あんなに痛くて辛かった日々が嘘のように・・・
まぁ、おれ、知ってたけど。
一歩進むのに3秒くらいかかる、生まれたてか死にかけの子鹿のような僕に向かって、主治医の先生は言った。
「じゃ、明日の午前中に退院ね!よろしく!しくよろ!」
鬼か!!!?とね。
どんなに痛くて辛い日々も、必ず過ぎ去る。明けない夜はないぜよ。やまない雨もないぜよ。ノーミュージックノーライフぜよ。
まぁ、知ってたけどね。
ちょっと調子が良くなってきた僕は、なぜか微熱を帯びた身体で、なぜかウトウトとしながら、一時間ごとに、いや、15分ごとに、いや、1分ごとに、みるみると回復していく。
松葉杖の練習をして、松葉杖なしでは退院など出来るはずもないと、松葉杖をつきながら帰っては来たものの、「あれ?松葉杖要らないんじゃね?」と、松葉杖を使わずに歩いてみると、ちょっと痛いが歩ける。痛くて歩けなかったところからの急激な進歩。
ちょっと痛いが歩けるならば、松葉杖なんか要らないね、と歩いていたら、もはや、ほとんど痛くない。数時間のうちに急速な進歩。もしかしたら、これは進化なのかもしれない。おれ、進化しているのかもしれない。
おいおい、大丈夫なのかよ、ばか。ばかがまた調子に乗ってるよ、おいおいばか。やめろよ、ばか。と、ご心配なさっているであろう口の悪い貴兄に朗報です。
腰の傷はいいのです。腰の傷は、骨を取るために切った、ただの傷に過ぎないのです。
どんなに痛かろうが、放っておいても勝手に治ってしまうのです。たた痛いだけなのです。
と、リハビリの先生が言っていた。
大事なのは肩の傷。
大丈夫。
慎重です。今回は、慎重です。
しなくても良いと言われた鎖骨バンドを念のためにしている始末です。慎重です。
肩の傷、切った傷よりも、肉の中身が痛いです。
まだ時々、眩暈を起こすくらい痛いです。
がしかし、珈琲くらいは淹れられます。
久しぶりに美味しい珈琲を。
はい。無事に退院しました。
めでたしめでたし。
明けない夜はないセヨー。
まぁ、おれ、知ってたけど。
一歩進むのに3秒くらいかかる、生まれたてか死にかけの子鹿のような僕に向かって、主治医の先生は言った。
「じゃ、明日の午前中に退院ね!よろしく!しくよろ!」
鬼か!!!?とね。
どんなに痛くて辛い日々も、必ず過ぎ去る。明けない夜はないぜよ。やまない雨もないぜよ。ノーミュージックノーライフぜよ。
まぁ、知ってたけどね。
ちょっと調子が良くなってきた僕は、なぜか微熱を帯びた身体で、なぜかウトウトとしながら、一時間ごとに、いや、15分ごとに、いや、1分ごとに、みるみると回復していく。
松葉杖の練習をして、松葉杖なしでは退院など出来るはずもないと、松葉杖をつきながら帰っては来たものの、「あれ?松葉杖要らないんじゃね?」と、松葉杖を使わずに歩いてみると、ちょっと痛いが歩ける。痛くて歩けなかったところからの急激な進歩。
ちょっと痛いが歩けるならば、松葉杖なんか要らないね、と歩いていたら、もはや、ほとんど痛くない。数時間のうちに急速な進歩。もしかしたら、これは進化なのかもしれない。おれ、進化しているのかもしれない。
おいおい、大丈夫なのかよ、ばか。ばかがまた調子に乗ってるよ、おいおいばか。やめろよ、ばか。と、ご心配なさっているであろう口の悪い貴兄に朗報です。
腰の傷はいいのです。腰の傷は、骨を取るために切った、ただの傷に過ぎないのです。
どんなに痛かろうが、放っておいても勝手に治ってしまうのです。たた痛いだけなのです。
と、リハビリの先生が言っていた。
大事なのは肩の傷。
大丈夫。
慎重です。今回は、慎重です。
しなくても良いと言われた鎖骨バンドを念のためにしている始末です。慎重です。
肩の傷、切った傷よりも、肉の中身が痛いです。
まだ時々、眩暈を起こすくらい痛いです。
がしかし、珈琲くらいは淹れられます。
久しぶりに美味しい珈琲を。
はい。無事に退院しました。
めでたしめでたし。
明けない夜はないセヨー。