朝、看護婦さんにこう言われた。
「この抗生剤で点滴は終わりだからね、終わったら点滴の針を抜くからね」
そうなんだよ。調子が出ないのは、体に繋がれたチューブのせいなんだよ。
チューブさえ外れれば、おれは自由な鳥だ、どこへでもパタパタと飛んでいける。
「早く抗生剤、終わらないかな」
僕はユラユラと点滴台を揺する。
全然減らない。あとちょっと、のところまで覚えているのだけれど、看護婦さんに起こされた。
とりあえず、点滴の針を抜いてもらい、晴れて自由の身。
やったぁ!
リハビリ室へ行かされて、松葉杖を使った歩行訓練を受ける。
そう、歩けなくなってしまったから。しばらくは、松葉杖だから。おれ。
歩行訓練からベッドへと帰還。
さぁ、晴れて自由の身だ。どこへ行こうか。何をしようか。
ベッドの背もたれを起こして考える。
「お昼ご飯だよぉ」と、看護婦さんに起こされた。
あら?寝てた?
お昼ご飯を食べる。
お昼ご飯を食べている間に、主治医の先生の回診が来た。
肩とお腹に貼ってある分厚いガーゼを外して、薄いガーゼと防水シートに変えてくれる。
「おっ、なんか、身軽になった気がするぞ?」
お昼ご飯を食べ終わって、感じる。
「なんか、今日は調子がいい!復活してきた!やった!」
さぁ、どこへ 羽ばたくかな。パタパタと。
「晩御飯だよぉ~」と、看護婦さんに起こされた。
あれ?また寝てた。
白ご飯にふりかけをかけながら、思う。
「なんだよぉ。一日中寝てたな、おれ。せっかく調子が出てきたのになぁ。おっかしぃなぁ」
の巻。
「この抗生剤で点滴は終わりだからね、終わったら点滴の針を抜くからね」
そうなんだよ。調子が出ないのは、体に繋がれたチューブのせいなんだよ。
チューブさえ外れれば、おれは自由な鳥だ、どこへでもパタパタと飛んでいける。
「早く抗生剤、終わらないかな」
僕はユラユラと点滴台を揺する。
全然減らない。あとちょっと、のところまで覚えているのだけれど、看護婦さんに起こされた。
とりあえず、点滴の針を抜いてもらい、晴れて自由の身。
やったぁ!
リハビリ室へ行かされて、松葉杖を使った歩行訓練を受ける。
そう、歩けなくなってしまったから。しばらくは、松葉杖だから。おれ。
歩行訓練からベッドへと帰還。
さぁ、晴れて自由の身だ。どこへ行こうか。何をしようか。
ベッドの背もたれを起こして考える。
「お昼ご飯だよぉ」と、看護婦さんに起こされた。
あら?寝てた?
お昼ご飯を食べる。
お昼ご飯を食べている間に、主治医の先生の回診が来た。
肩とお腹に貼ってある分厚いガーゼを外して、薄いガーゼと防水シートに変えてくれる。
「おっ、なんか、身軽になった気がするぞ?」
お昼ご飯を食べ終わって、感じる。
「なんか、今日は調子がいい!復活してきた!やった!」
さぁ、どこへ 羽ばたくかな。パタパタと。
「晩御飯だよぉ~」と、看護婦さんに起こされた。
あれ?また寝てた。
白ご飯にふりかけをかけながら、思う。
「なんだよぉ。一日中寝てたな、おれ。せっかく調子が出てきたのになぁ。おっかしぃなぁ」
の巻。