ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

ルネ・ファンのルネ・ファンによるルネ・ファンのためのルネ・ブログ シマ姉のルネ・データ・バンク

初の思春期インタビュー:前編

2025年02月14日 | ルネ・シマール

 

 今日バレンタインデー

 昨年からカカオの不作によってチョコレートの価格が高騰していますが、バレンタインデーの1か月前のニュースで、有名シェフのチョコレート・イベントに開店前から大行列ができ、購入予算額が万単位で、どれだけ購入したのかと思わず目を凝らして見てしまう重たそうな手提げ袋を持ち、推しのシェフからサインをもらっている女性たちの映像をニュースで見て驚くばかりでした。映像の女性たちの中には「胃袋を掴まれた」と語っている方もいらっしゃったので、「本命チョコ」より「自分にご褒美チョコ」なのかな?・・・と推察していた私はというと、毎年恒例の定番チョコを家族に、オフ会では「友チョコ」を渡し、カナダのお友だちには事前にEMSで送りました(^^♪ 自分にはいつも、明治の「チョコレート効果Cacao72%」のシマ姉です(笑)。それに、「ルネ活」している私は、他人が何の「推し活」をしているかについて、とやかく言える立場ではありませんね(爆★)。

 バレンタインデーに女性からチョコレートをプレゼントするのは日本だけで、外国では恋人や夫婦でプレゼントを贈り合うようですから、ルネはマリー=ジョゼに何を贈ったのでしょうか? 料理上手なマリーは飛び切り素敵なディナーを準備したのでしょうね(^^♪

 

 そして今回から、1976年4月17日に発売された2誌の新聞記事に続き、前後編で1976年4月24日発行の新聞Les Vedettes Québécoises(ケベックのスターたち) Vol.1 No.21」のルネ記事を紹介いたします。全く同じ時期の記事のため、アメリカでの様子やモントリオールで行われたフォーラムの情報が重複していますが、来日当時より成長し、変声して男らしくなった15歳のルネの表情やインタビューの内容を楽しんでいただけたら幸いです♪

 

左:新聞の第1面より抜粋  右上:「はい、私は今青年です。」

 右下:彼の「マネージャー」であるギィ・クルティエは、他にも多くの話を聞いています… 

 

SA 1ère ENTREVUE D’ADOLESCENT 初の思春期インタビュー

RENÉ SIMARD

PARLE DES FEMMES RENCONTREES A HOLLYWOOD

ハリウッドで出会った女性たちについて語る

 

RENÉ SIMARD:

SA 1ère ENTREVUE D’ADOLESCENT

ルネ・シマール:初の思春期インタビュー

Par Freida Couture  フリーダ・クチュール著

Photos: Guy Tardif  写真: ガイ・タルディフ

 

 私たちはいつも彼を「p’tit Simard 小さなシマール」と呼んでいますが、先週、彼がパリへ出発する前に会ったとき、突然目の前に青年が現れました。彼の顔はより男性的な特徴を帯び、身長もかなり伸びました。彼の若々しい魅力は男らしい美しさに変わり始めており、18歳になったら、ルネは若い女の子たちの間で大騒ぎを起こすだろうと私は予測できました。

 

SPONTANE COMME A L’HABITUDE いつものように自発的に

 ルネはとても自発的な少年でした。私たちはすぐに意気投合し、インタビューもスムーズに進みました。最初、彼は本当に言いたくないことは言いませんが、もし彼が誰かを信頼したなら、彼はもっと心を開いてくれることでしょう。彼の「マネージャー」であるギィ・クルティエが、特にジャーナリストに対してあまりしゃべりすぎないよう彼に教えたことはよく知られており、ルネは常にこの非常に賢明なアドバイスに従ってきました。私自身は、ルネ・シマール本人のインタビューを読む機会はあまりありませんでした。ああ、テレビで彼は話すけれど、新聞でのインタビューはごくわずかでした。自慢するつもりはありませんが、ルネ・シマールとの初の「思春期」インタビューをお届けできることを嬉しく思います。自分で判断してください、そして彼がすでに男らしく考え始めていることがわかるでしょう。ルネはスターであるにもかかわらず、とても傷つきやすい青年である優しさを保っているのです。

――ルネ、今の生活はどんな感じ?

――ロサンゼルスではどのように過ごしているの?

――「午前中は英語のレッスンがあって、その後3時間勉強して、30分間発声練習をして、英語の歌の練習をします。夕食を食べて、夜食を食べた後2時間ジャズバレエをします。タップダンスも習います。それが僕の日々の過ごし方です。」と彼は微笑みながら言いました。

――何歳になったの?

――「15歳です。」

――女の子に目が向き始めた?

――「もう長い間それはしてきたから…」

――確かに変わったよね。道徳的にはどう感じるの?

――「青年になった…男になった気分かな。」

 

 今回は前編で、記事の1ページ目の紹介でしたので、ちょっと短い内容になりました。

 ここでは、「adolescent」を「思春期」、「un adolescent」を「青年」と訳しています。「ティーンエイジャー」、「十代」、「青春」や「青春期」とも訳しますが、内容から考えて前者の方にしています。ちなみに、男の子の思春期は11歳から18歳くらいまでだそうですから、当時15歳で、変声期を迎えていたルネは思春期真っ盛り! 日本のファンが来日をずっと待ちわびていたルネが、アメリカで何をしていたのかが分かる内容でしたね! 

 そして次回は、後編として、2ページ目と3ページ目を見開きで紹介いたします(^^♪

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ルネに誕生日のメッセージを送りましょう♪ 2025

2025年02月08日 | ルネ・シマール

 ルネの誕生日まであと20日となりました

 私はちょっと遅れた新年オフ会です(^^♪ ルネの日本旅行についての記事をこの日のために翻訳を完成しましたので、その話で盛り上がるつもりです 「ルネの日本旅行」は前中後編で3月9日(日)、15日(土)、23日(日)に投稿します(^^♪

 そしてまたまた毎年恒例の記事ですよ~(笑)オフ会も、この記事を毎年投稿し続けることも、私にとって立派な「ルネ活なのです だから今年もお付き合いくださいね~(^^♪ そして、ルネにメッセージを送ってください

 

▲昨年投稿したお誕生日メッセージ
 

 昨年も舞台劇『Le Dîner de cons 奇人たちの晩餐会』と、ミュージカル「La famille Addamsアダムス・ファミリー」の監督、並びにケベック州のLa Fabuleuse histoire d’un Royaume(王国の素晴らしい歴史)のスポークスマンとして超多忙だったルネは、昨年11月に妻マリー=ジョゼと念願の日本旅行を楽しみました(^^♪ ファンとの集いは実現しませんでしたが、最初の予定では、現在第1子アデリーちゃんの子育てと第2子の妊活中の娘ロザリーと、その恋人ガブリエルも一緒に旅行する予定でしたので、次の機会があるかもしれません 今回は西日本の観光コースでしたので、次回は東日本を巡って、道上さん主催でファンの集いも開催していただけたら最高ですね!

 今年もすでに2つの舞台の上演予定が決まっています。いつまでも情熱を絶やさず、「100歳まで生きたい」と精力的に活動するルネを応援する日本のファンが現在もたくさんいることを知っていただくためにも、また日本に来ていただくためにも、誕生日のメッセージを送って、ルネのお誕生日をお祝いしましょう!!

 

▲現在の公式ページのプロフィール写真はこれ♪ 「メッセージ」をクリックして投稿してください(^^♪

 

 ルネに直接、facebookの公式ページからメッセージを送ることが出来ます 公式ページへの投稿は出来ませんが、facebookで私が管理するルネ・ファン・グループCondor, c'est toi : pour René Simard」でもルネへのメッセージを投稿しています(^^♪ 個人でメッセージを送るのはハードルが高いとお考えなら、こちらに書き込んでみてくださいね♪

 



 Messengerには既読が付きます 最近はお返事をいただくのは難しくなっていますが、Messengerで送ったメッセージには全て既読が付きました どんなに忙しい時でもファンを大切にするルネは、貴方からのメッセージに必ず目を通してくれるはずです!

 メッセージは仏語でも英語でもOK。短いメッセージでも直接送れば、あなたのお気持ち(ルネに対する思い)とお名前がルネに伝わります! 当ブログでもお知らせしているとおり、ルネはfacebookの公式ページを使って情報を発信し、ファンとの交流を楽しんでいますので、是非是非チャレンジしてみてください!!



ルネのfacebookの公式ページ"René Simard ”

ルネのオフィシャルサイト

René Simard | Instagram, Facebook | Linktree
René Simard(@renesimardofficiel) • Instagram


<仏語の文例集>

Bonne Fête à René!
ルネ、お誕生日おめでとう!

カナダのフランス語圏ケベックでは、「Bonne fête」は最もカジュアルで一般的な「誕生日おめでとう」の言い方です。ただし、フランスでは「聖名祝日」で使われるので、「Joyeux(Bonne) anniversaire」がフランスで使われる誕生日のお祝いの言葉だそうです。ここでは、「naissance(誕生)」を祝うので「Joyeux anniversaire de naissance」としています。ちなみに結婚祝いは、「Joyeux anniversaire de mariage」になります。

Cher René
Joyeux anniversaire de naissance!
Je vous souhaite beaucoup de bonheur.

親愛なるルネ
お誕生日おめでとうございます!
貴方のご多幸をお祈りいたします。


Joyeux anniversaire de naissance à René!
bisous

ルネ、お誕生日おめでとうございます!
キス


Joyeux anniversaire de naissance à René et passe une belle journée!
お誕生日おめでとう、ルネ。素敵な一日をお過ごしください。

Que tous vos désirs se réalisent.
あなたの夢や願いがすべて叶いますように。

Je vous souhaite plein de bonheur en cette journée spéciale.
この特別な日に、たくさんの幸福を願っています。


※「フランス語の誕生日のお祝いメッセージ例文19選 | 誕プレ」参照

※「フランス語の「誕生日おめでとう」メッセージ20選!お礼の言い方も紹介 - Bibliette(ビブリエット)」参照

 



 定型文だけでは物足りないけれど、英文も仏文も自信が無いという方には、「Google翻訳」という強い味方がおります♪ どうしても仏語でメッセージを送りたいなら、Googleで翻訳した仏文を、もう一度日本語に翻訳して確認すれば大丈夫! 大きな間違いさえしていなければ、あなたの気持ちは伝わります!!  

 お祝い事は、早いにこしたことは有りません。カナダとの時差はありますが、送るのでしたら余裕をもって送りましょう。お誕生日のメッセージは絶対に遅れてはだめですよ!

 

 話は変わりますが、今シーズン最強・最長寒波が列島に襲来しています。7日からは再び「強烈寒気」が南下して、この週末が大雪の2回目のピークを迎えそうです。災害級大雪や積雪急増のおそれがあり、風も強まるので猛吹雪にも警戒が必要だそうですので、ルネ友のみなさまも警戒を怠らず安全にお過ごしください。

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「スーパースター」の驚くべき告白・後編

2025年02月02日 | ルネ・シマール

 来週2月3日(月)は立春

 『早春賦』に歌われる「春は名のみの冬の寒さや♪」とは正にこのこと。今年は昨年夏の猛暑から遅い秋を早足で駆け抜け、例年にない猛寒波に襲われた日本列島。乾燥による火災、大雪による事故や災害に加え、現在は少し落ち着いたとはいえ例年より早いインフルエンザの爆発的な感染拡大★ ルネ友のみなさま、お体ご自愛なさって、悪天候への備えをしてこの難局を乗り切ってください!

 そして今回は、本題に入る前にルネの最新情報が盛りだくさんになってしまいました!

 まず初めに1月27日(月)、ルネの娘ロザリーが、facebookの公式ページに下のツーショット写真を投稿されました(^^♪ ルネが出演したラジオ・カナダのスタジオ1での写真です。Dessine-moi un matinで紹介された記事も一緒に紹介いたします。

▲今朝、ラジオ・カナダの「Dessine-moi un matin」のインタビューで、私は父を驚かせました!!🥹😁😜🎧🎙️彼は感動し、その場にいられてとても嬉しかったです。この美しい瞬間をありがとうございました。

 

私たちの日常生活は、隣人の日常生活と同じくらい普通ではありません。私たちはシンプルに生きており、私にとっては、冷静さを保つためにそれが不可欠です。ステファン・ラポルト Stéphane Laporte (producteur) が言ったように、ルネ・シマールは究極のバラエティー・アーティストですが、このケベックのショービズ・スターは謙虚で家族の近くにいたいと思っています。振り返ってみると、セリーヌ・ディオン Céline Dion のようなキャリアを積むことができたアーティストは、後悔はなく、人生での出来事の結果にとても満足していると説明しています。

 フランコ・ヌオーヴォ Franco Nuovo とのインタビューで、ルネ・シマールは彼のキャリアの素晴らしい瞬間、何度もの日本旅行、シナトラとの出会いなどを振り返りました。また、夫婦の長寿の秘訣や、演劇コメディ「奇人たちの晩餐会 Le dîner de cons」での彼の役割についても語っています。また、彼の娘、ロザリーはスタジオ1に入ることによって彼を驚かせました。2人は想い出を語ります。

René Simard et l’art de cultiver l’humilité参照

 

 2つ目に、ジョアンナさんから、ルネの日本旅行について書かれた記事をシェアしていただきました すでにルネの誕生日までの記事が予約投稿済みのため、下の画像を翻訳して3月9日分から紹介したいと思います。

 

 それから残念な報告になります。今年の9月にトロワ・リヴィエールで予定されていた「アダムス・ファミリー La famille Addams 」の公演が諸事情(物流上の理由)により中止になってしまいました(泣)。まだ今年のハロウィーンやクリスマス公演の予定は発表されていません。しかし、舞台劇『Le Dîner de cons 奇人たちの晩餐会』は大好評につき、2027年まで公演が決定していますので、今年のルネの活躍に期待しましょう!

 話は変わりますが、過去ログでfacebookルネ・ファン・グループ「Condor, c'est toi : pour René Simard ルネの成りすましが参加リクエストをしてきた件を過去ログで報告いたしました。それに続いて、今度は私のfacebookのページに、真田広之氏の「SHOGUN将軍」ゴールデングローブ賞受賞の記事をシェアしていたところ、真田広之氏の成りすましがコメントを投稿して友だち申請してきました(怒)。私はルネに出会う前からファンだっ亡き千葉真一氏設立のJAC(ジャパン・アクション・クラブ)関連で志穂美悦子さん、ルネ・ロスになった頃から真田広之氏のファンでした。しかし、まさか真田広之氏の成りすましに目を付けられるとは思いもよりませんでした★ もちろん報告とブロックとコメントの削除をしましたとも! ちなみに真田広之氏の名前と写真でfacebookにページを開設している人が10人います★ 私が通報した人はいなくなっているようですが、これらとは別に同姓同名の人も多数います。名前だけのページも10有りますので要注意!

 ルネ友のみなさまも、有名人の成りすましや国際恋愛詐欺師には十分お気を付けくださいね!

 

下中央:彼は自分が億万長者だとわかっていますが、18歳で頭がおかしくなることは絶対にないてしょう。彼が何よりも望んでいるのは、「ファイヤーバード」を買うことです。

 

 さていよいよ本題に入ります(笑)。今回は予定通り、1974年4月17日に発行された「Journal des Vedettes」の記事「『スーパースター』」の驚くべき告白」の後編を紹介いたします。

 

L’INCROYABLE CONFESSION D’UNE “SUPERSTAR”

「スーパースター」の驚くべき告白

MEME S’IL EST MOLLIONNAIRE À 15 ANS

たとえ15歳で億万長者だったとしても

RENÉ SIMARD NE TOUCHE QUE

     $10 PAR SEMAINE

ルネ・シマールは毎週10ドルしか受け取れません

 

しかし、確かに、彼は家族と離れていることで落ち込むこともあります。

 ルネ・シマールは、秘書やマネージャー、そして彼にとって第二の母親のような若い女性、クロディーヌ・バシャンとともにハリウッドに住んでいます。オルレアン島生まれのこの10代の若者にとって、家族と離れ続けるのは普通の生活ではありません。

 ---「もちろん、両親や家族と一緒にいたいと思うこともありますが、自分の仕事ではそれが不可能だとわかっていますし、自分の仕事が大好きなので、簡単に自分を納得させることができます。僕はカリフォルニアでの生活も大好きです。カリフォルニアは私にとって素晴らしい国です。そして、僕はカリフォルニアでとても幸せです。その上、仕事が忙しすぎて自由な時間はほとんどありません。日曜日は僕の休みで、リラックスするために遊園地に行くのが好きです。その日は一週間で唯一リラックスできる日です。

 ルネ・シマールは「大人」の環境で育ったため、同年代の他の10代の若者よりもはるかに賢いです。

 ---「18歳で大金を手にすることは重々承知していますが、人々が信じていることとは反対に、狂ったようにそのお金をすべて使い果たすようなことは絶対にしません。僕は自分の評価を維持するために一生懸命努力し、真剣に取り組みます。僕が最初に買うのは間違いなく車です。おそらく『ファイヤーバード』でしょう。大好きだからです。それから田舎に家を買うかもしれません。

 現在、ルネ・シマールには彼の資産を管理する非常に印象的な後見人がいます。

 ---「去年までは6ドルしかもらえませんでした。僕は15歳になったので、今は生活費として、毎週10ドルもらえるようになりました。そうすれば、ガールフレンドや友達と一緒に映画館に行くことができます。いいえ、僕は恋をしていませんし、新聞で僕の恋愛生活について語られるのもあまり好きではありません。僕の年齢で見ると、ちょっとおかしいと思いませんか…?

 

▲ハリウッドでは、ルネはデビー・レイノルズ Debbie Reynolds ポール・アンカ Paul Amka といった世界最大のアイドルたちと仕事をしています。彼のお気に入りは間違いなくバーバラ・イーデン Barbara Eddenです。

 

“OUI MA VOIX A BAISSE DE DEUX TONS”

「はい、私の声は2トーン下がりました」

彼はステージに上がる前の方がずっと緊張します。

 昨年、ルネの声質が変わり始めたため、歌うのをやめなければならないと思われていました。幸運にも彼は助かり、声は2トーン下がったものの、音色が豊かになったため、調子は良くなりました。

 ---「思春期のある時点で声を完全に失う少年もいれば、徐々に声が弱くなる少年もいます。幸運なことに、僕はこのカテゴリーに属しています。そして体調を保つために、一日に何度も声を出すのですが、それはこの職業では絶対に必要なことなのです。僕の歌の先生はセス・リッグス Seth Riggs という本当に素晴らしい人です。彼の他の生徒には、アン=マーグレット Ann Margretデビー・レイノルズ Debbie Reynolds、そして僕ともとても仲の良いポール・アンカ Paul Amka もいます。

 ルネに、有名になってから何か変わったかと尋ねると、彼は親しみやすい小さな笑顔で私を見ました。

 ---「僕が10歳のとき、ステージに立ったのですが、ストーカー行為は一切ありませんでした。僕は何が起こっているのかよくわからないまま歌っていました。今日、その瞬間が来ると、僕の全身が震えます。それは間違いなく、もうほんの些細なミスも許されないと悟ったからでしょう。そしておそらく年を取るにつれて、これらはすべてあなたが大人になったときに起こるでしょう。大スターはステージに上がる前が一番緊張します。そして、追跡されない者は才能のない者だと言われています。

“MAINTENANT J’AI UN TRAC FOU AVANT DE MONTER SUR  SCENE” 「今ではステージに上がる前にひどく恐怖を感じます」

 成功、名声、そして何百万ドルもの資産があるにもかかわらず、ルネ・シマールは今でも幼い頃と変わらない素朴な少年のままであり、おそらくそれが人々が彼を愛さずにはいられない理由なのでしょう。

 ---「現在、僕は2つの映画プロジェクトを抱えていて、もちろん2つはミュージカルです。しかし、僕の夢は世界を怖がらせるようなスリラー映画を作ることです。」そして彼は笑い続けました。

 そして、ルネがかつてないほど元気そうに見えたオフィスを去るとき、ギイ・クルーティエが私の耳元で、彼の弟子が他でもないテータム・オニール  Tatum O’Neal と初の映画を作るという話があるとささやきました。そうです、ライアン Ryan O’Neal の娘さん…彼らはとても魅力的なカップルになるのではないでしょうか…?

      MICHEL GIROUARD ミシェル・ジルアール

“HEUREUX JE LE SUIS MEME SI JE DOIS VIVRE LOIN DES  MIENS” 「家族と離れて暮らすとしても私は幸せです」

▲先週の独占インタビュー中、ノーベルのオフィスにいるルネ、彼が第2の母とみなすクロディーヌ・バシャンさんとジャーナリストのミシェル・ジルアール Michel Girouard 氏。

 

 ルネのお小遣いは、ルネが初来日した1974年当時5ドルでした。また、ルネはこのインタビューで語っていたとおり、18歳になる誕生日前にサン=ティレールに豪邸を購入しました。

※過去ログ「ルネのサン・ティレールの豪邸① 」「ルネのサン・ティレールの豪邸② 」「ルネのサン・ティレールの豪邸③」参照

 ルネが出演するはずだった21世紀フォックス社の映画や、テイタム・オニールとの共演の話は立ち消えてしまったのでしょう。ルネの変声によって、米ソ共同制作で話題になった『青い鳥』でのエリザベス・テイラーとの共演も無くなってしまいましたが、この記事によって、日本の音楽業界でささやかれていたルネのドーピング疑惑が晴れて良かったです!

※過去ログ「ミュージカル映画”青い鳥”」「ルネの家と青い鳥とモントリオール讃歌 」参照 

 そして、ルネは「僕の夢は世界を怖がらせるようなスリラー映画を作ることです。」と語っています。その第一歩がミュージカル「アダムス・ファミリー」?! ルネは以前に今後取り組みたいことに「映画制作」を挙げていましたが、それはスリラー映画だったのでしょうか? 前出のサン=ティレールの豪邸には、ルネが小さなゴム製のフィギュアを使ってアニメーション・フィルムを制作したスタジオ・ルームが有りました。そこで制作されたアニメーションや、舞台監督で培ってきた経験を生かした演出で制作されたルネの映画が公開されたら是非観てみたいですね

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「スーパースター」の驚くべき告白・前編

2025年01月25日 | ルネ・シマール

  1月もすでに残り1週間となりました。

 寒さが一層厳しくなりましたが、ルネ友のみなさまはいかがお過ごしでしょうか。

 アメリカでは、カリフォルニア州のロサンゼルス近郊で1月7日から8日にかけて発生した大規模火災により、ルネが1976年当時家族と離れて住んでいたハリウッドまで延焼しました。多くの近隣住民が避難し火災で住宅を失い、有名俳優たちの邸宅までもが消失してしまったことが、大々的に報道されていました。ルネにとっても青春時代を過ごした場所の大規模災害に心を痛めていることでしょう。

 さらにシャンタルさんの自宅兼「Musée René et Nathalie Simard 」の浸水被害があり、facebookルネ・ファン・グループ「Condor, c'est toi : pour René Simard に投稿した内容を、ルネとナタリーにもメッセンジャーでお知らせいたしました。どちらもその日の内に既読が付きました(^^♪ 2人からシャンタルさんにメッセージが届くことを願っています 上の階からの浸水被害はこれで4回目! 今回はルネ・パパの本やナタリーのバッグ等が濡れたという画像と映像が投稿されていました。現在復旧作業中ですが、水道管が通っている場所を避けた展示に配置換えをしながら、春の公開再開を目指しているそうです(^^♪

▲ルネがシャンタルさんが管理する「Musée René et Nathalie Simard 」を訪問した時の画像(ルネのデビュー50周年記念特別番組「50年の愛」より)

 

 そして今回は、1月11日の記事で予告いたしました、1974年4月17日発行の「Journal des Vedettes」の記事「『スーパースター』」の驚くべき告白を2回に分けて紹介いたします。ただ、話の流れから、ぴったり1ページずつに分けられませんでした。そのため今回の前編は少し短めの記事です。

 

 

L’INCROYABLE CONFESSION D’UNE “SUPERSTAR”

「スーパースター」の驚くべき告白

 

▲ケベック、そして国際的なショービジネス界で最も素晴らしい現象であるルネ・シマールは、現在 15 歳ですが、素晴らしいのは、彼が相変わらず素朴なことです。

 

MEME S’IL EST MOLLIONNAIRE À 15 ANS

たとえ15歳で億万長者だったとしても

RENÉ SIMARD NE TOUCHE QUE

     $10 PAR SEMAINE

ルネ・シマールは毎週10ドルしか受け取れません

“A 18 ANS, JE VAIS M’ACHETER UN “FIREBIRD”

「18歳になったら『ファイヤーバード』を買うつもりです」

 

 15歳(つい最近)のルネ・シマールは、現在カナダで最も重要なレコード販売者とみなされており、4年間で200万枚以上のレコードを販売しており、これは彼の年齢のまだ小さな男としては驚異的な数字です。過去2年間、彼は日本で最も人気のある歌手の一人であり、米国では最も重要な放送局の常連ゲストであるという理由だけで、国際的な「スーパースター」の称号を与えられたとだけ言っておきましょう。これまでにマイク・ダグラス Mike Douglasマーヴ・グリフィン Merv Griffin、ハワード・コーセル Howard Cosell らが彼をゲストに迎えており、さらに驚くべきことに、彼は20世紀フォックス と独占契約を結んだばかりで、今後1年間で2本の映画を撮影することになります。 シマール「現象」はかつてこれほど需要があったことはありませんでしたが、先週、彼の「マネージャー」ギー・クルティエが首都で48時間の移動中に彼のオフィスで見つけたのはこのとても素朴な小さな男でした。

 ---「今、僕はハリウッドで確実に地位を確立しており、仕事に加えて、アクセントなしで映画で演技をするのがより楽になるように、ダンス、歌、そして特に英語のレッスンを受けています。かなり元気です。番組ではフランス語で歌うこともありますが、かなり稀です。数日後、僕はパリに行って、次回のオリンピック期間中に世界中の人々を僕たちの地へ招待するための特別放送を録音しなければなりません。僕はすでにオリンピアで働いていたので、そこに行くのは僕にとって喜びです。それからハリウッドに戻る前に数日間ここに戻ってきます。

 4月11日はルネにとって非常に重要な日となるでしょう。彼はモントリオールのフォーラムで開催される「スーパー・ショー」のスターの一人となり、ボブ・ホープ Bob Hopeビング・クロスビー Bing Crosbyサミー・デイヴィスJr. Sammy Davisと美しいシャーリー・ジョーンズ Shirley Jones などが出演することになるからです。

 ---「英語で新曲とモーリス・シュヴァリエ Maurice Chevalier のヒット曲メドレーを歌います。さらに素晴らしいのは、この番組全体が NBC ネットワークによって録画され、今後数週間にわたって再放送される予定だということです。私にとってこれは特別な機会です。

 

▲1975年「tintin」の記事より 右上はパリのオランピア劇場での様子

 

 私たち日本のルネ・ファンが来日を待ちわびていた1976年、夏季オリンピック・モントリオール大会が開催された年の、カナダとアメリカでの活動の様子が書かれていましたね(^^♪

 次回『スーパースター』」の驚くべき告白」の後編は、ルネが自分の変声期についてインタビューで語った内容が含まれています!! 日本ではレコーディングと発売の順序が違ったために、ドーピング疑惑が囁かれていたルネの変声の真実が分かりますよ!!

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トンボ学生服の購入特典ポスター

2025年01月18日 | ルネの画像

 明後日20日(月)は大寒 そして本題に入る前に・・・

 今から50年前の1975年1月18日のルネの動向について報じた記事が有ります。日本のルネ・ファン・クラブ「メープル・メイツの会報では帰国は1月20日だったりしていますが、それにつきましては過去ログでお読みください。ルネと一緒に写っているのは、同じくパリに向かうジュリー(愛称で書かないと、厳しいファンのチェックが入るそうです)。

1月18日21:50発 ショー出演へ

 1月7日来日して、名古屋・大阪・福岡とキャンペーンの旅をしたルネ君。こんどはシルビー・バルタンやジルベール・ベコーとテレビで共演のためパリへ。そのあとカンヌへ飛んで国際音楽祭見本市に出演。

※過去ログ「3回目の来日最終日 」参照

 

 そしてもう1つ、facebookルネ・ファン・グループ「 Condor,  c'est toi : pour René Simard に、去る1月15日にルネの成りすましの参加リクエストがあり、次のような投稿をして注意を呼びかけました。ルネにもメッセンジャーでお知らせしましたところ、お礼の返信をいただきました

 今までは、ルネや兄レジス・シマールを騙って友だちリクエストを送ってくるパターンが多かったのですが、今回は新手の成りすましでした。ルネ友のみなさまも、有名人の成りすましや国際恋愛詐欺にはくれぐれもお気を付けくださいね!

 

 そして今回紹介いたしますこの大判ポスター(1975年1月~6月のカレンダー)は、私が大のルネ・ファンだと知ったクラスメイトからいただいたものでした。彼女の弟さんがトンボ学生服の購入特典として入手し、ずっと飾っていたものを、帰省時に外してプレゼントしてくれました 自宅のトイレのドアに貼ってあったとか(Wow★)ですので、私のもとに来てくれて良かった!

 

 

 このポスターは当ブログでも未発表で、さらに、トンボ学生服の広告で応募者1000名にプレゼントされたポスター(72cm×72cm)とは別物のようです。実は、Musée Simardのシャンタルさんに寄贈する前にデータとして写真撮影して、初めてこのポスターが広告のそれとはアングルが違うことに気づきました(爆★)大切に保管していて、私は一度も飾ったことはありませんでした。

 シャンタルさんには、11月下旬にクリスマス・プレゼントとして、他のルネ・グッズと一緒にサプライズで送りました。EMC(国際スピード郵便)で送ったので、通常なら1週間、12月上旬には届くはずが、カナダの郵便局のストライキのため、彼女に届いたのが1月6日でした。受け取って大興奮のシャンタルさんからメッセンジャーで連絡が来てホッとした次第です。シャンタルさんはこのポスターを展示するために、先週末に額を買いに出かけたそうです。

 ところがそんな矢先、シャンタルさんの自宅兼「Musée Simard」が、上の階から4度目の浸水被害に遭いました★ 私から寄贈した日本のルネ・コレクションや、ほとんどの彼女のシマール・コレクションは無事だったそうですが、壁や床の浸水により、本や写真の一部が破損しました。現在は復興に向けてコレクションを安全な場所に移動しているところだそうです。しかし、彼女が床に敷き詰めて提示している写真はデータからコピーされたものでも、今まで3回も浸水被害に遭ったことによる再整備には多くのお金と時間がかかっており、今回も大変な痛手です。それでもシャンタルさんは負けません! Musée Simardの再開に向けて全力で再整備に取り組んでいます!! そして、破損したコレクション画像の投稿を見たMusée Simardのファンの方々が、彼女を力付けるためのメッセージだけでなく、代わりのものを寄贈すると申し出てくれています! カナダのシマール・ファンの結束は固いです

 

▲中一時代の臨時増刊号に掲載された「トンボ学生服」の広告 ▼応募者プレゼントのポスター


ルネ、学生服きたことある?

セイゴは毎日きてるの?

 ルネ君とセイゴ君のふたりは、いまトンボ学生服のコマーシャル(広告)で撮影のあき時間。はなしは学生服について……ワイワイおしゃべり。
(もちろん通訳がついてなので~す。)
男らしいよ、セイゴ
らい年は中学生だもの
ううーん、そのユニフォームのことさ
いったな! ルネもきてみないか?
ウイ! (フランス語でイエスの意味)
カッコイイ! ルネもいつも学生服きたら!
カナダに帰ったら家のものなんていうかな
それはきまってるよ。オマエもようやくまじめに勉強する気になったのかね、っていうさ!
コラ!セイゴ…………
スタジオ中おおわらい。友だちに国境はないカンジ。


▲左:スプリング・コンサートのプログラムに掲載された広告(cherienomamaさん提供)
 右:バシャン姉妹の本より「トンボ女子学生服」の広告

Rene Simard
ルネと仲間になろうー。

★「友だちはすばらしい」は全国ネットで流れているトンボ学生服のCMソングです。ルネ自身が歌っていて明るく覚えやすい歌です。
ルネといっしょに歌ってみませんか。
この「友だちすばらしい」の楽譜が欲しい方は最寄りのトンボ学生服のお店でお尋ねください。

イキイキ仲間、ワイワイ仲間トンボ学生服
テイコク株式会社/岡山市幸町9-1


友だちはすばらしい      

            作詞 山上路夫/作曲 村井邦彦

1、いつでも友達は いつでもすばらしい
  君のことわかるのは 友達だよ
  悲しい時もある うれしい時もある
  心からわかるのは 友達だよ
  ゆく手に何かある 僕らは知らないが
  希望をめざして 誰もが行こうよ
  季節がめぐるたび 又誰かに会える
  新しい友達が 君を待っている
             トンボ学生服

2、いつでも忘れない いつでも君のこと
  僕の夢わかるのは 友達だよ
  花咲く時もある 涙が出る時も
  うちあけてわかるのは 友達だよ
  この道どこへ行く 遠くに続いてる
  明日を目ざして 誰もが行こうよ
  季節がめぐるたび 又誰かに会える
  新しい友達が 君を待っている
             トンボ学生服

3、この道どこへ行く 遠くに続いてる
  明日を目ざして 誰もが行こうよ
  季節がめぐるたび 又誰かに会える
  新しい友達が 君を待っている
             トンボ学生服


 今回は「トンボ学生服」のまとめ記事のようになってしまいました。

 ご存じの方も多いと思いますが、私はシャンタルさんに、彼女が所蔵していない日本のルネ・グッズを寄贈しています。今回紹介したポスターの他には、ファン・クラブの会報誌と、ファン・クラブで販売したルネのペーパーバッグを寄贈しました。こちらも一度も使用せずに大切に保管していたものです。

 

 

 昨年は老前整理を進める中、私のルネ・コレクションの多さに驚いていました。カナダから取り寄せた雑誌や新聞の記事を全部訳そうとしたら、今のペースでは100歳になっても訳しきれません★ それよりも、私の体力と気力がいつまでもつか、呆けずに続けられるかが一番の問題です(笑)。

 そしてシャンタルさんは、Musée Simardをナタリーと共同経営する方向で話を進めています。それが実現しない場合は図書館に寄贈することも視野に入れているそうです。ちなみにシャンタルさんは自分のアパートの部屋全てを Musée Simard(シマール博物館)の展示室と収納部屋にしているので、展示スペースに置いてあるソファで寝ているのだとか・・・(驚)。だから、私が友だちと訪問しても泊めることが出来ないと言われ、思わず笑ってしまいました。交通手段と宿泊場所の心配までしてくださっていて・・・「私たちは最初から、ホテルに泊まって公共交通機関を使って訪問する計画でいるから大丈夫!」と伝えました(笑)。シャンタルさん、とっても良い人だ~ 絶対会いに行くぞ~(^^

Musée René et Nathalie Simard - Collection Chantal Mandeville | Facebook

 私はというと、シャンタルさんに託したり、ブログで紹介することで、少しでも多く、私のルネ・コレクションを残す方法を考えています。次に彼女に託すのは、「ルネ・オン・メロディ」の特大ポスターと、中一時代の宣伝用、等身大の店頭ポスターです。彼女への誕生日プレゼントとして送る予定です。こちらも一度も飾ったことはありません。こちらもサプライズで送る予定でしたが、シャンタルさんを元気づけるために、送ることだけ伝えてあります。画像を見たいと言われましたが、「開けた時の驚きと喜びのために秘密です。」と伝えたら、「OK!(笑)」と返事がきました(^^♪

 それから、シャンタルさんは「私はシマール・ファンではなく、シマール・コレクターなの。」と言っています(笑)。だから浸水被害にも負けず、今後もコレクションを増やしていくそうです。

 私はというと、ルネ・ファンであると同時にルネ・シマール・コレクターです。これからも趣味とボケ防止(爆★)を兼ねて、ライフワークとして「ルネ活」し続けていきます! 『昭和100年』にあたる今年の6月10日には、ブログ開設20周年を迎えますので、「週末1記事以上」のペースを保ち、「継続は力なり」で頑張りますよ~!!

コメント (4)
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