ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

The Story Of Pumpkin Pie & Billy Brown No.25

2009-06-06 00:19:07 | Weblog
大空に架かる虹の彼方 終わりと始まりの境界線 
神様が通り過ぎたそのあとで 僕らの手に墜ちて来た別々の行き先
背中合わせの二人の足元で そっと静かに目を閉じるハチミツ
すべての物事に理由がある訳じゃない きっとそれが運命ってやつだ

「離ればなれになっても一緒にいられるよね?」
「干し草のベッドの作り方はもう覚えたよね?」
「寂しくなったら懐かしい唄を歌うわ、そしたらすぐに逢いに来てね」
「地図とコンパスは君にあげるから、絶対に失くしちゃダメだよ」
「さよならって、ミルフィーユみたいに甘い響きだと想わない?」
「青い鳥の絵本と鳥かごは荷物になるから置いていった方がいいと想うけど・・・」
「それは絶対に持っていく。とっても大切なものなの」
「願い事を叶えてくれるのはオリオンの右腕だからね、間違えちゃダメだよ」
「これあげる。いつもポケットに入れておいてね」
「うん、いつもポケットに入れておくよ」

「明日、目が覚めたら出発だ」
「ねぇ、また逢えるよね?」
「うん・・・絶対に逢えるよ」
「良かった・・・安心した」

僕はビリーブラウン 時の流れに身を委ねて最後の審判を蹴飛ばしてみる
君はパンプキンパイ 永遠の砂漠に輝く太陽のようにうとうとと眠ってる