枚めはロイスと競り合ったドルトムント戦。この試合で3枚めのカードを受けたシャビは、UEFAの審判指名者であるコッリーナと話をしていた。「これまで受けた中でも最もアンフェアなカードというよりもアンフェアなルールだ。」累積か、EUROやCL、ELと異なり、セミファイナルでカードが一掃されるW杯の例に言及することもできるだろう。
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さすがにダメだろうとは思うんですが、最後まで諦めないことが肝心です…。


絶対に忘れないよMARCA
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彼らの幸せに満ちた様子は、そのマドリディスモに現れる。ミュンヘンでの偉大な夜から跡を引いているこの上なく甘い感覚は、彼ら以上に信じるものは誰もいなかった冒険での主役である選手たちそして監督にとって、さらに数日間続くものだろう。
水曜のチーム内の感覚は、レアル・マドリーの歴史上最高のページの1つを書いたものだった。タイトルはまだ手にしていないが、アリアンツでテーブルの上に振り下ろされた拳は、否定しようのない質的な価値がある。3シーズン連続セミファイナルで敗退の流れから抜け出ただけではなく、このチームは欧州で恐怖となった、過去の様相を取り戻した。マドリーは再びアッティラ(古代の王)となった。

選手たちは叙事詩の主役となったことに気づいている
「絶対に忘れない」と主役たちは言い交わしあった。この試合、選手たちがミックスゾーンで異口同音に同意し合っていたように、テクニカルな面でもフットボールの面でも「パーフェクト」だった。シャビ・アロンソのイエローカードを除いて。彼らはパーソナリティの面でもレッスンを受けていた。勇敢であること、インテリジェンスを持ってプレイすること、バイエルンの罠に陥らないように。例えばカルバハル、リベリーに叩かれていたが、反応を示さなかった。
「僕たちは夢を生きている」クリスチアーノは自身のソーシャルネットに書いた。「魔法の夜、歴史的な勝利」とセルヒオ・ラモスは言った。個人レベルでもチームレベルでも、立場がはっきりしていた。それでチームは特に強化されたのだ。

チャンピオンの…そしてペップのホームで0-4とした価値
マドリーは非の打ち所のない結果で、ファイナルに進出した。1ゴールも許さず、フットボールの世界では最も近付き難いスタジアムの1つでのゴールラッシュ。バイエルンという全能のチームが相手であること、2シーズン前の悪夢の相手、監督のグアルディオラは近年のバルサの覇権をリードした人物、さらにはそのシナリオ。チャンピオンズリーグのすべてのセミファイナルの試合で、このカタランの監督への批判が増すのに比して、レアル・マドリーは世界中から称賛を受けることになった。

何百人ものマドリディスタがバラハス空港で待っていた
帰りの移動は、真にマドリーの魂を反映するものだった。帰国が遅くなったにもかかわらず(バラハス空港への到着は翌朝の4時半頃であった)、選手たちは冗談を言い合い、祝福と良い雰囲気が続いていた。
妻と一緒だったカルロは、彼を取り囲み、マドリディスモを解放する勝利に感謝しようとする数百人のファンの出迎えにも、いつものように落ち着いていた。12年は長いものだ、しかしマドリーは、正面の扉から欧州のカップ戦ファイナルに戻ってくる。シベーレスの女神もまた、ファンたちの喜びの目撃者となっていた。

フロレンティーノ・ペレスは選手1人1人を祝った
マドリーの会長は、彼自身が満足感と共にあった。このわずか2週間で、チームはバルセロナに勝利してタイトルを手にし、バイエルンに2勝して、その結果チャンピオンズ・リーグファイナルへの進出を決めたのだ。最高責任者の彼は、プレスへの対応を終えてチームバスに向かう途上で、ベンゼマやセルヒオ・ラモス、クリスチアーノといった多くの選手たちと一緒に過ごしていた。

「これは素晴らしいこと、でもファイナルで勝たねばならないのだ」
ワールドチャンピオンたちがいるロッカールームでは、セミファイナルは残らないものだとわかっている。もし彼らがアトレチコとのファイナルに勝利しなければ、アリアンツでの夜は、ベルナベウのトロフィールームには何も残らない、ただの良い思い出でしかなくなるのだ。「まだファイナルに勝ってはいないんだ」という声が、喜びの叫び声に混じって聞こえて来ていた。

緊張感を保つため、リーガで生きた試合を
アトレチコがタイトルを手の内に入れているが、マドリーには彼らのオプションを速める4試合が残されている。選手たちに取っての理想的なシナリオの1つは、まだ失われていない。バイエルンとの対戦でまさにそうだったように。ファイナルまで3週間あるが、戦う緊張感を失うことは、厳しいものとなるだろう。最初の試合は、日曜日のバレンシア戦。ベルナベウのフィエスタとなるだろう。
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