ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

Limited single#76 スヌスムムリクの最初の質問

2014-03-24 22:50:07 | Weblog
ひとりぼっちでも笑って さぁ笑って
君の取り柄はなんだっけな?
泣いちゃいそうで 今にも涙が零れそうで
君のいいところはどこだったけな?
行こう

寂しい夜は一人で 世界の隅っこで鏡を見て
こんな世界からは早く 抜け出したいと願って

誰も分かってくれないよ 誰も気づいてくれないよ
ここにいるよ・・・ほら ここにいるから気づいてよ

毎日ちょっと傷ついて 気にしてないよと嘘ついて
自分らしくいきたいな・・・でもなんで ねぇどうして難しい

頑張って頑張って 頑張りすぎて疲れちゃって
涙ポロリ零れちゃってさ
それでもまだ笑って さぁ笑って
笑って全部忘れちゃってさ
行こう

大きな歩幅で歩いて 鏡に映る自分は
胸を張って生きてる そんなんでいいなら簡単じゃない

空は晴れて 雲は流れゆくまま流されて
道端に咲く花が 道ゆく人に笑いかける
ほんの少しの幸せを 噛み締めて抱きしめて笑った

ひとりぼっちでも笑って さぁ笑って
君の取り柄はなんだっけな?
笑顔が素敵で ケラケラ笑って
ニコニコ笑ってなんだっけな?

頑張って頑張って 頑張りすぎて疲れちゃって
涙ポロリ零れちゃってさ
それでもまだ笑って さぁ笑って
笑って全部忘れちゃってさ

いこう・・・さぁ、いこう

この棒、なーんだ?

2014-03-24 22:29:42 | Weblog


学校の帰り道、ふと思ったんだね。

「そうだ、うどん打とう!」

そうだよ、「そうだ、京都行こう」的なノリだよ。

バカじゃないのって?のんのんのんだよ、バカではない。どちらかというと天才かな。

うどんって、どうやって打つのかな?やったことないからな。想像だよ、想像。人生で一番大切なのはイマジネーションだと、ジョンレノンも歌っていたじゃないか。

農産物直売所に寄って、「地粉」ってやつを買ってみた。地粉ってなんだ?うどんを打つのは地粉でいいのかな?

さぁ、家に帰ってうどんを打つぞ!と。その前に大切なことに気づいた。延ばし棒がない。あれがないとうどんが・・・。延ばし棒ってどこに売ってんだ?

ホームセンターのキッチン用品売り場にはなかった。うどんの延ばし棒ありますか?って聞こうと思ったけど、やめた。恥ずかしいから。

うどんの延ばし棒って、どこに売ってんだ?

思いつきそうもないし、見つかりそうもないから、木材売り場へ行って、丸太の杭を198円で買った。じゅうぶん代用になりそうだ。
バイクの荷台に丸太の杭を突き刺して、いざ、うどん打ち!

夕方6時にうどんを打ち始めて、こねたり、寝かせたり、踏んだり、寝かせたり。初めての自家製手打ちうどんが出来上がったのは、10時だった。

味?

味は問題じゃないんだよ。初めての何かを成し遂げたってことが重要なんだ。
なんか、固かった。腰がありすぎた。
踏み過ぎたのか、茹で時間が足りなかったのか、水分が足りなかったのか、ちょっと太く切り過ぎたのか・・・それはまだわからない。
まぁ、正直、お客さんに出せるレベルではないな。

でも、一回やってしまったんだから、次は二回目になるじゃないか。その次は三回目じゃないか。
そうやって、何事も進歩していくんだよ。
一歩目を踏み出したからこその、二歩目だ。

これは、人生の話だぜ?

思い切って、始めてみれば、その先の景色が見える。始めなければ、ずっと同じ景色のままだ。まずは、怖がらずに始めてみることさ、何事も。

うどんで、何語っちゃってんの?バカじゃないのって?
のんのんのん、バカじゃないよ。
うどんマイスターと呼んでくれ。


3/22土曜日、大宮ストリート。

2014-03-24 01:50:12 | Weblog
オーストラリアという国は、とてつもなく大きな国でね。めぼしい場所をぐるっと一周するだけで2万キロをゆうに超える。日本の縦の長さが3千キロだから、比較すると、その大きさがわかるというものだ。
大学を出てすぐ、僕は日本を逃げ出してオーストラリアへと渡った。職を転々としながら、1年という月日を過ごした。
残すところ二ヶ月というところで、仕事を辞めて、オーストラリア一周の旅に出た。
見渡す限り、360度の地平線。見渡す限り、同じ高さに浮かぶ白い雲の群れ。赤茶けた土の砂漠地帯。
毎日500キロ、車で走る。毎日500キロ走っても、地図を見ると、ほんの少ししか進めていない。そんな毎日。
日々の酷使の代償。赤茶けた砂漠地帯で、何度も車が壊れた。
人っこ一人、車っこ一台いない荒野のど真ん中。途方に暮れて、何度も涙がちょちょぎれた。

そんな時、僕を助けてくれたのは、いつも大きな空だった。大きな空を流れていく雲だった。
空があまりにも大きすぎて、自分の置かれている状態や、心の葛藤など、あまりにもちっぽけすぎる。申し訳ないほどに陳腐すぎる。

仕事が見つからなくて一文無しになりかけた時も、荷物が盗まれて一文無しになった時も、いわれのない差別を受けて悲しい気持ちになった時も、空っていうのは、変わらずにそこにあって、何もなかったかのように全てを受け止めてくれた。まだ、大丈夫だよって、言ってくれているような気がした。

僕は、今も空を見るのが好きで、暇さえあれば、ぽけ~っと空を見上げている。
空みたいになれたらいいのにって、いつもそんな風に思ってる。空みたいに優しくなれたらいいのにって、いつもそんなことを考えている。
困っている人や悩んでいる人がいたら、空のような大らかさで包み込むように声を掛けてあげたいって、そんなことを想っている。

そんなわけで、自分を色に例えると、そうなりたいという願望を強く込めて・・・空色です。

以上で~す。

大宮での路上、たくさんの人が来てくれました。たくさんの人が足を止めてくれました。どうもありがとう。

1.SWEET DAYS
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19.Queen Of Rumble Fish
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