閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

頂戴

2011-09-12 06:30:15 | 閃き
人に頼む時に、なになにして「頂戴」と言うのは、日常的である

字義は頭の上にいただく事から「貰う」という意味を持っている

語源は「十二札」(阿弥陀仏の荘厳功徳をたたえる経)の中に

「観音頂戴冠中住」とあり

その意は「観世音菩薩が頭上に戴かれた冠の中に住まいたもう」となり、この中から出たものである

神仏の作法では、供物を頭上に掲げて扱うが

物に対する感謝の意味が込められている

頂戴=感謝 という事は今では忘れられている

「頂戴」と頼んだら、せめて「ありがとう」と感謝する様にしたいものだ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする