ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

読書感想文。

2013-06-15 12:34:09 | Weblog
今更ながら、「のぼうの城」を読んだ。なぜ今更ながらかと言うと、貧乏人は定価で本を買えないからだよ。・・・作者には申し訳ないけど。

埼玉県行田市、忍城をめぐる攻防の話。
これがもう、面白いのなんのって。読みかけで仕事に行ってしまったから、仕事中も、頭の中はノボウの事ばかり考えてしまっていたんだよ。

何がいいって、登場人物のほとんどをいい者として描いている客観的視点。
メインの成田長親方をよろしく書くのは当たり前とするが、敵方の石田三成の書き方もいい。秀吉もいい。大谷吉継なんて尚いい。百姓もいい。みんないい者でいい。
身分を問わず、戦国の世に生きる者たちの誇りと生き様ってやつが、存分に散りばめられていていい。

面白いから読んだらいいよ。

余談になるが。。。

去年まで手伝っていた瓦屋の親方。のほうの城、つまりは忍城の屋根を直したことがあるそうだ。
行田の町中に建つ忍城。もちろん復元。おそらく、建っていた場所も元あった場所とは違うのだと想う。

トラックの助手席から忍城の屋根を眺めた。シャチホコが二つ屋根の両端についている。その片方が雷に撃たれ破壊されたのを直したと言う。
五階建てくらい?のビル相当の高さの超急勾配の屋根だ。考えただけでも恐ろしい。

すごいね。と言うと、親方は一言こう言った。

「すごいのはおれの親方で、おれは全然すごくはない。弟子っことしてくっついていただけだよ」。

おれはね、職人ってやつのね、こういう謙虚さと誇りを併せ持った感じがね、好きなんだよな。

忍城の水攻めの際に三成が作った人工堤の名残りが、行田市にわずかながら残っているらしい。その名も石田堤。ぜひ行ってみたい。
堤の上に立って、誇り高き古の戦いに、想いを馳せてみたいものだ。

ストリートのお知らせ。

2013-06-15 00:54:33 | Weblog
もうかれこれ・・・10年くらいになるんじゃないだろうか?エアコンってやつを使わなくなって。倒置法。

扇風機を出した。お風呂上りに、暑かったので、扇風機を出した。
たぶん、扇風機には半年分の埃が溜まっていたのではないかと、強く思われる。がしかし、暑くて扇風機を出したのに、扇風機の掃除をしたら、お風呂上りなのに、また汗をかくじゃないか。
なので、埃を拭かずに扇風機を回して風を浴びた。

あぁ、気持ちがいい。

たぶん、今僕は、一身に埃を浴びている。・・・お風呂上りなのに。

そんなわけで、今週のストリートは、日曜日。6/16にやりますよ。
来週と再来週は土曜日。6/22と6/29にやりますよ。よろしくね。