故安倍元総理の護衛の問題が色々と話題になっている
護衛官の人数が少なすぎる
場所が悪い
銃での襲撃を想定していない
平和ボケしている
警護の心得が間違っている
等など、実に色々な指摘が並ぶ
私は、日本の大臣級の警護について以前から疑問を感じていた
例えば国会議員会館の中に入るためには身分の証明と危険物等の持込が出来ないように空港並みのチェックがあるが
地方遊説等の場合はSPの警護は付くが基本的には少数で警護というより付添といった印象だった
アメリカ大統領なら世界中に大統領専用車のビーストを搬送するが、警護をするためには不可欠だということだ
アメリカは銃が持てるために銃による悲惨な犯罪が後を絶たないので警護=盾のイメージがある
それに比較すると日本の警護は付添に感じる理由は主に刃物による単独犯の襲撃を想定している気がする
銃による襲撃は今までも起こっている
警護は無かったが警察庁長官や大企業の社長が銃で撃たれた事件は記憶に残っている
嫌な話だが、いよいよ日本も銃や爆発物による襲撃の対策を行わねばならなくなったということなのだろう
新幹線でのテロまがいの放火や殺人事件、有毒ガスや人体に被害を与える液体の散布など襲撃方法も多様化してきている
それらも含めた警護対策を専門家にはお願いしたい
フレンドリーな触れ合いをしたがる大臣と人を寄せ付けない警護は相反する行為なので
安全を担保した場所と人々が集える場所以外はフレンドリーは控えるしか無いだろう
故安倍元総理の場合のように祝辞を述べただけで勘違いされて逆恨みされる自体、世の中がおかしくなっているのだが
それでも対策を行うには想定外の場合を含めれば転ばぬ先の杖である
警護の問題は故安倍元総理の事例を活かして二度と起きないようにお願いしたい
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