レジスは、彼に提出された提案を受け入れるまで数年待ちました。彼の弟と同じくらい美しい声、ほぼ同じ趣味、そしてホッケーへの同じ情熱にもかかわらず、彼は影で働くことを好みました。それでも彼はギターをかき鳴らし、時にはルネと一緒に歌い、特に弟のために曲を書くことをやめませんでした。最も有名なのは「Le gamin de l'île 島の少年」と「Ma mère est un ange 僕のママは天使」です。
「Les deux gamins de l'île d’Orleansオルレアン島の2人の少年」の冒頭で語られている、ルネがレジスをステージで紹介するシーンは、ルネのセミ・ドキュメンタリー映画「Un enfant comme les autres 普通の子供(日本公開時「ルネ・オン・メロディ」)」の中でも描かれていた、ルネの初リサイタルでのことです。
去る7月3日(水)、ルネはテレビのトーク番組「SALUT BONJOUR」に出演しました。「SPECTACLE | DES NOUVELLES DE RENÉ SIMARD ショー/ルネ・シマールからのお知らせ」というタイトルの記事がfacebookに投稿され、その番組映像は、「Entre la Famille Addams et le Japon アダムス・ファミリーと日本の間」として公開されました(^^♪
今回はそのまとめ記事として紹介いたします。画像を小さくしていますので、もっと大きな画面で、書かれている内容もしっかり読みたいという方は、画像下の日付をクリックしてください。過去ログで追体験することが出来ますよ(^^♪ ちなみにfacebookのルネ・ファン・グループ「 Condor, c'est toi : pour René Simard」には、日付に合わせて投稿していました。
また、ルネの日本での活動の様子は、カナダから同行したインター・ヴィデオの取材によって、ドキュメンタリー映画「René Simard au Japon 」として公開され、さらにカナダ大使館所蔵の16ミリフィルム”Le Petit Ambassadeur(小さな大使)”として紹介されました。
今回の記事は、ルネのデビュー50周年を記念してリリースされたアルバム「Condorコンドル」に付属した「60 ans et déjà 50 ans de carrière」を翻訳した記事が47回で完結し、去る6月10日には、当ブログの開設19周年目と、facebookのルネ・ファン・グループ「Condor, c'est toi : pour René Simard」の3周年目を無事迎えたので、次に紹介する記事を何にするか悩んでいました。記念誌の文字が小さく、翻訳に思った以上に時間がかかったため、しばらくの間はちょっと一息のつもりで、サクッと画像を紹介しようと思っていたのですが、ここに投稿した写真に関係した資料を探している内に、まとめ記事が出来上がっていました(笑)
この写真は、ルネがトロントで『Le fantôme de l'Opéraオペラ座の怪人 』のファントム役を演じた際、ルネの後にファントムを引き継いだ、キッス Kissのポール・スタンレー Paul Stanley とジェフ・ハイスロップ Jeff Hyslop と一緒に、劇場で撮影されたもののようで、ナタリーも一緒に写っています。
Le fantôme de l'Opéraオペラ座の怪人
『Le fantôme de l'Opéraオペラ座の怪人 』について、ルネはインタビューで、彼をファントム役に選んだ人々は彼をまったく知らなかったので、それは彼の最大の誇りであり、達成だったと語っていたそうです(ミシェルさん情報)。彼は2年間かけてこの役割を獲得しました! その時の記事もコレクションの中から見つけましたので、翻訳して紹介いたします♪
▲The PHANTOM of the OPERAのプログラム(ルネの出演日程は1999年4月2日から5月23日まで)
1999年に彼は、le fantome de l’operaオペラ座の怪人の主役のために、ニューヨークでオーディションを受けました。 トロントで10年間上演されているこの作品は、リフレッシュする必要がありました。 ルネは、彼らが新しい<ファントム>を探していることを知ったとき、彼の先生とほぼ2か月間この役の演技に取り組みました。 彼は8週間取り組む役を引き受けました。 その後、人気が出なかったため、彼の主役での上演は停止されました。(過去ログ「ルネのデビュー50周年記念誌⑬」より抜粋)
このインタビュー中、アーティストは自身の始まりとこの職業の浮き沈みを振り返り、次のように述べていました。「この職業を続けていたら、まさにこのような瞬間が待っています。 私は『Le Fantôme de l'Opéraオペラ座の怪人』のあらゆる瞬間を大切にし、これほど感謝することができて良かったです。」この年の公演中、ルネがピンチに陥った場合に備えて、ファントムの代役が舞台袖で待機していました。私たちは彼らの手助けを決して求めませんでした!
他の人にとっては驚くべきことかもしれませんが、この現実を理解して成長すると、すべてがそうではありません。ロザリー・タイユフェ=シマールは、誰もが自分の両親を知っていると理解した瞬間のことを正確に覚えていませんでした。彼女が5歳のとき、父親が兄と一緒にステージに連れて行ってくれたとき、彼女は彼が公的な仕事をしていることに気づいたのでした。それにもかかわらず、彼女は彼が才能のあるアーティストであることを理解したショーを鮮明に覚えています。「それは彼が『Le fantôme de l'opéraオペラ座の怪人』に出演していた頃、トロントでのことでした。この番組を何回見たか分かりません。それが大好きでした! 父を芸術家として見たのはそれが初めてでした。私は舞台裏に行き、彼が化粧をしているのを見ました。素晴らしかったです。」(過去ログ「60 ans et déjà 50 ans de carrière39 」より抜粋)
ルネ・シマールは、この春、トロントで『Le Fantôme de l'Opéraオペラ座の怪人』になります! 電話で、Pantages Theatre パンテージズ劇場に戻る時、歌手は決意を固めました。「私は成功したミュージカルの中の役を夢見た時から、ついにその役をつかみ取りました! 私はそれを逃しませんでした...」
『Jeanne la pucelleジャンヌ・ダルク 』の不完全な成功の2年後、ルネは、『Jean Valjean des Misérablesレ・ミゼラブル のジャン・ヴァルジャン』と並んで、私たちの時代で最も名誉あるミュージカルの役を獲得しました。「私は2年間この役に取り組んできました。私の先生と一緒に、私たちはより古典的なボーカル・アプローチを開発しました。」彼はこの暗い役柄のために、彼が少なからず驚いたと語った『プロダクションの人々が私のファントムに何の違いも見い出さない』申し分のない、より低い声に作り直しました。
プロデューサーのGarth Drabinskyガース・ドラビンスキーによって引き立てられていたルネは、少し前に『Joseph and the Technicolor Dreamcoatヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート 』で演じなければなりませんでしたが、プロジェクトには失敗しました。ドラビンスキーはトロントでファントムを10年間案内してきました。しかし、法的問題の途中で彼の会社のLivent リベントを放棄したばかりだったので、シマールの選択を促進することができませんでした。「でも、Bess et Annie de Livent ベスとアニー・ド・リベントはニューヨークの決定者に対する私の立候補を決定しました。」
次回こそ、ちょっと一息つきたいシマ姉です(笑)・・・が、facebookのルネ・ファン・グループ「Condor, c'est toi : pour René Simard」の管理人でもあるジョゼフ君が投稿した質問に答えるために、1972年の新聞記事を探したことがきっかけで、ルネ・コレクションを確認しましたら、まだ翻訳していないルネを特集した小冊子などが出てきました。早速その一部をデータ化しましたので、少しずつ紹介していきたいと思います。
それから、5月24日(土)の21時(日本時間25日8時頃)からルネが出演したChristian Béginクリスチャン・ベギンの番組「Y'a du monde」は、お友だちのカールさんから、誕生日プレゼントとしてTele-Quebec.mp4 画像をいただきましたよ
そして、ルネの53枚目のアルバム「Condorコンドル」に付属したルネのデビュー50周年記念誌「60 ans et déjà 50 ans de carrière」の紹介は2023年4月15日から始まり、今回で47回(^^♪ ついに最終回を迎えました! 途中に「La famille Addams アダムス・ファミリー」の情報などをはさみましたが、デビュー50周年記念誌の31回を上回る、1年以上の長丁場をやり遂げることができて、達・成・感!!
「あしたのジョー」の最終回の如く、真っ白に燃え尽きた・・・などと言っていられません! 虫食い状態で部分的に画像を紹介してきたルネのデビュー25周年記念誌やルネの亡きパパ、ジャン=ロック・シマール氏の著書 ”Au-delà du silence 沈黙を超えて”、バシャン姉妹の著書 ”Les enfants chéris du Show-Bizz ショービズの最愛の子供たち”はまだ翻訳途中のままです★ そして様々なルネ記事のコレクションも翻訳を進めていきます!
・・・という訳で、今回は「60 ans et déjà 50 ans de carrière」の47回目で最終回となる「Honneurs 栄誉」と裏表紙を紹介いたします。
DES PRIX, DES TROPHÉES ET DES DÉCORATIONS
賞、トロフィー、および勲章
1972
アーティスト・ガラでは、「Decouverte de l’annee 今年の発見」と「Phenomene de l’annee 今年の奇才」の2つのトロフィーを受賞しました。 彼はまた、アルバム「Ave Maria 」の並外れた売り上げを際立たせRPM Gold Leafを受賞しました。
facebookのルネ・ファン・グループ「Condor, c'est toi : pour René Simard」の管理人でもあるジョアンヌさんから、ルネの娘ロザリーの近況についてのLa semaineの記事「Une maman engagée! 献身的なお母さん!」の画像をいただきました(上画像参照)