今年も例年と違わず、初詣は生田神社でした。元日は家で屠蘇がわりに「福壽 米米酒」を飲み、お節料理を食べながらのんびり過ごし、2日(水)にいきました。
市営地下鉄三宮駅西口を東急ハンズ側にでて、生田神社参道(IKUTA ROAD)に13:30頃に到着しました。
生田神社は初詣者数が兵庫県下一とのことで、三が日で百五十数万人になるとのことです。
参道は人で溢れていましたが、結構スムーズに本殿まで行き着くことができました。
そろそろ楼門です。
本殿が見えました。神功皇后元年(201年)に創建された春日造の重厚な社殿です。
社殿は1938年(昭和13年)の神戸大水害、1945年(昭和20年)の神戸大空襲、1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災など何度も災害等の被害に遭い、そのつど復興されてきたことから、「蘇る神」とも言われるようになりました。
もう少しで本殿です。
祭神は、天照大神の幼名とも妹の名とも和魂(にきたま)の名とも言われている稚日女尊(わかひるめのみこと)です。
あと少しで参拝場所です。
やっとお詣りできました。
お詣りが済んで楼門の方をみると、まだまだ多くの人の列が続いており、その両脇では破魔矢や護符などを求める多くの人で溢れていました。
生田神社会館の玄関口には、今年の動物十二支の『蛇』を描いた、大人の背丈以上もあろうかと思われる、大きな絵馬が据えられていました。
普段は駐車場として利用されている部分も含め、境内には多くの屋台が出店し、賑わっていました。
スマートボールや射的、くじびきなどの他、
関西では定番の「はしまき」、
屋台といえば全国的な「たい焼き」のほか、
「お好み焼き」や
「フランクフルトソーセージ」、「ジャガバター」、「居酒屋」などのテントが所狭しと並び、賑わっていました。
<和魂(にきたま)について>
和魂(にきたま)の対義語として荒魂(あらたま)があるが、これは神道における同一の神の霊魂の二面性をさしている。天変地異を起こし、病を流行らせ、人の心を荒廃させて争いへ駆り立てる神の荒々しい側面が荒魂であり、「神の祟り(たたり)」は荒魂の表れと言われている。それに対し、雨や日光の恵みなど、神の優しく平和的な側面が和魂であり、「神の加護」は和魂の表れと言われている。
【関連記事】
神戸「三宮」の町名起源
動物十二支のお話