閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

脱原発

2012-08-07 06:20:37 | 閃き
夏本番を迎え、節電対策に悩む一方で脱原発の論議が活発になっている

そんな中、ドイツでは自然エネルギー発電の割合が50%を超えたと報じた

ドイツでは後10年かけて原発をゼロにする計画だ

更にドイツ政府の強いリーダーシップによってこの計画が採択されたとも報じていた


日本で行われている公聴会では原発比率について話し合われていれる

福島ではやはり全廃の意見が多かったようだ


だが原発を廃炉にする事は容易ではない

未使用の核燃料なら直ぐに取り出す事が出来るが、使用中のものは大変だ

使用中の核燃料は高濃度核廃棄物であるため、その処理の方法が無いに等しいという

核燃料を取り出さなければ安全とは言えないから、早く核燃料を取り出し処理する方法の検討に着手した方が良い

ドイツの様に核燃料を使い切るまで使用して低濃度化してから廃炉にする方法も合理的だが、万一の場合のリスクが伴う

原発比率を考えるという公聴会は、どうせ取り出せないのなら、使い切りたいという国側の思惑が伺える


一方で高濃度核廃棄物を埋没処理する大深度地下処理施設の建設については、嫌遠する自治体ばかりの状況である

原子炉は止めろ、だが核廃棄物は我が県には持ってくるなは通じない


国は、この辺りの説明を公表して、方針を示さなければならないのに、説明もしないでただ意見を聞いている

こんな事も言えないリーダーシップの無い政府では不安が募るばかりだ

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