ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

大切な連絡。

2013-06-05 12:27:13 | Weblog
いやしかし、おれ、ブログ、たくさん書いて偉い。おれ、今、ちょっとアーティスティック。ブログ書いて、ポスカ作って、曲も作ってレコーディングもしようかと思ったけど、夜勤明けで眠いから、やめておいた。

ブログ、改めて観てみたら、すごい文字量だな。アニキは読んでないな。じゅんも怪しいな。なぜなら、文字が多いから。

まぁいいんだけど。これ、原稿料貰えたら相当だな。もう今月だけで15万くらい稼いでるな。でも、原稿料無いから、一円も貰えないんだな。なんでかなぁ?なんでかなぁ?なんでなのかなぁ?

あっ、そうそう、大切な連絡ね。

今週のストリートは土曜日にやるよ。
それと、先日発表した8/17のTrash Box Jamライブはキャンセルになりました。別の日別の場所で調整中。

そんな感じで・・・おれは、もう寝る。おやすみなさい。

目を閉じてごらんよ。

2013-06-05 09:57:25 | Weblog


京の伊勢と呼ばれる日向大神宮は、その名の通り、京の伊勢だった。

厳かにお詣りを済ませた僕は、社務所らしきものの前に置いてある、椅子のようなものに腰を掛けて、しばし風を待つ。

西陽を浴びて光り輝く、美しき茅葺きの屋根を眺めながら、ふと、こんな話を想い出していた。

おたまじゃくしのハテの話。

「なぜ僕たちはおたまじゃくしっていうの?おたまじゃくしがそう決めたの?なぜこれがしっぽなの?ぼくはそう呼びたくないって、誰に断ればいいの?」

母親に起こされたハテは母親にこう言った。

「どうして起きなきゃいけないの?誰が決めたのさ?ぼくは聞いてないし、聞いたって賛成するかどうかまだ決めてないね。」

顔を洗う兄弟の列に割り込んで、無茶苦茶に顔を振り洗ったハテを父親はぶった。
「わかったかいハテ。顔を洗う時は並ぶんだ。世の中の決まりごとはきちんと守るんだ。」

ハテはこう言う。
「世の中の決まりごとを作るとき、ぼくは生まれていなかったんだ。だから知らないよ。」

父。
「父さんみたいな立派なカエルになりたくないのか?」

ハテ。
「父さん、ぼくに見えているものと父さんに見えているものと、違っているような気がするよ。」

父。
「じゃあ、おまえの可愛い平たいしっぽが、おまえにはとがって見えるっていうのかい?」

ハテ。
「そうかもしれないよ。父さんの頭が立派な火山で、体がピンクの三日月で、足が千本もあるって言われても、ウソなんて思わないよ。ぼくにはそう見えないだけなんだ。」
ハテ。
「自分の目でしか見えないんだよ。なにがホントかなんて、誰にもわかりっこないじゃないか。でもわかっているのは、ぼくの世界ではぼくが王様ってこと。ほら、その証拠に・・・」

ハテは目をぎゅっとつむった。

「ぼくが目をつむりさえすれば、世界はなくなる。」

・・・
・・・
・・・

安東みきえ「頭のうちどころが悪かった熊の話」より抜粋。

・・・
・・・
・・・

僕は日向大神宮の境内、西陽があたる椅子のようなものに座りながら、ギュッと目をつむった。・・・世界が消える。

「僕は、この世界の王様だ。」

僕は少し嬉しくなった。誰もがこの世界の王様なんだ。だから、王様の望むように生きればいい。そういうことなんだと・・・僕は想う。

ハテが目を開けて旅に出たように、僕も目を開けて歩き始めた。

「また来るね」

神様にそう伝言を残して、日向大神宮を後にした。

ハテの旅の続きが気になる人は、頭のうちどころが悪かった熊の話を読んでね。とても素敵なお話だよ。若干シュールだけどね。

さて、何が言いたいのか?勘のいい人も良くない人もわかったよね?

君も王様なんだよ。さぁ、目をギュッとつむってごらん?

不思議でしょ?・・・ホントに世界が消えちゃうんだから。

おわり。

ワォ。

2013-06-05 09:10:13 | Weblog

階段を上がると、小さめの鳥居の向こうに、茅葺き屋根の社殿が見えた。

心の中で小さく「ワォ」とつぶやく。

両脇背後、いや、四方を山に囲まれ、こじんまりとした社殿が厳かに、凛とそこに座している。

人影はない。風が微かにそよそよとそよぐ。何度も言うが、人影はまったくない。つまり、誰もいない。つまり、大神宮に仕える人もいない。つまり・・・静か過ぎるほどに静かで、厳か過ぎるほどに厳かだ。

風がほんの少しそよそよととそよぐ。微かにそよそよとそよぐ。
もしかしたら、神様は今日は留守なのかもしれない。もしかしたら今日は、神様は僕を迎えてくれないのかもしれない。それはそれで構わない。と言うより、それは僕にどうこうできる範疇のものではない。
そういう時は、神様に、「逢いに来たよ」と伝言を残すのだ。だって、神様は、まだ僕の事を知らないのかもしれないからね。


日向大神宮。

2013-06-05 02:04:11 | Weblog


日向大神宮。ひゅうがでもひなたでもない。ひむかいと読む。ひむかいだいじんぐうと読む。

京の伊勢と呼ばれる。

京の伊勢・・・これは行かねば、と心がサワサワと騒ぐではないか。というわけで行ってみた。

時間は夕方四時頃。南禅寺辺りから歩いて行けないこともない。歩いて行けないこともないがバイクで行く。小山を上り、クネクネと山間の住宅街を抜け下り、日向大神宮の敷地にたどり着く。人影はない。西陽が新緑を照らして美しい。

境内へと続く階段を上っていく。


芭蕉現る。

2013-06-05 01:36:00 | Weblog
いきなり京都の話になりますが、よろしいでしょうか?

よろしくなくてもするからいいんだけどね。一応挨拶みたいなものだから。

今回の京都旅で、どこが一番良かったか?という話。
旅の話をする時に一番とか二番とかないんじゃない?とか言いたかったりもするけれど、おれはしちゃうね。おれぐらいの庶民になると、しちゃうね。完全にしちゃうよ。

今回良かったところはね、うーん、うーん、あぁ、一つに絞れない。あぁ、どうしよう。うーん。困った。一番を二つにしちゃおう。発表します!ジャジャーン!

日向大神宮と若一神社!

えっ?・・・何、目をパチクリさせてんの?えっ?知らないって?どこそれって?何それって?それ京都なのって?聞いたことないって?ジャジャーンとかいらないんじゃないって?バカじゃないのって?唐揚げ食べながら書いてんじゃねぇって?もう食べ終わったよ。

関係ないけど、今日のお弁当は鶏のササミカツと鶏のモモフライと鶏の唐揚げだったんだよ。
もうあれだよ。どれを食べても鶏なんだよ。どこを食べても鶏の味しかしないんだよ。俄然ショックだったよ。
まぁ、自分で作って詰めてきたんだけどね。迂闊だったよ。「鳥三昧、部位は違えど鶏は鶏」とかね、一人でつぶやいちゃったよ。つぶやきながら、おっ、芭蕉?今の芭蕉みたいじゃない?とか思っちゃうわけよ。

お弁当の話になっちゃったから・・・続く。