あのね、毎日ブログを書くって約束したから、チャッチャッと書いて、予約投稿をしておいたんだよ。そしたらさ(笑)、日付間違えちゃってんの(爆)。だからぁ、昨日投稿されなかったのは、事故なんだよ(爆爆)。おれ、ちゃんと書いたもん。逆に、逆に、逆に、褒めてもらいたいくらいだよ。ほんとに。おれ、まだ約束破ってないかんね(^o^)爆爆爆。
おれ、新曲をたくさん作ってんの。嘘じゃないよ。どこが嘘じゃないかっていうとね、新曲を作ってんのも本当だし、たくさん作ってんのも本当なの。嘘じゃないし。
でさ、センセイが死んじゃったせいでさ、予定が狂ったってのはさ、まぁ、色々とあるんだけどね。
「風姿花伝」というタイトルの唄があるの。これ新曲。
センセイが死んじゃったのは五月。センセイが死んじゃったのを僕が知ったのは7月12日。僕が風姿花伝を作ったのは7月6日の週。つまり、風姿花伝の方が先ってことね。
そんでさ、練習がてら風姿花伝を歌ったりするの。ギターをポロリーンと弾いて歌ったりするの。そしたらさ、おかしいんだよね。「あれ?」って。なんか、涙が出てくるんだよね。あれ?おかしいな?ってね。ギターのポロリーンに合わせて、涙がポロポロリーンと落ちてくるわけ。
なんでなんだ?と思うわけじゃない?そしてらさ、歌詞がさ、センセイの鎮魂歌みたいになってるわけ。鎮魂歌っていうか・・・センセイを想って書いた唄っていう・・・センセイを送る唄っていうか・・・。
別にね、風姿花伝をセンセイの鎮魂歌にするのが嫌なわけじゃないんだよ。いいんだよ、それでも。でもさ、怖くない?風姿花伝が先なんだよ?先に出来たんだよ?風姿花伝を書いている時にセンセイのことなんて1ミリも思い出してはいないんだよ?怖い怖いこわーい。おれ、こわーい。センセイこわーい。
そんなわけでさ、なんだか予定が狂っちゃってるってわけ。
風姿花伝をライブで歌う時はさ、センセイの事を思い出しながら歌ったりはしないからね。だって、センセイの唄じゃないし。でも、センセイのために歌ってあげてもいいけどね。でも、やっぱりそれは無理だね。センセイのことを思い出すと泣いちゃうからね。でも、結局、泣いちゃうと思うよ。そりゃあ、ちょっとは思い出しちゃうでしょーよ。嫌だなぁ。あったまに来るなぁ。おれ、ライブで泣きたくないし。センセー、どうしてくれるんですか!?
横浜徒歩紀行。東京環状八号線の歩道。
僕とセンセイは、道端に座って小休止。
「あれ?なんだっけこの匂いは?」ってなって、キョロキョロと辺りを見回して、トコトコと探し始める。
「センセー!これだよ!匂いのもとはこれだよー!」
辺りに漂う金木犀の香り。
「金木犀は白くないはずですけどね?」とセンセイ。「でも、この匂いは金木犀ですね」とセンセー。
「へー、これが金木犀なんだぁ」と僕。
「金木犀って可哀想だよねぇ」と僕。
「どうしてですか?」とセンセイ。
「だってさ、こんなにいい香りなのにさ、どうしたってトイレの芳香剤を思い出しちゃうじゃんか」と僕
「あっはっは!」と笑うセンセイ。
環八通り沿い。道端に咲く白い金木犀。花言葉は、「謙虚」「謙遜」。
いつかセンセイに出逢うことがあったら、また一緒に白い金木犀を探しに行こうと思う。