閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

まさか、あのお方まで

2018-05-18 07:57:48 | 閃き
薬師寺の管主である村上太胤氏が女性問題で辞任したことを報じたのを聞きショックである

40歳前の青年団体の会合で初めてお姿を見て以来、時々ご縁があってお会いする機会があった

管主になられる事が決まったころも、経済団体の講演会でお元気なお姿を拝見しご挨拶させていただいた

長い間、精進されている姿勢から学ぶことが多いといつも尊敬の目で見ていただけに、今回の報道はショックだった


色即是空 空即是色

所詮この世の中には男と女しかいないのであるが、人間の業というものは修業を重ねてきた聖人でも巣くってしまうものなのだ


人生が終わりに近づき、残り時間もあと僅かと自覚する年齢

酸いも甘いも苦いも判り切っている

それでも染まってしまうこの感情、行動はどこから来るのであろうか

アダムとイブが誘惑に負けて口にしてしまった禁断の実のDNAがなせる業なのだろうか


私はそんな行動に走ってしまった師に対して軽蔑や怒りや蔑みの気持ちは微塵もない

一線を越えた後に何が待っているのか十分承知しているにも関わらず走り出した気持ちは

盲目のなせるところなのだろうと思う


残念なのは、世間に知れ渡るきっかけが、情報の公開であるという事

隠し通す手段は無かったのか、と私には師の存在の大きさが勝っている

週刊誌が発売される前に全てを辞して退かれた姿勢も、悟られていたからに違いない

これ以上、この方の後を追って穿り出さないでいただきたいと願っている



西城秀樹

2018-05-17 17:30:49 | 閃き
西城秀樹氏が急逝されたと聞き大変驚いた

同世代の私は、青春時代のシンボルである新御三家に対してはとりわけ思い出が深い存在である

月間平凡や明星を購入しては付属してくる当時の流行している楽曲の楽譜を手に入れるのが楽しみだった

ギターを弾き始めていた私にはバイブルと同じ位大切な存在で、様々なコードを覚えたり、弾き方を学ぶ為に随分お世話になった

その時代、当然アイドルの楽曲についてもよく耳にしていたし口ずさんでもいた

郷君は幼いし、五郎は青いリンゴのような明るい曲に恵まれず、派手な歌振りの女子には受けて秀樹に軍配が上がっている印象だった

ちょっとハスキーな声を交える歌い方も硬派を気取る我々も気になっていた


そして何と言っても印象があるのは「寺内貫太郎一家」である

屋根の上で歌う周平(西城秀樹)とお手伝いさんのミヨちゃん(浅田美代子)のシーンは今も思い出される

そして、あまりヒットしなかったようだが、個人的には原作が好きだった「愛と誠」

硬派な男の子の格好良さがとても印象的で、とても素面ではできない、女子から観ても憧れだったのではないだろうか


時代と共に、姿を観るのは紅白歌合戦くらいになって、おば様相手のディナーショーや歌謡ショーで活躍されていると聞いていたが

2度の脳梗塞に見舞われてからは、同世代が故の連帯感が生まれて気に病んでいたのだが

訃報を知って誠に残念で仕方がない

実父も同じく脳の病気で半身が不自由となり、健常者で亡くなった以降の辛い生活を過ごす姿が今でも脳裏に焼き付いているので、おそらく彼も同じではなかったのかと考えていた

追悼の番組を探して、今宵は思い出に浸りたい

年忌法要で気付いた事

2018-05-14 12:32:11 | 閃き
実父と祖母の年忌が重なったので、一緒に法要を行う事とした

自分で決められる年忌法要は土日などの休日に開催する事が多いが、勿論お寺のご都合も相談する必要がある

檀家の多い我が菩提寺は親子の和尚がいるのだが、1日に数件の掛け持ちも当たり前、そうしなければ全ての法要をこなすことが出来ない様子

今回の年忌は仏も新しくない事から家族だけで済ませることにした

お寺の催事場をお借りして行ったのだが、お布施は勿論二人分必要だと告げられた

本来、お布施は気持ちのものであって、お礼なのだが、その住職は遠慮も無く請求する

年忌も33回忌までが限度かなと思いつつ、50回忌、100回忌まで行う家もあると聞いて驚いた


無事年忌法要も済んで、住職と雑談した際に、子供が都市部へ出てゆき家を建てると、年老いた親を手元に引き取るのだが、その場合に墓については永代供養にしてお墓を無くすケースが増えているという

詰まり檀家が減っているという

更に、各家庭でも年忌をしっかり行っていたのだが、最近では年忌を行わない家が増えているという

年忌は死後3年(3回忌)をおこなった後は、7年、13年と3と7の年に供養を行う制度の事である

毎年の正月に寺ではその年の檀家の年忌を貼り出して、年忌法要を行うと取り除くので、行っていない家はいつまでも貼りだされて、見せものの様になっているのだが、それが半数位は毎年残るという

これは家にいる者が年寄になり収入もままならないので、承知はしているが行わないというケースである

坊主丸儲けで黙っていても葬儀や年忌法要で稼げていたが、そんな状況になってしまったからとは決して言わないが

色々と考え方ややり方を変えなければならないと言っていた

流石にこの状況では危機感を感じているのだろう


先祖を敬い感謝する心は大切で必要だが、心じゃないよお金だよと進めてきたツケが回ってきたようだ

葬儀場ビジネスで上場する会社も出てきてはいるが、いくら料金を明瞭にして安価にしても、この流れの歯止めにはならないだろう

それは人間の死というものと、それを想い慕う気持ちが理解できないと対応できないからだ

お寺離れは加速するだろう


JALよどうしたのか?

2018-05-12 10:59:18 | 閃き
マイルが貯まっているので、かみさんと二人で飛行機に乗って旅行へ行こうと考えた

しかし、採算の取れない路線を次々に廃止したり、委託したりしている関係で、マイルを使用できる国内航空チケットは限られている

大都市ならば日本全国への路線が残っているので未だ利用できるが、地方都市に住んでいるとそうはいかない

仕方なく、今回は物に変えることにした


海外への出張も大都市からの発着は多いから選ぶことが出来るが、地方都市は限られている

それも、毎日ではなく週何便という少なさである

そんな状況なので、必然的に他社を利用することになる

他社を利用すればマイルを使ってアップグレードすることもできない

つまりは地方は切り捨てられたので、他社へ乗り換えろというメッセージなのである


初めてJALで海外へ行き、マイルを貯めて幾度となく海外へ出かけていたが、それも潮時の様である

残ったマイルをものに変えたら、カードを廃止して他社に切り替えることになるだろう

残りの人生をどう生きるかを考えるときに、今まで培ってきたステータスを捨てるのは辛いものだ

ANAさん宜しくお願いします

酢キャベツ

2018-05-11 17:14:49 | 閃き
産後のダイエットにと長女が酢キャベツを始めた

腸内の悪玉菌を減らして痩せやすい体質にするためには酢キャベツが有効だと聞いてきたからだという

早速、妻や私にも毎日、毎食100gを食べろと言う

元々、酸っぱいものが苦手な私は、穀物酢からリンゴ酢に変えたものをリクエストした

しかし、香りは良くなったが酸っぱさが増して食べられなかった

そこで、今度は飲むお酢でとリクエストしたが、聞き入れてもらえなかったようだ

そこまでして効果を期待するよりも、婿と食べる休日の朝からのポテチを止めるだけで違うのにと考えるのだが、それを織り込み済みで痩せるつもりなのだろう


個人的にはコールスローが好物である

マヨラーではないが、ケンタッキー・フライド・チキンでは必ず購入する一品である

最近ではセブンイレブンのコールスローも気に入っている

春先に野菜が高騰して、食べられるのはキャベツ位だったころ、何でもかんでもキャベツを入れて食べていた

それでも春キャベツは甘くて美味しいから食べ続けていたが、この歳になると加熱するか微塵切りにした方が食べやすい


私が料理するのなら、キャベツの微塵切りと鯖缶を使った一品などいかがだろうか

毎食は無理だが、せめて夜に少しづつ食べ続ければ効果が出るかもしれないね