ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

砂漠さえも越えて

2008-06-25 04:41:23 | Weblog
愛しい君が今日を寂しく過ごしたとしても
それは世界が戸惑っているせいじゃない

愛しい君が今日を辛く想ったとしても
それは世界が何かにつまずいているせいじゃない

愛しい君が今日泣いてしまったとしても
それは世界に冷たい雨が降っているせいじゃない

愛しい君が今日を退屈に感じてしまったとしても
それは世界が眠ってしまっているせいじゃない

愛しい君が今日何もかもをなくしてしまったとしても
それはこの世界が君を忘れてしまったというわけじゃない

愛しい君が誰かを愛しく想うのは
それは世界が今日も風を運んでいるから


君を乗せた風・・・僕まで届け
僕を乗せた風・・・君まで届け




砂の城

2008-06-25 03:06:41 | Weblog
誰かが作り遺した砂の城
夜が開ける頃には
波がすべてを浚ってしまうのだろう

僕らが作り遺した何もかも
この雨が止んで窓辺に光が射し込む頃には
波のような時間が浚ってしまうのだろう

幕が降りる時に何かを遺していたい願うのなら
何もせぬ方がいい
波が浚うものに例外は無い

幕が降りる時に尚何かを作っていたいと想うのなら
永遠を夢見るがいい
波を知りながら波を恐れぬココロの強さで



なぜ砂の城を作るのか・・・あなたはわかりますか?