ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

ストリートのこと。その二。

2013-01-18 00:40:09 | Weblog
ソウルシャインのきとうニーサンの話。
今週の土曜日、ソロツアーのファイナルだそうです。そして明けて月曜日は追加公演だそうです。

で、前々から二人で話していたことではあったんだけどね、
「今度よぉ、大宮に行くからよぉ、一緒にストリート、やろうぜぇ!」
「いいっすねぇ、来てくださいよ!」
的なね。

きとうにーさんと出会ってから、もうすぐ二年かな。きっと、にーさんは、僕のことを弟のように想ってくれているんだろうな。いや、多分想ってはいない。まぁ、どちらにせよ、可愛がってもらってます。

そのにーさんが、ソロ公演の合間の日曜日に、大宮の路上へ、歌いに来るそうです。にーさん曰く、「そろそろ路上の対バンってやつ、やろうぜ!」です。

そんかわけで、今年から路上は日曜日。そのスタートは、きとうけいごとの対バンストリートってことになるわけです。

当日は、3時からにーさんと小一時間ばかりお茶をするので(たぶん作戦会議)、4時スタートになります。
二人ともソロなので、アンプは使わずに生。
スタートは西口。状況によっては、東口マツキヨ前へ移動して歌います。
あまり遅くまでは歌わない予定なので、早めのご来場をお待ちしております。

とりあえず ・・・晴れてくれたら、それでいいやね。

路上ライブのこと。

2013-01-17 02:30:48 | Weblog
新しい仕事、昨日始めました。その話はまた後日。
休みの予定だなんだかんだの都合上、土曜日のストは、かなり厳しいと予想。

そんなわけで、今年のストリートは日曜日にやろうかと。そんな風に思っている次第なのです。
とりあえず、今週、日曜日、大宮で路上ライブ、やります。ちょっと早めの時間から歌おうかと思ってます。寒いしね。
詳細は後ほど。

土曜日じゃないと行けない!と言う人もいるでしょう。・・・ごめんね。でも、日曜日だったら行ける!と言う人もいるでしょう。・・・どうだろ?

まぁまぁ、季節が移ろっていくように、すべては移ろいゆくものなのです。

そんなわけで、仕事も変わった事だしね。遠征へ行くこともなくなったしね。

今年は歌うよ。よろしく、シクヨロ。

ライブ告知。

2013-01-14 01:50:17 | Weblog
おそらく、今年一発目になるであろう、トラッシュライブの告知です。
きとうニーサン率いるソウルシャインと共に演ります。
西川口だけど、ハーツではなく、ライブバーRというハコ。
スケジュール調整、よろしくお願いしまーす。ね。

3月31日(日)西川口 Live&Bar"R"
出演: Soulshine
trash box jam
OPEN18:30/START19:00
Charge2000円(+drink)
332-0034 埼玉県川口市並木3-4-23 石原ビル B2
tel.048-229-7286
http://www.livebar-r.com/schedule.html

アニーの新年会。

2013-01-13 03:46:13 | Weblog

今日は、新年恒例のアニー新年会。
みほ、まこ、エムケイと四人で、買い過ぎっていうくらいの食材を買い込んで、ぴゃん邸へ。しっしーは残念ながら欠席。

乾杯から昨年四月の西川口HEARTS、アニー一夜限りの幻ナイトを鑑賞。
今更ながら、五年半ぶりのライブとは思えない出来上がりに感動。大人になって上手になったなぁ・・・とマコがポロリ。
八ヶ月も前のことなので、次は何の曲かなぁ?と、観客のようなドキドキを抱えながら全編を楽しんだ。

みほ曰く。NHKのオンエアバトルに出演した時と、幻ナイトの時が、ずば抜けて歌いやすく、気持ちよく歌えたとのこと。
NHKのPAシステムはさすがと呼べるものであるのは当たり前だが、西川口HEARTSでPAを担当してくれたナガセちゃんの実力は侮れない、と実感。

食べ切れないと思われた食材も、ぴゃんが作ったパスタやなんやらも、みほが差し入れたスィーツたちも、ほとんど綺麗に片付いたのは、やはり脅威の胃袋、掃除屋エムケイが居てくれたからだ。

4時に集合して、解散は深夜1時近く。なかなかの長丁場。
気心の知れた仲間たち。たくさんケンカもしたけれど、それでも親交が続く仲間たち。

なんだか、嬉しくて、楽しくて、優しい気持ちになるのはなぜだろう。

ふと思い付いた計画は、年末ライブを行ったライブバーBプラスで、みほANDシングで、のんべんだらりと歌うこと。メンバーの飛び入り参加、歓迎です。・・・こんなのはどうだろうか?

なんだかね、今年は、去年にも増して、グダグダサラリとと歌っていきたい・・・そんな気分なんだよね。

おだちゃん、ハウマッチ。

2013-01-12 02:05:21 | Weblog

去年、1番笑ったのは何?と聞かれて・・・

今年1番笑ったよ!と言ったのは覚えているんだけど、何で笑ったのかを覚えていない。それが残念で仕方がない。

2013年。今のところ、今年1番笑ったのは、おだちゃんとのハウマッチゲームである。たぶん、これが2013年の笑った大賞の最有力候補なのは間違いない。

久しぶりにおだちゃんからメールが来た。「肉でもいく?」

肉でもいく?は、焼き肉を食べに行こうというお誘いだ。いや、ちょっと違うな。肉でもいく?は、焼き肉をおごってあげるよ、さぁ行こう!というお誘いだ。・・・これだな。

そんなわけで、行きつけの焼き肉屋へ。

二人して、結構食べた。
上ネギタン塩。
上カルビ。
和牛ハラミ。
黒豚カルビ。
モツ。
モツ。
ホルモン。
ホルモン。
レバ刺し。
レバ刺し。
レバ刺し。
ライスと味噌汁。
ユッケ。
コーラ。
コーラ。
コーラ。
生ビール。
生ビール。
いいちこ水割り。
いいちこ水割り。
いいちこ水割り。

宴もたけなわ。おだちゃんがこう言い出す。
「いくらだと想う?・・・よし、ピタリ賞だったら、タバコ5カートンな。誤差500円以内だったら1カートン。1000円以内だったら5箱な。」

おだちゃん、ちょっと酔っ払ってる。

さて、いくらだろう?と頭の中で計算をしていると・・・

「じゃあ、ヒントな。五桁のうち、四桁目以外の一つを教えてやろう。どれがいい?」

「三桁目は・・・ゼロでーす。」

おだちゃん、ちょっと酔っ払ってる。

「じゃあ、もう一個ヒント出しちゃおうかな・・・二桁目、教えて欲しい?・・・ゼロでーす。」

大体の目星はついた。1200?だと予想する。

「じゃあ、おれがタバコを吸い終わったら、ファイナルアンサーな。」とおだちゃんは言う。
吸い終わったところで、「12007かな?」と言ってみる。
「ほんとにそれでいいの?」とおだが言う。
「12004!」
「ちがーう!!!」と、おだが叫ぶ。
「じゃあ、12005!ファイナルアンサー!」

そこで、答え合わせ。

正解は・・・12004円。

「ちがうって言ったやつじゃん!」と文句を言う。
「5カートンはまずいだろ?」
「ちがうとか言っていいの?ずるいじゃん」
「だって5カートンはまずいだろ?2万超えちゃうぞ?」

まぁまぁ、しょーもないやりとりなんだけどね。これをのっけから、大笑いしながらやってたというわけ。あまりに盛り上がってるから、隣の席に座っていたおじさんが、帰り際に、「頑張って当てろよ。」とか言ってくれるくらい。

まぁまぁ、ほんとにしょーもないやりとりなんだけどね。ちょー面白かったわけ。
まぁまぁ、自分がね、忘れないように書いたわけよ。
今年の笑った大賞の基準は、これにするよ。これより笑うことがあったら、また報告するね。
あぁ、くだらない。

以下、余談ね。
ドンキホーテで買い物をして、デザートを食べにロイヤルホストへ行ったのさ。
パフェとかケーキとかココッシュを食べたのさ。
レジに向かいながら、おだが言うのさ。
「いくらだと想う?・・・ヒントな。数字は二つしかありません。」
「んー、2112!」

会計は2020円。

ニアピンじゃん!

おだはその言葉を無視して、扉を開けて出て行きました。

これがニアピンじゃなかったら、この世界からニアピンという言葉は無くなるぞ。
そう思いながら、おだの後を追ったのでした。

おしまい。

ジムニーちゃん。

2013-01-09 02:51:11 | Weblog

行きつけの車屋さんに言われたこと。
距離を走っているジムニーは、ギアボックスがダメになる。

ジムニーを買った時に、車検証と共に入っているはずの整備記録簿が見当たらなかった。
電話をして、何のオイルを交換したのかを聞いてみた。
エンジンオイル、デフオイル、なんちゃらなんちゃら。
「ミッションオイルも交換したかったんだけど、やってない。ネジが固くて開けられなかったから、やらなかった。」

おいおい。

ギアボックスがダメになる・・・に直結するミッションオイルが替えられないってのは致命的だろ?

おいおい。

整備記録簿を入れなかったのは、計画的犯行だと思われるな、これは。

どうしたものか・・・。

スズキのディーラーに持ち込むことにした。
素知らぬ顔で、ミッションオイルを交換してください、と言ってみた。
ディーラーだから、なんとかしてくれるだろう、と。なんとかしてくれないとマズイだろう、と。

店内で待つ。結構待つ。整備の現場を覗いてみる。

やっぱり・・・。

整備士二人が車の下で悪戦苦闘をしているではないか。プロでもダメなのか?
こちらも確信犯なので、少し心がチクチク痛む。

そこで、整備士の大御所が登場である。
「もうオイルは抜いちゃったんだろ?じゃあ、上を外して入れるしかないだろ。」

さすが大御所である。御大である。そういう手があったのだね。

僕にとってのラッキーは、オイルを先に抜いてくれたことである。抜いてしまったのだから、入れねばならぬ。
普段なら絶対にやらない、車内のギアハンドルを外して、オイルを流し込むという荒技をやらねばならなくなったのだ。

とりあえず、安心。

そこから、また待つ。なかなかの時間が経過する。
また覗いてみる。

整備士の兄さんが、こちらに向かって叫んだ。
「ネジが入らないよぉ!」

もう、ほんとに申し訳なくなってしまった。
普段なら10分で終わる作業に、1時間近くもかけさせてしまった。

結局は、さすがプロである。見事、元に戻った。
懸案事項だった、ミッションオイル交換は終わった。感謝感謝である。

ちなみに、ジムニーのエンジンオイル交換のタイミングは、3000キロに一回である。普通の車は5000キロに一回。ここもバイクみたいなのである。
伊勢に行ったこともあり、もう2000キロも走ってしまった。もうすぐオイル交換だ。
自分でやってもいいのだけれど、感謝の意を込めて、またここの車屋さんにやってもらおう。

行きつけの車屋はどうなった?・・・またそれは、別のお話。

サヨナラとコンニチは。その二。

2013-01-09 01:55:04 | Weblog

ある日のこと。僕の家にプレゼントが届いた。
時は12月である。きっとこれは誰かからの誕生日プレゼントだ。と僕は想った。の続き。

車を買い換える余裕などあるわけがない。がしかし、車を維持する余裕もあるわけじゃない。この選択。

ある日、僕の家に届いた車は、スズキのジムニー。5速マニュアル。平成6年のJA11改。軽貨物の自動車である。4ナンバーなのである。貨物扱いなので、後ろの座席は無いに等しい。
ちっちゃいのである。可愛いのである。チョロQみたいな4WDなのである。

年式も去ることながら、走行距離17万キロの老齢車。

ジムニーを買おうと想う・・・と相談した全員に、猛反対されたという逸話付き。

狭い、ボロい、遅い、乗り心地最悪、荷物が乗らない、人も乗れない、古いから壊れる。ギアボックスが壊れる。結果お金がかかる。などなど。数多の理由が挙げられた。

その反対を押し切って、ジムニーを選んだのには理由がある。
可愛い。ボロい。愛着が湧く。バイクみたい。バイクみたい。北海道に、いけちゃう。北海道に、いけちゃう。

さてさて、それだけの猛反対を押し切って手に入れたジムニー。
さてさて、不安いっぱい。実際はどうなのか。

乗ってみた。

狭い・・・。オデッセイと比べちゃいけないが、4分の1くらいに思われる。

ボロい・・・。内装なんて無いに等しい。鉄板剥き出し。マグネットが付くよ。

遅い・・・。頑張って走っても、後ろの車に煽られること間違いなし。

うるさい・・・。ゴーって言う。いつも、ゴーって言ってる。

揺れる・・・。板バネ式のサスのせいで、激しく揺れる。路面の微妙なデコボコさえも全部拾う。ガタゴトし過ぎて舌を噛むかも。

人も荷物も・・・。試しに三人で乗ってみた。後ろの人は、体育座りで横向きじゃないと乗れない。しかも1人のみ。もちろん、後部座席にシートベルトは、ついてない。

まぁまぁ、こんなところか。反対派の言うことに間違いはなかった。
がしかし、いいところもあった。

可愛いのである。なんとも愛らしいのである。もう愛着が湧いてしまっているのである。・・・それに勝るものなし。

関係ないのだけれど、僕はマグナが好きである。大好きである。
マグナが好きと言うと、よくこう聞かれる。
「でも、ハーレーをくれるって言われたら乗るでしょ?」
答は・・・ノーである。だって、マグナが好きだから。非力でもちっちゃくても、マグナが、好きなのである。

まぁ、きっと、そういうことなのだ。僕は、そういう人なのだ。

ガタゴトガタゴト揺れながら、揺られながら、チョロQジムニーがぶっ壊れるまで、ぶっ壊れないように、走っていくのである。

おしまい。

サヨナラとコンニチは。

2013-01-09 01:33:46 | Weblog

ある日のこと。僕の家にプレゼントが届いた。
時は12月である。きっとこれは誰かからの誕生日プレゼントだ。と僕は想った。

数日間、僕の家に二台の車が並んで停まった。

ホンダオデッセイ、アブソリュートなんちゃら・・・2300CC。思えば贅沢な車だった。
燃費は悪いし、税金は高いし・・・分不相応である。ただ、バンドの機材を運ぶのには大変役に立った。
二年半くらい乗ったことになる。思い出は・・・かの大震災。震災からわずか三週間後の東北、八戸から相馬まで、車で寝起きしながら一週間を共に過ごした。泥だらけになって、フロントガラスはワイパーが拭いた箇所しか見えなくなるくらいに汚れて帰ってきた。
乗り心地がいいのと、愛着というのは、まったく別のところにある。
この頃から少しずつ相棒としての愛着が湧いてきたような気がする。

しかしあれだな・・・。世の中には、モノに愛着をもつ人と持たない人がいるが、僕なんぞは完全に愛着を持ってしまう派なので、モノを手放す時には必ずセンチメンタルになってしまう。それが困る。

手放すことを決意した時から、事あるごとに、オデッセイの車体やハンドルを撫でながら、お礼を呟いたりするのだから、相当なものだ。

庭で洗車をして、車内の荷物を片付けて、知り合いの車屋に持っていった。
そこでアニキが待っていてくれたのだが、センチメンタルに考え事をしていたら、道を大幅に間違えて、待ち合わせの時間に相当遅れたという・・・。

そんなわけで、12月の寒い夜に、愛車オデッセイとサヨナラをしたわけである。
寂しかったなぁ・・・。

つづく。

山伏、現る現る。その三。

2013-01-08 02:34:06 | Weblog

京都や奈良に都があったことは誰でもが知っている。
では、吉野に都があったことをご存知か?

我らがハチャメチャ天皇、後醍醐天皇。
父の遺言で自分の嫡流を後継にできない事に不満を持った後醍醐天皇。密かに鎌倉幕府打倒を目指すが、その度に仲間に裏切られ失敗。京都の外れ、テンペルとタットルの村にて捕らえられ、ついには隠岐の島へと流されてしまう。天皇なのに・・・。
その隠岐の島で新宮家が生まれたってのは、また別の話だからいいとして。
なんとか隠岐の島を脱出した後醍醐天皇、足利尊氏の助けを借りて、天皇に返り咲く。が、そのハチャメチャさゆえに尊氏にも見放され、攻められ逃げ、三種の神器を渡してしまう。
三種の神器を持つものが真の天皇。これはこの国の掟。
三種の神器を奪われた後醍醐天皇ではあるのだが、吉野の山に入り、朝廷を開いてしまう。そしてこう言った。
「尊氏に渡した三種の神器は贋物じゃぁ!本物はここにあるぞよ。わっはっは。」
完全な詐欺である。・・・天皇なのに。

そんなこんなで、吉野朝と京都朝が並立する南北朝時代が始まったと。

その吉野朝宮があったのが金峯山寺の敷地の中。
こんな山の中に朝廷を開いたってことが、南朝のジリ貧さを物語ってはいるのだが、圧倒的勢力の北朝に対して56年間も対抗し続けたといから、さすがだと言わざるをえない。
もしかしたら、超人的能力を持った修験者たちが、こぞって味方をしてくれたのかもしれないな。

後醍醐天皇の稜も、吉野、金峯山寺の近くにある。
いつか、御参りに行きたい。

おわり。

山伏現、現る現る。その二。

2013-01-08 01:53:26 | Weblog

金峰山修験本宗総本山、修験道場「金峯山寺」。

奈良桜井、三輪山を御神体にもつ大神神社から、一路吉野に向かった。
そもそも修験道とは何か?

日本には古来から山岳信仰がある。霊地と呼ばれる山林の中で修行を積む者を山伏、修験者と呼ぶ。
その山岳信仰が、神道、仏教、道教などと合わさって、日本独自の宗教として発展したのが修験道である。
修験者は験力と呼ばれる超人的能力を持っているとかいないとか・・・。

その修験道の総本山が、ここ金峯山寺。
本尊は、蔵王権現三躯。青の像として有名。

国宝の本堂に入り、手を合わせ、キョロキョロと見回してみた。青の像が無い。あれ?
あっちにいったりこっちにいったり・・・青の像が無い。あれ?
おばちゃんに聞いてみた。
「青の像はどこですか?」
おばちゃんは、優しくもあっさりとこう言った。
「今は見られません。御開帳は三月から六月です。」

ガビーン。・・・知らなかった。

まぁ、仕方がない。いつでも見られるわけじゃないってとこにこそ価値がある。また春に来よう。

本堂も仁王門も国宝である。すこわい迫力である。屋根屋だったから屋根に着目してしまう。凄まじい茅葺きだ。

しかし、あれだ。ここまで歩いて来るのも大変なのに、こわなところで修行をしたら、つくわな・・・超人的能力。

おれも、山伏を目指して、頑張っちゃうかな。

つづく。

山伏、現る現る。

2013-01-08 01:23:00 | Weblog

毎夜、寒い寒いネタで、申し訳ない。

夜に焚く薪が心許なくなってきた。薪を補充しなくては。
そんなわけで、今日の昼間は柴刈りである。

手製の薪背負い装置とゴムバンドを二本持って、裏山を登る。
麓近くのめぼしい薪はもう拾ってしまったので、結構上まで登る。息が切れる。

いいところで、薪背負い装置を地面に置き、そこら辺から手頃な長さと太さの丸太を集めては装置に乗せていく。乗せ過ぎはダメだ。立てなくなる。乗せな過ぎもダメだ。登り下りの回数が増える。いつだって、絶妙がよい。

頃合いかなというところで、丸太が装置から落ちないようにゴムバンドで固定する。この装置、なかなか良くできている。

ここからが大変なのだ。背負いバンドが地面近くに付いている。しゃがんでもまだ届かない。結局、ほぼ寝転ぶ形で肩に通す。
そこからがリアルに大変なのだ。寝転んだ体勢から、推定30キロの重荷を背負って立ち上がらなくてはならない。

いつも、うぉぉぉぉぉぉ!!!と、心の中で叫びながら立ち上がる。

そしてそこからは山道を下る。身体にずっしりとかかる丸太の重み。柔らかい地面に靴が沈む。滑らないよう慎重にいく。滑ったら死ぬ。だから慎重にいく。

時折、担いだ丸太が立ち木に当たる。当たるたびに、はぅ!っとなるので、所々は横向きになってカニ歩きでいく。

これを今日は四往復した。なかなかのトレーニングだ。

下りる途中で、いい感じの丸太を見つけると拾う。右手と左手の分、二本拾う。それを杖のようにして歩く。
三回目四回目になってくると、なんだか修行をしているような気分になる。荷物を担いで杖をつきながら・・・修験者。まるで山伏のようだ。

以前、薪を担いでいる時に、観光のおじさんとすれ違った。何しろ、ここは国指定の史跡の山なのだ。観光周遊コースなのだ。僕は一際大きな荷を背負っていた。
おじさんは・・・「え?お?・・・すごいな・・・」とつぶやきながら、伏せ目がちに通り過ぎていった。

以前、弟と弟の嫁さんがうちに遊びに来た。
来訪まで時間があるなと山に入った。薪を背負って山を下りてくると、下の方から「おにーちゃーん?」と嫁さんの声が聞こえる。
姿の見える所まで下りて、ここだよぉ!と叫ぶと、目をまん丸くしてこう言った。・・・え?・・・何してるんですか???

修験者でも山伏でもないのは当たり前のことなのだが、常人でもない。
まぁね、こんな人が常人であるはずがない。かな?

つづく。

そうなのぉぉぉぉ?その二。

2013-01-07 01:41:27 | Weblog

ヴィンテージ武井とは誰なのか?なんなのか?
それはこの文にはまったく関係がないので、割愛させていただく。プププ。

今年の目標アジア放浪。降って湧いた北海道旅再び。大いなる魂が課す試練・・・。

そんなわけで、単純過ぎるほどに単純な僕は、北海道を断ることにした。

メールで断るのもなんなので、新年会がてら会いましょう、と。

もう一人のおじさんも参加。10ヶ月振りに三人で飯を食う。なんだか、懐かしい。
本マグロ尽くし定食をご馳走になった。
カクカクシカジカ、行けなくてすみませんと首を垂れる。
おじさんたち二人は渋々了承してくれた。
良かった。強引に誘われたら、行ってしまうところだった。危ない危ない。

帰りに、おじさんの家に寄った。

「おれさぁ、北海道行けなくて可哀想じゃない?可哀想過ぎるよね。だから、カメラ頂戴。」

そう言うと、おじさんはカメラをくれた。やった。

「使ってないレンズとかあるでしょ?出来ればマクロレンズが欲しいんだけどなぁ。頂戴。」

そう言うと、おじさんはCanon純正、100ミリのマクロレンズをくれた。やった。

「これさぁ、コンパクトフラッシュが入ってないからシャッターが切れ・・・」

そう言いかけたところで、ほらこれやるよ、とコンパクトフラッシュもくれた。やった。

「バッテリーがさぁ・・・」

そう言いかけたところで、それくらいは自分で買え!と怒られた。てへ。

そんなわけでね、アジア放浪とか、北海道旅とか、大いなる魂とか、色々言ってみたけどね、カメラをもらったんだよっていう話だったんだよ。せーの。

えー!そうなのぉぉぉぉ?

Canon EOS5D。定価400000円なり。ちょっと古いが、高価なカメラなのだ。
このレンズも高いな。100000円くらいはしちゃうな。
あぁ、何を撮ろうかなぁ。早く明日にならないかなぁ( ´ ▽ ` )ノうひゃひゃ。やったぁ。

おじさんたちの旅が楽しいものになりますように。

おしまい。

そうなのぉぉぉ?

2013-01-07 01:09:54 | Weblog

今日はもう一本。

ライブのMCでも言ったことだが、今年の目標は「アジア放浪」なのである。
誕生日の日に、今年の抱負は?と聞かれてそう答えてしまったのだから、何がなんでもアジア放浪なのである。
一ヶ月か三ヶ月か半年か一年か二年か十年か一生か・・・とにもかくにもアジア放浪を成し遂げなければならない。

11月に北海道から帰って来て、借金丸抱えで帰って来て、11月と12月はちょこっと働いた。
そして、今僕は無職である。いや、無職ではない。ミュージシャンである。・・・無職のミュージシャン・・・かな。

これは由々しき事態だ。

これもライブのMCで言ったことなのだが、先日一通のメールが届いた。実に10ヶ月振りのメールだ。
昨年二月のおじさん二人と行く豪雪の北海道をノーマルタイヤで行くの巻。を覚えているだろうか?覚えていない人や、その頃はまだ出会っていないという人は、2012年の2月のブログを読み返してくれ。

そう、そのおじさん、メインのおじさんからメールが届いた。
「今年も2月に北海道に行きます。付き合ってくれませんか?」

そう、僕は思わずほくそ笑んでしまった。
こんな状況なのに、旅の神様はまた僕に旅をさせるんだね・・・である。ふふふ。である。

大体、僕は、大いなる魂の声に耳を傾けながら生きている。運命は常に語りかけて来る。その声を逃さないように、耳を傾けているのである。
どうせどの道、正解などない人生なのだから、直感や希望を頼りに・・・何某かに導かれるようにして進んでしまえというロジック。

知人に相談をした。いや、相談ではないな・・・報告だ。相談はあまりしない。こういう時はいつも報告になる。

カクカクシカジカ・・・カクカクシカジカ・・・。そんなわけで、今は6対4で行く方向だと。大いなる魂の声を無視するわけにはいかない、と。

すると、知人はこう言った。
「それって・・・大いなる魂に試されてるんじゃないの?」

ん?

・・・えー!そうなのぉぉぉぉ?(ここは本気のヴィンテージ武井風で)。

長くなったので、続く。

写真は、奈良、春日大社と東大寺の間にある、弁天様風の休憩所。

アウトサイドレポーター。

2013-01-06 23:14:24 | Weblog


昨日さ、すごく寒かったよね。うん、寒かったんだよ。
夜中にさ、洗濯物を干してたらさ、指先が痛くなってさ、うへぇ!と叫んだんだよ。
外の気温はマイナス七度。これじゃあ札幌とさほど変わらないじゃないか。

でさ、前々から言っているのだけど、部屋も寒いわけよ。だから薪ストーブに火をいれて外に居るのが、まぁ、一番暖かいというわけね。
でもね、やっぱり外なわけで・・・マイナス七度までいってしまうと、薪ストーブにあたっていない側ね、手も足も耳も痺れてくるわけよ。

薪ストーブで沸かしたお湯をコップに注ぐ時に、ちょっとこぼしたんだよね。まぁ、ウッドデッキだから、そんなことは気にしないでじゃんじゃんこぼしていいんだけどね。
ふと、さっきお湯をこぼした場所を見ると・・・凍ってんじゃん!
これは由々しき事態なわけ。滑ったら危ないじゃん。大事故だよ。ほんとに。油断も隙もあったもんじゃないよ。まさか、瞬く間に凍るとはな。シベリアか!ってね。まぁ、シベリアはもっと寒いんだけどね、たぶん。シベリア鉄道か!ってね。いや、鉄道はまったく関係ないんだけどね。ほんとに。

でさぁ、今日はさ、その由々しき事態を打開するために一仕事だよ。
エマージェンシーシートってのがあってね。あれよ、遭難した時とかに身体に被せて暖まるやつ。知ってる?銀紙みたいなシート。使い捨て銀紙みたいなやつ。100円ショップで買って来たよ。六個も。
それを両面テープでタープの壁にペタペタと貼るわけ。壁よ、壁。おれは壁を作ってるわけ。なんで壁を作ってるかって?だからそれは、寒いからだよ!
いやいや、これは名案だよ。
とりあえず貼って、薪ストーブに火をいれてさ、ちょっと外に出て戻ってみると・・・うひゃー!暖かいじゃんかぁ。
マイナス一度が、10分で十三度まで上がったよ。

おれってさぁ、頭いいみたい。良かったなぁ、頭いいみたいで。

でもね、あれなんだよね。風が吹いたらさ、両面テープが剥がれると想うんだよね。もうすでに、風前の灯火のような気がするんだよね。

そんなわけで、とりあえず今は暖かいんだよ。
ん?
うん、それだけの話だよ。