スケルトンハウス‐きまぐれCafe

生活とビジネス

そのときの思いや状況で、いろいろなことを話し合ってきた喫茶店。きまぐれに、思いつくままに・・・

企画に欠かせない「ダイバーシティ」

2014-09-13 07:29:39 | 社会・経済

  ここで言う「ダイバーシティ」とは、複数アンテナでの受信電波選択方式や、東京 江東区 お台場の「ダイバーシティ東京」などのことではなく、ダイバーシティ・マネジメント(Diversity Management)のことです。

  ダイバーシティ・マネジメントとは、個人や集団間に存在する様々な違い、「多様性」を競争に生かすために、文化、制度、プログラムプラクティスなど、組織全体を変革しようとするマネージメントアプローチのことです。
  即ち、プログラムではなく、プロセスです。
  あらかじめ決められた手続きや数値目標ではなく、実際の取り組みのプロセスで問題点や解決策が見つけ出されるといった、長期的な観点が重視されています。


  例えば、どうやったら
TV番組の視聴率を上げられるのか。その目標に向かって多彩な意見を取り入れた結果として成功しているのが、NHKの『あさイチ』です。

・女性スタッフが「興味がない」と言ったトピックは取り上げない。
・外部スタッフの意見を積極的に取り入れ、演出のテイストが明るく華やかになった。

などと関係者は語っています。

  即ち、“徹底した顧客主義”を成功させたのが、この番組を立ち上げた制作スタッフのダイバーシティ戦略です。


  ダイバーシティ、ダイバーシティと連呼される昨今、「あさイチ」は最もわかりやすいダイバーシティ戦略の成功例だと言えます。情報番組の多くは男性目線で作られています。
  必然的に「あさイチ」に視聴者を持っていかれています。

  もちろん、ダイバーシティ戦略を成功させるには、まだまだ男社会の組織にあって、女性を重要なポジションに登用することができる男性が必要です。






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