ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

雪が果てたら。

2014-03-10 22:51:55 | Weblog


今日の夕方、嵐山に雪が降った。

東から真上にかけて、空は晴れていた。真上から西の空の間に、ほんの少し雪雲があった。ヒラヒラと雪が舞った。

木の枝の右側に白い月。白い月の右側に雪のカケラ。上手に撮れた。

その年最後の雪を「雪果て」と呼ぶ。宮城からやって来た女の子が、まだ宮城にいた頃に教えてくれた。
その女の子が無事でいるのか、知る術がなかった三年前。今も、知る術はない。
カマクラを作って、その中でお茶をしようって、約束したんだけどな。

家に帰ると、庭の梅の花が一輪咲いていた。・・・もう春だ。寒いけど、春だ。

一輪の梅の花と、無数にほころぶ蕾の向こう側を、今年最後の雪がヒラヒラと舞っていたよ。


3/7土曜日。大宮ストリート。

2014-03-10 01:25:27 | Weblog


遥か昔のことではあるのだけれど、僕は3ヶ月間ヨーロッパを放浪していたんだね。3ヶ月のオープンチケットってのを持っていて、出発してから3ヶ月の間ならば、いつでも帰りの飛行機に乗れるってやつでね。
クアラルンプール経由だったから、今話題のマレーシア航空のチケットだったんだね。

旅の途中で、僕は、帰りたくなくなってしまったんだよ。もう少し、もう少し旅をしていたい・・・ってね。
各国のマレーシア航空のブランチを探して、オープンチケットの期限を延ばせないかって、尋ねて回った。

持ち金は、もういくばくもなかったし、愛しの女の子が日本で待っていたし、帰らない理由の方が限りなく少なかったんだけどさ、それでも、まだ旅を続けていたかったんだな。楽しいことよりも、辛いことの方が遥かに多かったにもかかわらずね。

長い間、Trash Box Jamの応援し続けてくれている、テキサスから日本にやって来た女子が一人いるのだけどね。
彼女は、今年の4月末までに新しい仕事が見つからなければ、ビザの期限切れで故国へ帰らねばならなかったんだ。
その彼女が、数ヶ月の奮闘の末、新しい仕事を手に入れたという報告。

彼女の不安と憂鬱が少し消えて、笑顔が戻ったこと。彼女の旅がまだまだ続くということ。

それが、今週末の、僕の嬉しい出来事。

1.アイリス
2.スヌスムムリクの最初の質問
3.僕らスは天使じゃない
4.ハローグッバイ
5.バッドガールブルース

6.Sweet Days
7.ハロー
8.ジュークボックススター
9.アンダーザフラッグオブジャック

10.僕らの未来
11.MY SEVEN DAYS
12.僕らの方程式
13.カナリアワーフ
14.グッバイコールフィールド
15.スヌスムムリクの最初の質問

16.スヌスムムリクの最初の質問
17.ジョバンニからの手紙
18.半分の月
19.明日のソレア
20.DREAMIN’ BELIEVER
21.Cry Bird
22.CANDY
23.キリキリバランス
24.ラブリーボーイ
25.VOICE&BEAT
26.コーヒー&ビスケット