昨日お話したJava7Update10の脆弱性のパッチ版である「Java7 Update 11(1.7.0_11-b21)」が、本日(1月14日)オラクル(Oracle)から緊急リリースされました。
オラクルのリリースノートによると、指摘があった2つの脆弱性に対処した他、Javaコントロールパネルでのセキュリティレベルの初期設定を「中(M)」から「高(H)」に変更。これにより、ユーザーが無署名のJavaアプレットなどを起動しようとすると、必ず警告が表示されるようになるとのこと。
Javaが必要な方は、現在インストールされている旧バージョンをアンインストールし、この最新版をインストールしましょう。
Java7 Update 11の無料ダウンロードは、Java.comサイトから行います。
URLは、http://java.com/ja/download/
このUpdate版をインストールすることにより、Java7の脆弱性については一先ず安心です。
そもそも、悪意あるプログラム(ウイルス)が勝手にインストールされる被害に遭うのは、セキュリティーソフトをインストールしていない上に、プラグインソフトを最新バージョンに更新しないで、脆弱性がある旧バージョンを使用し続けているのが大きな原因です。
【関係サイト】
オラクル JDK 7 Release Notes