この写真は
震災3日目、家族みんなで食べた「干し柿」の写真。
この写真、今でも大事にとっているんですよ。
震災3日目・・・
電気も通らずまだ世の中の情勢がなにもわからなかった時・・・
あの日、なぜか手作りのデザートっぽいのを
子ども達に無性に食べさせたくなって
冷蔵庫の奥でこの干し柿達を見つけたときには、
まるで太陽を見つけたような気がしてとっても嬉しかったです。
あの時この干し柿をみんなで分け合って
「美味しいね~。ほっとするね~」と言いながら食べた思い出
今でも忘れることができません。
今思えば。。。甘いものに飢えていたというよりも
心が甘さの持つ優しさを欲しがった・・・というのが正しい気がします。
ろうそくがともる中で見た干し柿の美しいオレンジ色は・・・・
「家族みんなをいたわってくれる優しい色」だったんですね。
そして、先日のこと、畑の整理をしていたら
近くの柿畑を持っている方から
「この柿いっぱいあるからもっていげや~」という嬉しい言葉、
「え~~いいんですか」といいつつ、もう既に
車に戻って大きな袋をかかえて出陣体制
私が畑をここで始めてから初めて見た柿の大豊作
「桃栗三年柿八年」と言うけれど・・・
確かにそのくらいの期間ずっと、
柿がなったのを見たことなかった!
そしてエコバックいっぱいに柿をいただいてきたのですが
今日は午前中からこの整理に大忙し
なんという柿なんでしょうね。。。
皮がヒョウ柄っぽい!
パソコンを開いて、好きな音楽を聞きながら
柿の皮むきをはじめ・・・
へたを取ったり、ヒモに吊したり
熱湯消毒をしたりと・・・
日が西に傾いた頃
やっと!
柿を2階のベランダに干すことができました。
横から見ると・・・ヒモがたらんとなっているのが
わかるかと思いますが・・・
これは干し柿で有名な丸森町でよく見かける
柿の干し方なんですね。
で・・・どんな干し方か、正面から撮影してみますね。。。
ね、普段軒先で見る干し方とはちょっとちがいますでしょ。
横に吊すことで、風がよく当たってカビになりにくいそうなんです。
まるで・・柿のネックレスみたいですよね。
寒風にじわじわとさらして、あと3週間ほどでできあがり。
上手くできたらいいですが・・・
以前はスズメにつつかれてしまい、泣く泣く捨てたことありますので
今回は奥の白い網で防鳥対策を徹底しておきましたよ。
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柿は日本古来の果物で、元々は渋柿が原種。
干し柿は元々は渋柿の渋を抜くために広く行われていたものですが、
干し柿にすることで保存が効くようになるため
食料がなくなる冬に向けて、「柿を干す」という晩秋の作業は
大変重要な作業だったわけです。
皮の表面にでる白い粉は、純粋な果糖とブドウ糖。
砂糖がない時代には、
甘味料としても干し柿は大変珍重されたそうです。
あらんりきちろさん、干し柿のネックレス
とっても似合いそうですよ。
今度ぜひとも干してくださいな。
干し仕上がったら、ぜひとも美しい首の回りに
飾って下さい。
ご近所さんもきっとビックリすること
間違いなし!です。
干し方・・・ネックレスね~
成程な干し方です!!
初めて見ました~
出来上がりが楽しみですね~え~期待しても無理~
うんうん、そうよね~
私も渋柿買って来よう~そして、こんな干し方してみようかな?ご近所の方がどんな目で見るかしら~?
りんちゃんのお母様、遠くにいる娘の事、
とっても心配なさったことと思います。
でも、マドレーヌを焼くお母様って、
とっても素適ですね。
ヒョウ柄・・・わたしゃ大阪の柿じゃい!!って
感じでしょうか。
このネックレスはおいしいよ、こんど食べてみてね。
ぱくっ!
只、悲しいことに丸森では干し柿ができてから
放射能検査をするそうです。干すと凝縮しちゃうから
らしいですが。。。
干し柿つくりあげるまでの手間が大変ですのにね。
まったりとして口に広がる干し柿
ほんとおいしいですよね。
餓鬼とは・・ところで吉ちゃん?(笑)
今回柿のセミナーをするために写真を見ていたら
あの当時の事を思い出しました。
柿の木は以前は何処の家でもありましたが
今はあまり見かけなくなりましたね。
それでもこの時期見る柿は気持ちがほっとします。
私もあんぽ柿だいすき!
でも高いですよね~~いつも引いてしまいますよ。
震災直後にご家族で食べた干し柿の写真。じーんときます。
私も震災当日まさに直後に実家から届いた宅配便に母の手作りのマドレーヌが入っていて、思わず写真を撮ったことを思い出します。
ヒョウ柄の柿、オモシロイですね!柿の木の枝ぶりも個性ありますね~
干し柿の大きなネックレス、いいですねー(笑)
“干し柿”食べたい! ガキが叫んでいます!
今日も穏やかな小春日和でした。
本当に家族の温かさがじんわりと伝わってきましたよ。頑張って来られたんですね!!ボランティアの買い出し、炊き出しなど思い出してもあの頃はお体を酷使されたことでしょう。
ところで里山の柿はどの家にも庭にあって、木枯らしに舞っている柿の落ち葉の色のグラディーションはホッとした優しさがありますね! 三連の柿ネックレスお見事!!干し柿、あんぽ柿、大好きよ。
最近又、地震が多いですね。
地震は何度経験しても、ほんといやです。
オレンジ色はいたわりの色なんですってね。
美智子妃殿下と同じ名前のバラがあるんですが
バラの説明に、いたわりやさしさのばらだと書いておりました。
今日丸森に行ってきましたよ。
ネックレスのつるし柿なかなかいいですよね。
私は二階のベランダをのぞきながら
1人でにやにやしております。
体を飾るジュエリーよりも体を満たすジュエリーのほうが
いいかな???
あの時は海沿いの方とは桁違いに
こちらはほんと恵まれてましたから。
家族みんなが家に集合できましたし
毎日一緒に食べて、寝ることできましたから。
kazutynの気持ちがとっても嬉しいですよ。
我が家では殆どみんなで御飯たべるんです。
おいしいとか、これはちょっとおかしい味だとかケンケンガクガクしている時間が
家族みんなにとって一番幸せな
時間だと思います。
蔵王の大根祭りは確か1週目の日曜でしたよね。
我が家の大根は
私みたいに細いですよ~~
たくあんできるほどすばらしくないので
ちょぼちょぼたべますわ。
今渋抜きした柿を食べてるんですが
とっても美味しいです♪
来週楽しみにしてくださいね~
あの時、干し柿の甘さはとっても嬉しかったです。
普段あまり干し柿を食べない子ども達も
初めて美味しいと感じたようで
今年の干し柿が旨くできたら
子ども達にたべてもらおうと思っております。
‘果樹ですてきな庭づくり’・・・ありがとうございます。
私の周りの人たちは、買って下さっている方がおおいのですが、他の方からこのようなコメントを頂き
大変嬉しいかぎりです。
果物の栽培がとってもお上手なようで・・・
いろいろと教えて下さいね~
今日も地震がありましたね。
地震の時、冷蔵庫に干し柿があって良かったですね。
>ろうそくがともる中で見た干し柿の美しいオレンジ色
オレンジ色て・・・
典型的な「暖色」であり、温かさを感じさせる色
エネルギーを呼び起こす色、他にもあるみたいですが・・・
今年は、柿豊作みたいですね。
渋柿の干し方・・・有名な丸森町でみかける
柿の干し方って珍しいですね。
ネックレスていいですね~~
辛いときに甘いものを食べると元気が出て頑張ろうと云う気になります。また普段でも家族は出来るだけ一緒に食事することが絆を保つのに大事なことですね。
今年も蔵王の大根祭りも終わり、木枯らしの吹く季節になったのでしょうね。
柿のネックレスもお日様があたっていいですね。
我が家も今年は大根作りができなかったけど、沢庵作りは頑張ります。お味見期待していてね。
震災3日目に家族みんなで食べた「干し柿」のお話
光景が浮かぶようでほんとうにいいお話ですね。
普段から野菜や果物のお世話に愛情を注ぎ
いつも食に対して真摯なまなざしで
触れておられるいしころとまとさんならではの
逸話のような気がしました。
‘果樹ですてきな庭づくり’の本を手にしてから
開墾中の耕作放棄地もこんなお庭にしたいと
その本をバイブルのようにして
週末は土に触れています。
また、お邪魔します。