ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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ケベックで話題沸騰「雨に唄えば」

2012年07月14日 | ルネの活動記録
 私にとって長かった1週間が終わり、待ちに待った3連休♡ 
 伝染性単核球症で3週間学校を欠席していた息子が火曜日から復帰し、ハラハラドキドキの1週間でもありました。息子は肝臓機能が低下していて、どんなに熱が出ても薬が一切使えず、脾臓が腫れ、胃が圧迫されたことで食事もあまり食べられずにいたのですが、食欲が戻ってきたので一安心。「送り迎えで登下校、体育は見学、授業は午前中のみ」でのスタート。今週はそれでやって来れたので、1学期の最後の週となる来週残り4日間は、6時間目まで頑張らせる予定です。
 そして、今日は息子が大好きな「ポケモン」映画の公開初日。ずっと楽しみにしていたので、昨日インターネットで座席指定のチケットを購入し、明日は親子3人で観に行ってきます。私も主人も仕事疲れでヘトヘト★ でも今日は、明日に備えて大詰めの仕事を進め、息子は体調を整えます。遅れた勉強にも取り組ませないと…ね!


ケベックで話題沸騰!!
      「雨に唄えば


Tapis rouge pour Chantons sous la pluie
http://quebec.huffingtonpost.ca/2012/07/10/tapis-rouge-chantons-pluie_n_1662482.html?utm_hp_ref=fb&src=sp&comm_ref=false#slide=more237766

※Radio-Canada.ca
http://www.radio-canada.ca/emissions/telejournal_18h/2011-2012/Reportage.asp?idDoc=232195

 さて今回は予定を変更し、現在ケベックで話題沸騰中のコメディー・ミュージカル雨に唄えば情報を紹介いたします。

 ジーン・ケリー主演のアメリカ映画「雨に唄えば」は、DVDでも持っているくらい大好きで、何度も観ているミュージカル映画です。
 映画の舞台はサイレント映画全盛時代のアメリカ。トーキーの登場で、映画会社や俳優たちが悪戦苦闘する様子がコミカルに描かれています。

<あらすじ>
 飛ぶ鳥を落とす勢いの人気俳優ドン・ロックウッドと大女優リナ・ラモントはドル箱の映画スターで、大スター同士のカップルともてはやされていた。しかし実際は、リナが一方的にドンに惚れているだけ。そんな中、ドンは新人女優キャシィ・セルダンと恋仲になってしまう。
 やがて世界初のトーキー「ジャズ・シンガー」が大成功をおさめたことにより、ハリウッドにトーキーの波が押し寄せる。
 そこで彼らの映画会社では、当時作りかけだったドン&リナのサイレント映画を無理矢理トーキーにすることに決定。しかしながら、トーキーのノウハウを知らなかったことに加え、リナが致命的な悪声の持ち主であったために映画の試写会は散々な結果に終わる。そんな映画を公開したら俳優人生が崩壊してしまう…と危機を感じたドンとその親友コズモ・ブラウン、キャシィの三人は、映画をミュージカルに作り替えることを思い立つ。そして、リナの悪声を、一度だけの約束でキャシィが吹き替え、映画は大成功を収める。ところがリナは、ドンの恋人となったキャシィに嫉妬し、これからもずっとキャシィを自分の吹き替え役にしなければ移籍すると映画会社を脅して、キャシィの女優としての前途をつぶそうとする。上映後、満場の拍手に気を良くしたリナは舞台あいさつに立つ。しかし、劇中との声の違いに、歌を歌うようにリクエストされて困ったリナは、キャシィに舞台裏で歌うように命令する。ドンにも歌うように言われ、泣く泣くリナの代わりに歌うキャシィ。しかし、ドンとコズモが舞台のカーテンを開け、キャシィが本当の歌声の主であることがばれてハッピーエンド。めでたし、めでたし…というお話。



 現在ケベックで公演されているミュージカルは、大量の水を舞台に降らせることで魅せる雨のシーンも話題の1つ。水は舞台下の貯水タンクに流れ込み、循環して公演中繰り返し使われています。
 また、舞台の見せ場は全編を通して繰り広げられる歌とダンス! 激しいタップダンスで足から血を出さぬように…とも書かれていたりします。ルネもずっと履いていなかったタップシューズの手入れ(「埃をはらうこと」と表現されていました)から始めなければならなかったといいますが、自然で軽やかなタップダンスは、努力家のルネ、さすがです!! また、ルネ演じるコズモ・ブラウンの最大の見せ場” Rire aux larmes«Make Them Laugh »”では、舞台を縦横無尽に走り回り、材木にまたがって飛び降りたり、側転したり、両足にバケツをはいて開脚したり、脚立のてっぺんで倒立して、そのまま倒れ込んでみんなに支えられて降りたり…と、派手な立ち回りを51歳とは思えないパワフルさでこなしています。もちろん、くるくると表情を変えながら、低音高音を自在に使い分けての熱唱は素晴らしいの一言に尽きますsymbol1

 評論家からも絶賛されたこのミュージカルは、ライブだけに、ケベックでは、名作といわれたアメリカ映画を越える盛り上がりのようです。また、演出家のドゥニーズ・フィリアトゥローの手腕も素晴らしいです! facebookではたくさんの映像や画像がアップされています。行けるものなら、その熱気を共有しながら、ルネのエンターティナーぶりを観たいですね!!

▲プロモーション・ビデオとポスター撮影時の様子から 水しぶきをあげて踊る主役3名。手前からコズモ・ブラウン役のルネ・シマール、新人女優キャシィ・セルダン役のマリルー・モラン、ドン・ロックウッド役のルノー・パラディ

▲映画をミュージカルにし、リナの声をキャシィが吹き替えるアイデアを3人が思いつく有名な”Bien l'bonjour« Good Morning »,”の場面。若いドン・ロックウッド役のルノー・パラディよりも、ルネの方が足がピンと上がって見えるのは私だけではないはず(笑)

▲リナの悪声のせいで散々だった試写会の後、「俺の俳優人生は終わりだ。」と落胆するドンが、コズモとまだ売れないコメディアンだった頃を回想するシーンで。

▲「雨に唄えば」の初日。招待客の中にルネの家族も。向かって右から妻マリー=ジョゼとその母、ルネの息子オリヴィエ、ルネの娘ロザリーの恋人セバスチャン・ガニョンさんとロザリー。公の場所に一緒に出てくるというのは公認の仲ということ? オリヴィエは同じ年の頃のルネよりも体格がガッチリして男っぽい感じ。逆にセバスチャンさんは金髪でとってもキュートですね♡

item2Bonne fête à Olivier qui a 23 ans aujourd'huiitem2
 そして、今日はオリヴィエの23歳の誕生日gift 
 家族を大切にするルネです。今日はきっと家族で集まってお祝いをするのでしょう。ご家族で素敵な時間を過ごしてくださいねsymbol1


 ルネの「雨に唄えば」は素晴らしいですが、西日本から東北にかけての豪雨、九州の水害が心配です。さんちゃんの所は大丈夫? ルネ友の皆さん、十分に気をつけてください!!


コメント (4)
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