日本人にとって、タイ料理のイメージは・・・辛い、パクチー、辛い、パクチー・・・といったところだろうか?(笑)。タイを旅する前も、帰って来た後も、「食べ物が心配だね。お腹壊さないようにね」「食べ物はどうだった?大丈夫だった?」とみんな一様に聞いて来る。
僕はと言えば、辛いものも苦手じゃないし、少しくらい不衛生なものでも口に入れてモグモグしてしまう質なので、なんの心配もしていなかった。がしかし、食べ物が美味しいにこした事は無い。
そこで、僕は声を大にして言いたい。「タイ料理は美味しいぃぃぃ」。そこそこ美味しいではなく、かなり美味しい。そして安い。
チェンマイの旧市街にある小さな食堂、TANYA。店先にあるメニューボードの値段の安さに惹かれて入店。英語は一切通じないが、外国人が来ると英語のメニューを持って来てくれる。つまり外国人はほとんど来ない、地元の人が通う食堂といった感じ。これはいい。観光客プライスが加えられていない地元価格で、普段タイ人が食べるものが食べられるというわけ。そしてこの店は繁盛している。近くに学校があるせいか、時間帯によっては、制服を来た少年少女が大挙して押し寄せる。
フライドヌードル(タイ風焼きそばPAT THAI)とフライドライス(タイ風チャーハン)とフライドチキンだと思って頼んだチキンカツがご飯の上に乗ったものと、バナナシェイクとコーラ。二人で主食三品とドリンク二杯。これで80バーツ、240円。これがどれも美味しい。ここのフライドヌードルは極太麺で、もちもちとした食感・・・うどんのような、ラザニアのような・・・。タイで食べたフライドヌードルの中で1、2を争う美味しさだった。毎日通いたい店というのはこういう店なんだな。VIVA THAI FOOD!