出張で新幹線ホームを歩いていた時の事
朝の新幹線ホームは夏休みも終わりに近付いて混雑していた
予約した列車の車両は端っこだったので、荷物を引き摺りながら歩いていた
前方にいた男性の腰の辺りにロープが結んであるのを見付けた
その手の背後には屈強の男性がロープの端を持って続いていた
誰でも直ぐに受刑者の護送中だと気付く
受刑者の両手は手錠が課せられていて白い布が巻かれ隠してある
手には茶色の紙袋を持っている
脇を追い抜こうとして驚いた
前方には更に四人が同じ様にロープで繋がれていた
手には茶色の紙袋を持っている
なるべく視線を向けない様に通り過ぎた
ホームに立っていた年輩の女性は、それと判った瞬間、顔色が変わり後退りした
顔も容姿も見ずに追い抜き、振り返りもしなかった
一人の護送官が五人の護送を担当しているのには驚いたが
おそらく受刑者達は模範囚なのだろう
普段なら話題にもしない出来事だが
目の当たりにすると、流石に身が震える
当然ながら、なりたくない姿だ
稀有な経験だけにブログに残す事にした
クワバラ、クワバラ
朝の新幹線ホームは夏休みも終わりに近付いて混雑していた
予約した列車の車両は端っこだったので、荷物を引き摺りながら歩いていた
前方にいた男性の腰の辺りにロープが結んであるのを見付けた
その手の背後には屈強の男性がロープの端を持って続いていた
誰でも直ぐに受刑者の護送中だと気付く
受刑者の両手は手錠が課せられていて白い布が巻かれ隠してある
手には茶色の紙袋を持っている
脇を追い抜こうとして驚いた
前方には更に四人が同じ様にロープで繋がれていた
手には茶色の紙袋を持っている
なるべく視線を向けない様に通り過ぎた
ホームに立っていた年輩の女性は、それと判った瞬間、顔色が変わり後退りした
顔も容姿も見ずに追い抜き、振り返りもしなかった
一人の護送官が五人の護送を担当しているのには驚いたが
おそらく受刑者達は模範囚なのだろう
普段なら話題にもしない出来事だが
目の当たりにすると、流石に身が震える
当然ながら、なりたくない姿だ
稀有な経験だけにブログに残す事にした
クワバラ、クワバラ