故安倍元総理が銃撃された背景に犯人の母親が受けた統一教会による家庭の破壊、多額の寄付金による生活苦及び経済破綻が要因のようだと報じられている
こういった宗教団体による被害は意外と身近に存在する
以前にもブログに書いたが、新興宗教団体から勧誘を受けたことがある
元々、こういった宗教団体には異論があったので入信することはありえないが興味があった
それは、遠縁の税理士の甥が統一教会に入信し仕事を辞め盲信してしまい、何とか説得しようとした税理士は宗教について学び始め
遂には一冊の本を書くまでに至り、甥と議論をするも解決せず縁を切った形になった
そんな実話が私が毛嫌いする要因になっている
勧誘された宗教団体は初めから疑問がある点が満載だった
調べてみると可成りの信者がいたので、何故そんなに簡単に入信してしまうか疑問が湧き、2度本山に訪問させて頂いた
そこで知り合いの数人が労働奉祀として働いていたので更に驚いた
その後も何度も色々な方を通して勧誘があったが、全て論破しお断りした
しかし、本山で見かけた知り合いの中に高校の同級生がいて、彼は熱心な信者として活動しているという噂と共に
周りから可成りの借金をしているという噂も聞くようになった
おそらくは夫婦で入信しているのだろう
私は檀家が500軒を超える寺の総代をしているが、将来を考えると檀家の減少、引き墓の増加が見えていて暗いとしか言えない状況がある
それでも布施を増やさず莫大な寺の維持費を捻出するかについて頭を捻っている
宗教法人が非課税なのは前述の様に檀家の布施によってのみで維持されるからである
ここに目をつけた輩が訳の解らない理屈を宗義として宗教団体を立ち上げ、入信させ多額の寄付や仏像等を高額で売り付け私腹を肥やす悪徳商法は絶えていない
信者が高齢化し死亡すると布施や寄付が減り維持できなくなるのは新興宗教団体も同じ事
被害者を増やさないためにも、新規勧誘を防ぎ、経済的に破綻に追い込まない限り根っ子を枯らすことは出来ないだろう
現在は宗教法人を設立するためのハードルが高くなったが、小さく稼ぐ事はできるので注意が必要だ
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