ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

DVD、発売決定か!!?

2013-06-03 02:30:37 | Weblog
今日はね、「一味違う」がテーマだったんだね。そうなんだね。
それはね、「今日のおれ、一味違うだろ?ヒゲがないんだよ、ヒゲが。」といった田中大輔ばりの一味違うではないんだね。
いつもの曲を一味変えて演奏するっていう一味なんだね。

最近の路上では、一味も二味も変えて演奏することが多いんだよね。その中からピピピっと来た曲をセットリストに入れて、さらに一味加えるというね。結局二味変えてないか?なんて言ったらダメダメだよ。

アイリスとマシンガンと、極め付けの君気まぐれにそよぐ風。アイリスとマシンガンはより格好良く、君気まぐれに関してはスローバラードからポップソングへの転換だね。
やっぱりね、いい曲は、よりいい曲へと変身しちゃうんだね。なかなか好評でしたよ。

月の涙と3グラムの奇跡、歌詞を忘れて一旦止まった空森海川風に背かず。これはオリジナルバージョンでね。個人的には、月の涙、lownの音に特に合っていたような気がするな。スリーフィンガーのギターもね、まぁまぁ澱みなく弾けたかな。

そして、二曲の新曲ね。明日のソレアと裸の王様。
明日のソレアは今朝方・・・というより、出掛ける準備をしなければいけないギリギリの時間に出来上がったんだね。あきらめずに作って、おれは真面目だなぁと何度も目頭を押さえたよ。裸の王様よりも、ソレアの方が人気があったみたいでね・・・ちょっと複雑。いや、どっちも好きだからね。いいんだけどね。ソレアはバンド向きの曲だから、Trash Box Jamで演奏してみたいよね。うちのメンバーの選考は厳しいからね。・・・ボツ率70パーセントの壁を打ち破れるのか!乞うご期待だね。

はだかの王様に関しては、また別の機会に書こうかな。吉田さんが褒めてくれたから、今日のところは◎ってことで。
この歌はね、深いんだよ。深いけど、長いんだよ。長いから、きっと、永遠に歌詞が覚えられないんだよ。ということで・・・ボツ率10パーセントのシング壁さえも破れないような気がしたりして。

本当はね、もっとね、歌に纏わる話をしたかったんだけどね。旅の話もしたかったんだけどね。それをやると、ワンマントークライブになっちゃうからね。時間の都合もあって、今日はサラリと。自分的にはサラリと、やらせてもらいました。

伝えたいことは、伝わったかな。
何を?とか聞いたらね、ダメダメなんだよ。
例えば・・・音楽に向き合う・・・姿勢とか・・・だよ?

いやぁ、今日のおれ、上手だったな。ほんとはまぁまぁなんだけど、結構上手だったな。
きとうさんもケイシュウさんも褒めてくれたよ。

それはそうと、帰る間際に、女の人に「きとうです」って挨拶されたのさ。綺麗な人でね。ちょっと頭が混乱したよね。きとうですって言われてるのに、きとうって誰ですか?僕は存じ上げませんけど・・・的な。
ちょっと間を空けて気づいたよ。にーさんの奥様よ。ははは、びっくりしたなぁ。お綺麗で、ビックリしました。
「なんでにーさんとなんですか?」なんて聞かなかったよ。だってさぁ、失礼じゃんねぇ。ははは。
奥様、きとーさんが買った路上演奏セットの出費を痛く嘆いておりました。ははは。二人とも可愛いなぁ。

そんなわけで、そんなこんなで、ライブのレビューは終わり。

最後に、下北沢まで足を運んでくれたみなさん、本当に本当に、どうもありがとう。夢の中でも現の中でも、感謝し切れないほど感謝してます。
何度言っても言い足りないけれど・・・本当に、どうもありがとう。

DVD発売したら買ってくれる?買ってくれるなら、出そうかな。えへへ。

プロプロプロ。

2013-06-03 02:02:13 | Weblog

カフェのようなライブバー、下北沢lown。

まず、みんなからの第一声は、「音が良かった」だった。

おれぐらいのクラスのミュージシャンになるとね、もうね、リハの時にね、音の注文なんて一切しないよね。もうなすがまま、されるがまま、なんだよね。
つまりはね、もうハコの人に任せてしまうわけよ。もう委任状に実印を捺して、「全部お任せでーす」状態だよ。
なぜならね、音質で技術はカバー出来ないと知っているからなんだよ。まぁ、噛み砕いて言うと、音質をいじっても上手くはならないというあきらめだね。つまり、ギターをかき鳴らすだけのミュージシャンに、音質なんてカンケーねぇ!なんだね。

マコがいる時は、マコが細かい注文をしてくれるんだよ。「8k辺りをちょっと削ってください」とかね。なんだよ、8kって?的なね。
まぁ、マコは分かってるからさね。何を分かってるかっていうと、あれよ、おれが歌い辛い弾き辛いっていうポイントをね。だからね、最終的には「歌いやすくなりましたか?」とか、「弾きやすくなりましたか?」なんだよ。決して、「いい音質になりました」ではないところがミソね。

そういうことなんだね。どこで演奏しても、PAに注文する時は、歌い辛い時と弾き辛い時だけ。そして、そこには結構な幅がある。
おれぐらいのミュージシャンになるとね、ちょっとやそっと弾き辛くてもいいんだよ、どうせ大して上手くもないんだからさ。的なね。そんなことよりも、ソウルだぜ、ソウル。的なね。

話は戻って、lownね。リハの時から、何も無かったね。普通に歌いやすかったし、弾きやすかった。出音を聴くことは出来ないんだけど、小さいハコだから、中音と出音の差もそんなにはないだろうと。普通に歌いやすかったし、弾きやすかった。

この、「普通に」がミソね。味噌なんだね。この「普通に」が、プロの仕事なんだね。
だってね、吉田さん、一度も中音を聴きに来たりしなかったもん。最初に出した音で、ドンピシャなわけ。ボーカルとギターのバランスも、返しの音量も音質もドンピシャ。その後は一切変えずいじらず。いやいや、プロの仕事ですよ。

そこへ来て、みんなからの第一声が「音が良かった」だからね。ありがとう吉田さんってわけ。

そんでね、さらに吉田さんの凄いところよ。
帰る時に挨拶しに行ったらね、吉田さんから両手を差し出してきて握手ね。そんでこう言ったよね。
「素晴らしい演奏をありがとう。旅の歌、本当に良かった。情景が鮮やかに浮かびました。」

・・・くーーーっ。

聞いた?聴きましたか?おれは聞いたね。おれしか聞いてないんだけどね。
よっ!プロっ!吉田さん!lown最高!と、叫ばずにはいられないではないか。

そわなわけで、最高の夜になりました・・・って、あれ?吉田さんの話しかしてない?・・・ライブのレビュー?
そうだねそうだね。じゃあ、

続く。