今日は一日で460キロも走らなければいけないわけで。
この4日間は、ずっと雨に降られっぱなしだったりするわけで。
朝の8時から走っていて、今は夜の11時頃だったりして。
相当疲れているんだな・・・と。
自動販売機で何か飲んで眠気を飛ばそう・・・と。
あっ、イチゴオレのホットにしよう・・・と。
110円をポケットから出して、ボタンをポチっとな。
最近の自販機はハイテクだかなんだか知らないが、商品が出てくるまでの時間をカウントダウンしてくれる。30、29、28・・・と。
どんだけせっかちな人が多いのか・・・と。イッコーばりに、「どんだけー!」と言いたくもなるのだがね。
ふとね、見上げると、ボタンが点滅している。
おれが切望するホットイチゴオレのボタンではなく、なぜかイチゴオレの隣のホットココアのボタンがね。
あれぇ?どうしてかなぁ?なんでかなぁ?なんでホットココアのボタンが点滅しているのかなぁ?
まぁ、もちろん、ご想像の通り、取り出し口から出て来たのは、ホットココアだね。
イチゴオレが飲みたかったのに。
疲れてるんだよ。ほんとにさ、きっと。
イチゴオレのボタンとホットココアのボタンを間違えるなんて・・・。
「どんだけー!」と、どこからか、イッコーの声が聞こえた・・・そんな夜。