ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

白樺の青空。

2014-03-25 23:17:12 | Weblog


昨日は三輪咲いていたハクモクレンの花が、今日は百輪咲いていた。驚いた。ビックリした。きっと、明日は満開だ。・・・春だなぁ。
梅とミモザは満開中。裏庭の巨大な染井吉野の蕾はふっくらと。前庭の枝垂れ桜の蕾もぷっくらと。横庭の紫木蓮の蕾は今にも開かんばかり。・・・春だなぁ。

学校から帰って来て、庭のネギに水やり。素人は水のやり過ぎで根を腐らせてしまうものなんだ。僕は素人だからね、分かってはいても、水をたんまり、まいちゃうんだね。ネギちゃん150本、早く大きくなっておくれ。

遥か彼方の大家さんの家から声が聞こえる。平日の昼間に大家さんが家にいるのは珍しい。ちょっと早めの家賃を携えて、大家さんのいる方へ。

世間話を少々。

どうもね、おれのまだ知らぬ、大家さんの土地があるらしく・・・。大家さんと連れ立って、まだ見ぬ土地探訪スタート。

裏山とは反対側の小山へとテクテク。そこには、広大な敷地が、広がっていたのである。
しんぐさん、ここを開墾しちゃいますか?
大家さんが冗談を言ってくる。
しちゃおうかなぁ、開墾。
僕は本気度90%で応える。

よし、ここをネギ畑にしよう。ネギを1000本植えよう。

我が家のシンボル、白樺の木の話。

埼玉で白樺の巨木がある家なんて、そうはない。白樺といえば、軽井沢。
でも、うちには白樺がある。
引っ越してきた時には、青々とした葉を茂らせていたものだ。
それが、去年は、葉っぱが出なかった。なぜだ。なぜなんだ?と悩むことしばし。

大家さんのお父さんに聞いてみた。恐る恐る聞いてみた。
大家さんのお父さんは一言。
「枯れたんだな。よし、伐ろう。倒れて来たら危ないから伐っちまおう」

どうか、それだけはご勘弁を。我が家のシンボルなんです!とお願いして、しばしの猶予を得る。

今日、大家さんともそんな話を。

「この白樺って、お父さんが定年を迎えた記念で植えたんですってね?」と僕が言う。
「そうなんですよ。この白樺が枯れたってことは、親父ももう死んじゃうってことか」と、大家さん。

えっ?違くない?

生まれた時ならまだしも、定年記念だし。と、ツッコミを入れる僕なのであった。

あぁ・・・我が家の白樺・・・復活・・・しないだろうなぁ。悲しいなぁ。