閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

氾濫

2015-09-12 08:09:58 | 閃き
台風17号、18号がもたらした雨雲が東北地位方に未曾有の雨を降らし、鬼怒川が氾濫した事で大きな被害が生じた事については、被災された皆様にはお見舞いを申し上げる

ついさっきまで平穏な生活を過ごしていた街が見る見るうちに決壊した堤防から流れ込んでくる

目を覆いたくなるほどの光景は、先の東日本大震災の津波を彷彿させる恐ろしさがある

このような光景は日本各地で残念ながら見る事ができる


津波の時に繰り返し言われてきた言葉に、想定外がある

今まではこれほど集中して雨が降る事など無かったのだろうが、確かにそれだけなのだろうか?


1級河川に分類される川は、どの川も川幅が広い

通常は水量も少ないので堤防内の河川敷に色々なものがある

私はそれを観る度に不思議に思っていた

本来ならば川幅や堤防の高さは、最高水量を想定して建設してあるはずだが、河川敷は水量を減らす事に繋がらないのだろうか


放っておくと上流から土砂が流れてきて川底を嵩上げするので、除去しなければならないが、近くの川も含め土砂を除去している工事は殆ど見られない

陸地の様になって木や草が生い茂っている光景は珍しくないはず

堤防の高さを変えるよりも、日頃のメンテが所謂、治水事業ではないのだろうか


ニュースではこの点について問うようなコメントは見られないのだが、そういった疑問を持つのは私だけではないと思う

何かあると、異常気象だ温暖化だというが、こういう点が原因であると、つい考えてしまうのだ

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