ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

トマトの分け前。

2019-07-26 15:35:20 | Weblog


台風が来る。らしい。ほんとか?

すごい風が吹いている。台風が来るのか?ほんとか?

トマトの棚の支柱が、強風に煽られて、片側が抜けかけて、グラグラとしている。台風が来るんですね・・・。

軽く補強しました。あくまでも、軽くね。

今年は、今年のトマトは、ソバージュ栽培。

ソバージュ栽培ってなんだ?ってことなんだけど、よくわからない。

有機農業師匠が言っていた。春先に言っていた。

「今年はね、ソバージュ栽培をやってみようと思うんだ」

ソバージュ栽培?

ソバージュ栽培ってなんですか?

「ずばり、放任」

放任!!!

おれも、ソバージュ栽培、やる!

ということで、今年のトマトはソバージュ栽培。


トマトってのはね、普通、トマトってのはね、枝と葉っぱの間から生えてくる脇芽ってやつをどんどん摘んでいくのです。そうしないと、ジャングルに、トマトジャングルになってしまうからね。
脇芽を摘んで摘んで、毎日摘んで摘んで、一本の主枝をグングンと伸ばして、五段目くらいまだトマトを収穫。一段に5個のトマトが成ったとして、一本から25個。まぁ、虫に食われたりカラスに食らわれたり、25個は採れないけどね。薬をやれば取れるかもしれないけど。

毎年20本くらいのトマトを植えて、20かけることの25個で500個のトマト。まぁ、そんなに採れたことはないけどね。薬をたっぷりやれば採れるかもだけどね。

毎年50個くらいですかね。100個くらいですかね。そんなに多くは採れない。

トマトってのはね、水をあげない方がいいとかね。言う。トマトってのはね、肥料をあげない方がいいとかね。言う。その方が甘くなるってね。言う。
だから毎年、水をあげず、肥料もやらず、甘いトマトを、少しだけ食べる。少ししか採れないから。

しかし、今年はソバージュ栽培なんですよ。放任なんですよ。
放任するってことは、脇芽を摘まないってことで、脇芽はどんどん伸びるわけで、それはトマトジャングルになるってことで・・・。
そうなると、普通に考えて、一万個くらいのトマトが成るような気がするわけで・・・大丈夫なのか?って思うわけで。

ちなみに、隣の畑のオオホリジージは、毎年、脇芽を摘まない。なぜならば、脇芽を摘むのは可哀想なんだそうだ。
つまり、オオホリジージのトマト畑はいつもジャングル。
トマトジャングルになるとどうなるか?実が付きすぎて、栄養が分散してトマトが大きくならない。
だから、オオホリジージのトマトは、ギネスに載るくらい小さい、マイクロトマト。赤ちゃんの小指の爪くらい小さい。

そんなトマトは食べたくない。

オオホリジージのトマトは、ソバージュ栽培ではないからね。ただの放任トマト栽培。

僕がやっているのは、ソバージュ栽培。

ところで、ソバージュ栽培ってのはなんなんだろうか?
調べろって話なんだけど。なるなら調べろって話なんだけど、調べない。すぐになんでも調べるくせに、ソバージュ栽培は調べない。なぜか?んからない。調べたくない。考えながらやりたい。

放任してもトマトが小さくならない方法を考えたい。

おそらく、肥料だろう。いや、間違いなく、肥料だ。肥料に決まってる。

だから、僕は、せっせと、手作りのボカシ肥料ってやつをトマトの畝に撒いている。

順調にいけば、一万個。順調にいかなくても五千個くらいは採れればいいなぁと思っている。ははは。

今日、畑に来たら、赤くなりかけのトマトが、カラスに突かれてたくさん地面に落ちていた。

いいんだよ、カラス君。食べたまえ食べたまえ。だって、僕のトマトは一万個もあるんだから。百個くらいなら分けてあげるよ。